台風21号の影響で、延期かと思われた南大東島への遠征、サイエンスキャラバンメンバーの子ども達のへの想いが届いたのか、予定通り南大東島への飛行機は離陸しました。
到着後すぐに向かった南大東小学校では、一年生から六年生までの全児童が「たのしい授業」の始まりを待ちわびていました。
元気いっぱいの子ども達の挨拶で始まったいっきゅう博士のサイエンス授業。
キーワードは「落下」。
モノが落ちる不思議を学ぶ事で、宇宙での無重力や地球の引力の仕組みがわかります。
お弁当などに使われるアルミのカップと、紙のカップを高い所から同時に放した時、どちらの方が早く地面に到達するか?木のハンマーと鳥の羽ではどうだろう?また、無重力の中ではどうなるだろう?
「間違えてもいいんだよ。さぁ、考えてみよう。」と、こども達と一緒に仮説を立て、宇宙やスペースシャトルの映像と共に実際に実験をして答えを導きだしまします。
考えた通りだった子も、外れてしまった子も「そうだったんだ。」「なるほど。」という具合に目を輝せ笑顔で授業を楽しむ姿がありました。
子ども達から頂いた感想も高評価で、「スペースシャトルに乗って宇宙に行きたいです。いっきゅう先生、大東島に来てくれてありがとうございました。」というものから「また、授業を受けたい。いつか月に行ってバク転をしたい。」といった、授業の感想だけでなく、宇宙への想いを綴る子も多くいました。
南大東島の先生方、こども達、たのしい時間をありがとうございました。