12月3日~4日にかけて、サイエンスキャラバン隊が粟国島の粟国小中学校へ!!
今回のメインは、いっきゅう先生のサイエンス授業!
小学校1年生~6年生向け、中学校1年生~3年生向けと、
それぞれ90分ずつ「宇宙」についての授業を実施してきました(*^^*)
間違っても、イイんだよ!
「この答えが分かる人、手を挙げてくださーい」と、こう先生から問いかけられて、
答えが分かっていても手を挙げられなかった経験はありませんか?
・・・私はあります。
間違っていたら恥ずかしいしなぁと自信が無くて、手を挙げられなかったっけ(^_^;)
子どもたちのそんな気持ちを見透かしているかのように、いっきゅう先生は言います。
「予想が合っていることが大切なのではなくて、予想を立てることが大切なんだよ」
「予想を立てれば、賢くなれるよ」
間違っててもイイんだ!
そう気付いた途端、どんどん授業に積極的になる子どもたち。
「まずは考えて、そしてやってみてごらん」と、そんな子どもたちを見守るいっきゅう先生。
″落ちる″不思議を体感できるおもちゃくるりんを手にしながら、
「これ、縦にして落とすのと、横にして落とすのとだったら、どっちか早く落ちるかな?」と考え込む小学生、
「もっと高いところから落としたらどうなるんだろう?」と2階に上がっていく中学生、
″気になる″、″知りたい″の種が子どもたちの数だけ生まれて、花を咲かせていました。
「宇宙ができる前には、何があったんですか?」
授業終了後の質問タイムでは、中学生から鋭い質問も!その一つ一つに喜友名先生は丁寧に答えていきます。
解散後に、質問タイムで質問できなかった生徒たちがいっきゅう先生を囲む場面も…
いっきゅう先生、みんなの″気になる″スイッチを思いっきり刺激したんですね!
授業終了後には、子どもたちから嬉しい感想をもらいました(*^O^*)
「今回初めてサイエンスキャラバンをして、宇宙のことや、
地球だからできるつくりものの実験をしました。いろいろな飛び方や落ち方がありました」(小5)
「いっきゅう先生に会えてよかったです。としょかんで若田さんの本を読みました」(小1)
「またこの小さい離島、粟国に来て、楽しい授業をしてください」(中1)
「今日、宇宙のことを知って、空気がないと落ちる速度か変わらないことを知り、
いつか大人になって宇宙へ行ったら僕も実験してみたいなと思いました。
また僕が学者になったら、宇宙の中に地球のような美しい星が見つかったら、見に行きたいと思いました」(中1)
さぁさぁ、これからがスタート!
粟国港では、「歓迎」の旗と共に教頭先生にお出迎えいただき、
粟国小中学校では、幼稚園から中学生の子どもたちと一緒に給食を食べる機会を作っていただき・・・・
と~っても暖かく歓迎していただきました(涙)!
粟国島の子どもたち、先生方、島の皆さん、本当に有難うございました。
粟国島ならではのサイエンス授業づくりの調整や、
事業終了後にも地域の科学コーディネーターとして活躍してもらいたい方への打診など、
授業の実施以外にもたくさんたくさん島の皆さんにお世話になりました♪
前回での調整訪問に続き、少しずつ前に進み始めたサイエンスキャラバンin粟国島。
サイエンスキャラバン隊にとっては、今回はまだまだスタート地点に過ぎません!
1人でも多くの島の子どもたちが科学のめくるめく魅力にふれられるよう、
先生方や島の皆さんと一緒に、3年間をかけて粟国に合った仕組みづくりを進めていければと思います(*^^*)