カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

10 7月

離島の子が離島へ!「島の魅力再発見推進事業」がスタート

Posted in 未分類, 島の魅力再発見推進事業 on 10.07.15

離島体験交流促進事業がスタートして5年がたちました。

島々でも、本島内の学校でも、
事業の認知度が高まってきています。
人気の上昇とともに派遣学校は抽選になり、参加できるのは応募校のうち6~7割になりました。

人気度が高まるにつれ出てきたリクエストが、
「離島の子どもたちのための事業はないの?」という声。

市町村単位でキャリア教育や交流事業があり、本島や県外に出て体験している離島の学校もあります。粟国村や南大東村は、弊社でも東京や那覇での職場体験をコーディネートさせていただいていました。

南大東の子が京都で農業体験
(南大東島の小学生が京都でキャリア教育)

けれど、陸路で高校に行けない23島の離島のうち、そういう機会に恵まれていない小学校があるのも事実。

沖縄県の地域離島課も、「離島の声にこたえたい!」と思ったようで、今年から離島から離島へ子どもたちが派遣される事業が生まれました。

その名も「島の魅力再発見推進事業」

今年は、那覇からもっとも離れている離島のうち、与那国島、伊是名島、南大東島から小5年生が集合し、伊良部島で農漁業や民泊体験をします(*^^*)

伊良部島 漁業体験
(離島体験で、伊良部島で漁業体験するときはいつも大盛況)

実施は12月!
弊社としても初めて取り組みなので、打ち合わせを重ねながら、事業のイメージ作りをしています。

どんな体験になるか、わくわくです♪

26 6月

問題解決力を高める方法

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業 on 26.06.15

多良間島のミーズー体験。 釣りは仮説を立てて検証する(試す)の繰り返しなので、創意工夫する力や問題解決力が身に付くという効果が!

多良間島のミーズー体験。 釣りは仮説を立てて検証する(試す)の繰り返しなので、創意工夫する力や問題解決力が身に付くという効果が!

文部科学省が出している学習指導要領の中に、「確かな学力」という言葉がありました。教育現場にいない私たちには馴染みのない言葉です。そもそも確かじゃない学力ってなんなんだろう(笑)

疑問に思う人が多かったのか、FAQコーナーに、「『確かな学力』とはどのような力ですか?」という質問に対する答えが乗っていました。

これからの子どもたちには、基礎的・基本的な「知識や技能」はもちろんですが、これに加えて、「学ぶ意欲」や「思考力・判断力・表現力など」を含めた幅広い学力を育てることが必要です。これを「確かな学力」と言います。

大学や企業の人事担当者も、今の子どもについて論理的思考や問題発見力、行動力・実行力などについて課題があると指摘しています。また、全国的・国際的な学力調査では、今の日本の子どもたちは、学ぶ意欲や判断力、表現力に課題があることが指摘されています。

ここで出てきているキーワード
・学ぶ意欲
・判断力
・表現力
・論理的思考(思考力)
・問題発見力
・行動力、実行力

どんな会社でも、どんな学校でも、「確かに必要だわ~」って納得する力ばかりではないでしょうか。
今日はその中から、問題発見力に注目してみたいと思います。

「問題」とは何か

問題発見力の前に、そもそも、「問題」って何?ということについては、日本マンパワーさんがわかりやすく説明していました。
(画像は株式会社HRインステュートさんのHPから拝借)

solution-leader_1

「あるべき姿と現状の間にギャップがある」ことが「問題」となる。
そして、問題というのは「あるべき姿」が思い描けたときにはっきりと見えてくるもの。「問題」とは、ネガティブな「現象」のことではなく、「あるべき姿」とのギャップのことをいいます。「問題は常に、私たちに隣接しているため油断はできない」といった危機意識はとても大事ですが、「あるべき姿」とのギャップこそが解決すべき真の「問題」です。目に入った「問題」と思われる「現象」だけを「ただ片づけている」だけでは、真の問題解決とはいえません。いわゆるモグラたたき的問題解決になります。私たちは「あるべき姿」を意識して初めて、「問題」を定義し、解決するべき優先順位をつけることができるのです。

あるべき姿(理想の状態、夢や目標が達成された状態と言ってもいいかも)と現実の間にあるギャップが「問題」。
そして、ギャップを埋めるための解決策として挑戦するものが「課題」という感じでしょうか。

だから、問題解決力や課題解決力をつけるには、問題を見つける力(問題発見力)がまずは必要ということ。
とすると、問題解決力を高めるには、観察力を養う必要があるんですね!

問題発見力を高める3つの方法

ちなみに、先ほど「問題とは何か」を定義していた日本マンパワーさんは、問題発見力の要素として、さらに3つの力を上げています。

・観察力(やっぱり!)
・創造力
・不満に着目する力

二つ目の創造力は、画期的で斬新な考え方を思いつく力のことではないようです。もちろん、それができたらいいですが、そういうシチュエーションはあまりないですよね。そうでなくて、創造力がある人とは、「引き出しが多い人」と言えるのではないかと思います。「おばあちゃんの知恵袋」にあらわされるように、年の功という経験の多さが、引き出しの多さに比例していると思います。では新人や若者ではできないのか?というとそうではなく、読書によっても、いろんな著者の経験やノウハウを学ぶことができます。

引き出しの多い人、いろんなアイデアを出せる人というのは、どんなところでも重宝される気がします。(面白い人って引き出しが多い!)
同ページで紹介されていた企業は、「1つの問題に対して100個の答えを考える」ことをやらせることで、社員の創造力を鍛えている結果、営業力の高さに定評があるんだとか。

3つのめ不満に着目する力。これは、「自分が不満に思っていることは、おそらく多くの人も不満に思っていること」ということ。なので、自分の感情を大切にして、自分の不満に思っていることを見つけることも、問題発見力を鍛えることにつながるのだそうです。

これは新しい視点でした!
不満って、マイナスなイメージだけど、不満を見つけて解決につなげられれば、まわりの人にも喜ばれますね(*^^*)

<参考ページ>
・自分から役割を見つけて、自ら動く力を養うプログラム(粟国島 ゆしどうふ作りの例)
・観察力を養うプログラム(津堅島 集落散策、渡嘉敷島 ウォークラリー)
・発言力が高まる工夫(振り返り)

19 6月

90分で新聞をまとめる方法

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業 on 19.06.15

離島体験、3日目に行われる「振り返り」は、
離島での体験の感想や、お世話になった島の方々へのお手紙を書く時間にしています。

今回の目標は、90分で新聞をまとめる!
担任の先生がお手本を準備してくださっていました。
写真

模造紙を使って個人新聞をつくるのがスタンダードらしいのですが、
今回は時間が短かったため、A4の紙に体験毎にまとめていく方法にしたそうです。

10 6月

「民宿の民泊化」  帰ってきたくなる島を目指して

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業, あさか on 10.06.15

今年も始まりました、沖縄離島体験交流促進事業。
2015年6月3日〜5日で、今年度一発目の派遣がありました!

渡嘉敷島に光洋小学校
粟国島に大里北小学校
池間島に与那原東小学校
多良間島に漢那小学校が行きました。

渡嘉敷島では、新しい取り組みとして
民宿の方々が子どもたちのプログラム企画&運営に挑戦。

2クラスの子どもたちが4つの民宿に分かれ、それぞれの場所で料理体験をしたようです。さかな捌きもやったそうなので、子どもたちが盛り上がっている様子が目に浮かびます。聞くところによると、子どもたちだけじゃなくて民宿の方々が楽しんでいたそうですよ(*^▽^*)ロジスタッフの沖縄ツーリストさんが、「民宿の方々が活き活きしていましたよ〜」という報告をしてくれました。

離島体験交流促進事業では、民泊の推進も行っていますが、渡嘉敷島のように、もともと島に民宿がたくさんあって、民泊を始めたいと思っていない島もあります。

一方で、修学旅行の民泊需要は高まっているのも事実。

そこで、事業で取り組んでいるのが民宿の民泊化です。
それは、「民宿」で民泊のような人の温かさを感じる体験づくりです。

子どもたちを「お客さん」としておもてなしするのではなく、民泊のお父さん&お母さんのように、子どもたちと接します。「ごはんだよ?!これこれ運んでね!」とお手伝いさせる、子どもが悪いことをしたら叱る。料理体験や、貝づくり体験などを一緒にやる。

本当に民宿の方と子どもたちの距離が縮まったときには、2泊3日の最終日に、子どもたちが寂しがります。「島楽しかったー!帰りたくなーい!」というだけでなくて、「民宿のお母さんお父さんと離れるの寂しい」と言ってしょぼんとしたり、中には涙を流して民宿の方々と抱き合うことも。民泊ではよく見られる涙の別れが、民宿でも起こるんです(*^^*)

そうなってくると、島のリピーターになる確率もぐんっと高まる気がします。

修学旅行生のうち、また島に戻ってくる生徒は1%くらいなのかもしれません。けど、毎回の修学旅行から1%の生徒たちが戻ってくるようになったら?

その1%のファンをつくるために、子どもたちが島で出会った人を、かけがえのない人と感じるような体験づくりを目指しています。

渡嘉敷島の今回の取り組み(民宿で料理体験)から、新しい渡嘉敷島ファンをつくるお手伝いができそうです!

渡嘉敷島の離島体験の様子は、琉球新報さんに取り上げていただきました〜
20150610【離島体験】渡嘉敷で島体験[琉球新報]

10 6月

「民宿の民泊化」で新たな離島ファンを増やす

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業 on 10.06.15

2015年6月3日~5日で、今年度一発目の派遣がありました!

渡嘉敷島に光洋小学校
粟国島に大里北小学校
池間島に与那原東小学校
多良間島に漢那小学校が行きました。

渡嘉敷島では、新しい取り組みとして
民宿の方々が子どもたちのプログラム企画&運営に挑戦。

2クラスの子どもたちが4つの民宿に分かれ、それぞれの場所で料理体験をしたようです。さかな捌きもやったそうなので、子どもたちが盛り上がっている様子が目に浮かびます。聞くところによると、子どもたちだけじゃなくて民宿の方々が楽しんでいたそうですよ(*^▽^*)ロジスタッフの沖縄ツーリストさんが、「民宿の方々が活き活きしていましたよ~」という報告をしてくれました。

離島体験交流促進事業では、民泊の推進も行っていますが、渡嘉敷島のように、もともと島に民宿がたくさんあって、民泊を始めたいと思っていない島もあります。

一方で、修学旅行の民泊需要は高まっているのも事実。

そこで、事業で取り組んでいるのが民宿の民泊化です。
それは、「民宿」で民泊のような人の温かさを感じる体験づくりです。

子どもたちを「お客さん」としておもてなしするのではなく、民泊のお父さん&お母さんのように、子どもたちと接します。「ごはんだよ~!これこれ運んでね!」とお手伝いさせる、子どもが悪いことをしたら叱る。料理体験や、貝づくり体験などを一緒にやる。

本当に民宿の方と子どもたちの距離が縮まったときには、2泊3日の最終日に、子どもたちが寂しがります。「島楽しかったー!帰りたくなーい!」というだけでなくて、「民宿のお母さんお父さんと離れるの寂しい」と言ってしょぼんとしたり、中には涙を流して民宿の方々と抱き合うことも。民泊ではよく見られる涙の別れが、民宿でも起こるんです(*^^*)

そうなってくると、島のリピーターになる確率もぐんっと高まる気がします。

修学旅行生のうち、また島に戻ってくる生徒は1%くらいなのかもしれません。けど、毎回の修学旅行から1%の生徒たちが戻ってくるようになったら?

その1%のファンをつくるために、子どもたちが島で出会った人を、かけがえのない人と感じるような体験づくりを目指しています。

渡嘉敷島の今回の取り組み(民宿で料理体験)から、新しい渡嘉敷島ファンをつくるお手伝いができそうです!

渡嘉敷島の離島体験の様子は、琉球新報さんに取り上げていただきました〜


(クリックで拡大)

26 5月

2015年5月26日(土) 太平洋・島サミット 水資源保存で立法を(琉球新報)

Posted in 未分類 on 26.05.15

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15 5月

【離島体験】宮古島の狩俣に行ってきました

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業, 離島体験交流, あさか on 15.05.15

2015年5月11日、宮古島 狩俣地区に行ってきました(#^^#)
台風が近づいていて、「もしかしたら帰りの飛行機飛ばないかも!?」とドキドキのなかで宮古島入り。

離島体験交流促進事業の打ち合わせでした。
昨年度、初めてやってみた「黒糖作り体験」が小学生たちに大好評☆だったようで、今年はそれを強化して、商品化までできるようにしましょう!と盛り上がり(*’ω’*)

離島体験交流促進事業は、離島の活性化の事業なので、
その名の通り、活性化につながるような取り組みをするんですが、
島が活性化する仕組みをつくるには、かなり労力がかかります。

すぐに収入に繋がるわけではないので、
「どうやったら島の活性化につながる???」
「どうやったらたくさんの人たちの喜びや収入につながる???」
て考えながら本当に地道に地道に進んでいきます。
やることは地味だし、大変だひ、めんどくさいと思うこともたくさんあると思います。

それが「負担」になってしまうことも大アリで。
だんだん、「持ってこられた仕事だからしぶしぶやっている」状態に・・・。

これは他の島でも起こることです。
ですが、それじゃあうまくいかないので、
みんなで話し合いをする場をつくって、
「なんのためにやってるんだっけ?」
というのを何度も思い出して、確認する時間をつくるように心掛けています。

宮古の狩俣地区は、離島体験交流事業で民泊を始めて、4年目になりました。
子どもたちを宿泊させることに慣れてきた時期。
質の向上に取り組みながら、「狩俣に行きたい!」という一般のお客さんや修学旅行を増やしていくための取り組みに移る時期だと思います。

島の人たちが「やりたい!」と思うような仕掛け。
話し合いをしながら見出していきたいと思います(*’▽’)

13 5月

2015年5月13日(水) 常務に屋宜氏昇任(沖縄タイムス)

Posted in メディア掲載, 開梨香関連記事 on 13.05.15

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13 5月

2015年5月13日(水) 常務に屋宜氏昇格(琉球新報)

Posted in 開梨香関連記事 on 13.05.15

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06 4月

【南大東キャリア教育】子どもたちが輝く瞬間★

Posted in ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 06.04.15

3年間やらせていただいた、南大東村のキャリア教育支援事業「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」が、この3月で終わりました!

入社して初めての担当事業で、最初は見積書の作り方もわからず、どうやってプロジェクトを進めたらいいのかもわからず・・・という状況だったのですが、思い返すとあっという間の3年間でした。

久しぶりに初年度(平成24年度)の資料ファイルを開けてみたら、ぐちゃぐちゃでびっくりしました(笑)1年前の書類でも、自分で作ったくせに意味がわからないものがあったり(@_@。
それだけ成長させていただいたってことなんだなと思います。

のうえん ボロジノ

この事業では、子どもたちの可能性というものに深く気づかされました。職場体験やワークショップを通して、これまでの学校生活では見えてこなかった子どもたちの才能が表に出てきて、先生方がとってもびっくりします。生徒自身が自分の良さに気付いたことで、自信が芽生えた瞬間も見ることができました。笑顔が輝いていました(*^▽^*)

ワークショップや講演会で講師の方々をお連れすると、どの方も南大東の子どもたちの素直さに驚かれるんですね。それは、親御さんや島の方々に愛情たっぷりに育てられていることと、赴任する先生方のご指導が素晴らしいからだと思います。

そんな子どもたちなので、東京や京都で職場体験をするといろんなことを一気に吸収します。子どもたちの感想文を見ると、どんなことに気づいて、それを見て自分はどう思ったのか、これからどうしたいのか、ということがしっかり書かれています。

体験中は、生徒たちがボーっとしているように見えたこともあったので、「大丈夫かな。ちゃんと学んでくれるかな(汗)」とあたふたしたこともあったんですが、実はいろんなことを考えているんですね。私自身が反省しました。

こーぷ 中学校職場体験

15歳になったら親元を離れ、島を離れないといけない子どもたちなので、夢を持って、好きなことや得意なことをやって、やるべきことはしっかりやる。目の輝きはそのままに、いろんなことに挑戦していく子どもたちになってくれたらいいなと思います。

この事業が終わった分、子どもたちに会える機会も減ってしまうのが寂しいですが、facebookで繋がっている子たちもいるので、これからも応援したいと思います(・ω・ノ)ノ