カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

27 2月

伊江島の海水を使って 小5「もののとけ方」の実験

Posted in 沖縄県公衆衛生協会 on 27.02.14

伊江島の海水を使って 小5理科「もののとけ方」の実験をしました

地域の人々が先生になって
子どもたちに理科の楽しさをおしえてくれる深まりキャラバン。
今回は公衆衛生協会の岸信さんが伊江島に行って来ました^^

伊江島で塩作りをしている
「みーぐる工房」の古堅さんが、
伊江小学校で授業をしたそうです。

5年生の単元「ものの溶け方」に合わせて、
海水を使って水の中に溶けている塩を観察する実験です(*^^*)

まずは

濃縮海水をカセットコンロで熱して、塩を取り出します。
今回は2つの鍋を用意して、
①水分がなくなるまで熱する
②途中で熱するのをやめる
という比較実験をすることにしました。

濃縮海水を熱すると、

数分のうちに表面が白っぽくなってきます。

この白いものは、ミネラルなんだそう^^

一度水の中に溶けた食塩ですが、
溶けたものは無くなったのではなく、
見えなくなっただけなんだということを確認しました。

塩は、なるべく弱火で煮るほうが美味しくなるらしく、
古堅さんが子どもたちに
ちょうどいい火加減をアドバイスしていました^^

20分も経つと、ずいぶん水分が飛んで、
はっきりと塩が見えるようになります。


もう一方の鍋は、
水分が少し残った状態で火を止め、
鍋の中で温まっている海水をコーヒーフィルターで濾過します。

絞った時にでてきた水を舐めてみると

に、、にがいっっ。

この苦い物体は「にがり」。
にがりの苦さはカリウムとマグネシウムの味なんだそうです。
この苦みのおかげで忘れないかも~(笑)

身近なものの科学を
地域の人と一緒に子どもたちに教える
サイエンスキャラバン。

今回は伊江島からのレポートでした(*^^*)

11 3月

新川川と石垣の海のヒミツとは??

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 11.03.13

石垣島での深まりキャラバン第一弾が先日新川小学校で行われました♪

今回は6年理科の「人と環境」の単元の中で授業を実施しました!
講師に海洋生物の調査やサンゴの植え付けなどをされている(有)海游の吉田さんに来ていただきました。

今回のテーマは「新川川と石垣の海のヒミツを学ぼう!!」
まず1時間目は”新川川のヒミツ”についてです。

みんな真剣に石垣にある新川川と名蔵川の川筋をトレース。
さて、2つの川から何か見えてきたかな??
実は・・・新川川は自然の川ではなく生活排水を流すための人工の川なのです!
私たちが普段流している生活排水がどうなっているのか
CODパックテスト(簡易水質検査)を使って水道水と新川川の水を比べてみました!
新川川の水は生活排水が流れ込んでいることで、かなり汚れていることがわかりました。
実はこれが石垣のきれいな海にながれているんだって・・・

ということで、2時間目は新川川の水が流れ込んでいる先の海
”石垣の海のヒミツ”の学習です。
海藻、海草(今回の授業ではそれぞれ「かいそう」と「うみくさ」と呼んでいました)の観察・スケッチを通して
海の中での海藻、海草の役割や生活排水が海に及ぼす影響などを学習しました。
子どもたちに海藻、海草に愛着を持ってもらおうと
「海藻、海草に好きな名前をつけていいよ」と吉田さん。
「アフロ君」や「みどりちゃん」など思いおもいに名前を付ける子どもたち

観察してくれた海藻、海草は海ではとても重要な役割を果たしているということを吉田さんが話してくださいました。
”海のゆりかご”として魚が卵を産んだり、稚魚が育つ場所になっていたり、
”海のおそうじ屋”として赤土が海に流れ込んできたときに吸収するフィルターの役割などになっています。

それでは、生活排水が海に流れ込むことで海藻、海草はどうなるのでしょうか・・・
「海藻、海草が死んじゃう」と答えた子どもたちが多かったのですが、
実は・・・
生活排水には海藻、海草にとって栄養分となるものが多く含まれており、
これによって異常繁殖する恐れがあるのです。
講師の「海藻、海草が増える」という言葉にみんな驚きでした!

では、海藻、海草が増えるから海にとってはいいことでは??と思いますが、
異常繁殖することで海藻、海草が大量死し、分解される前に腐ってしまうことで
結果、海を汚すことになるそうです。

なにごとにもバランスが大切
そのバランスを崩さないためには私たちに何ができるだろうか??
というところで講師の吉田さんの授業は終了です。

「今すぐ答えをださなくていいので、このことを頭のどこかで覚えていて大きくなったときに一人ひとりが行動できるようになって欲しい」
と吉田さん。
この授業をきっかけに将来沖縄の環境について取り組む人が新川小学校から出てくれると素敵ですね!

今回は講師の話あり
実験、観察あり
そして、一人ひとりが自分たちの地域のことについて考える
良い授業になったと思います。

協力してくださった(有)海游さん、新川小学校のみなさん、ありがとうございました(*^^*)

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15 11月

鹿児島研修

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 15.11.12

地域素材を活かしたプログラム作りのワークショップに参加するため、鹿児島に行ってきました!!

今回の研修は鹿児島市内にある、かごしま環境未来館で行われました。
かごしま環境未来館は環境問題について楽しく学び、環境に配慮した生活や行動ができるよう、参加体験型の環境学習講座やエコクッキング教室などの実施をしています。

今回の研修はかごしま環境未来館のスタッフ研修で、私たちは特別に参加させていただきました!!
講師をしてくださった方は金田裕子さん、松原雅裕さん。
地域の素材で学びの場を作るためにプログラム作りやワークショップなどの活動をされています。
今回の研修内容は
・作成したプログラムを客観的に観察し、改善点を探る
・プログラムを周知するためのチラシづくり
・相手にどう伝えるか
などなど、私たちが現在進めている深まりキャラバンとリンクすることが多くある内容でした。

1日目~2日目の午前中 にかけては環境未来館の方々が昨年と一昨年前に作成したプログラムを改善し、さらに良いものにする作業です。
客観的にモノを作るって意外と難しい…
どうすればプログラムを円滑に進めることができるのか…
スタッフ、そして私たちメンバー一同真剣に意見交換をして、改善点を見つけていきました♪

2日目午後
プログラムの改善が一通り終わったところで今度はプログラムを周知するためのチラシづくり。
ここでのキーワードは『どう伝えるか』です。
実際に雑誌を見ながら、誰をターゲットにしているのか、何を訴えているのか、配色にどのような工夫があるのかなど意見を出し合いました。

3日目
最終日はプログラムを紹介するときに、相手にどう伝えるか各グループごとの意見を出し合いました。
前日に学んだことを活かして、
ターゲットはどうするか、何をメインに伝えるのかなどなど、各グループの意見を聞くことができました。

午後からはやねだん”と呼ばれている鹿屋市柳谷町へ
過疎化、高齢化が進む村で、15年前から「行政に頼らないまちおこし」の中心として活動をされている豊重さんのお話を伺ってきました♪
組織をどう作り、どう動かすか、自主財源をどこから引き出すか、そして、どう還元するかの大切さ。
子どもたちをどう巻き込んでいくかというお話を伺いました。

4日目
最終日は姶良市にあるくすの木自然館へ
霧島錦江湾国立公園の敷地に重富干潟小さな博物館があり、干潟に住む生き物の説明がいっぱい!!
干潟の保全から始まった活動が子どもたち、地域の人たちを巻き込んで広がり
以前は荒れていた海岸も今ではきれいになり、人が集まるようになったそうです。

今回の研修を通して学んだことをサイエンスキャラバン事業に活用できるようにしたいと思います!

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12 11月

島素材発掘in与那国島

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 12.11.12

島の素材を使って子どもたちがサイエンスに触れ合えるように
素材発掘に今度は与那国島へ行ってきました!!!
今回は主に島素材調査ということで島内視察を主に行いました。

まずは陶芸家さんにお話を伺ってきました。
こちらの陶芸家さんは地域の学校に入り、陶芸教室をされているそうです。
さらにその中にサイエンス的な視点を入れて、粘土や油薬の種類によって仕上がりに違いがでるので、そのことについて説明ができるのではないかとお話させていただきました。
陶芸家さんからも「本来焼き物は科学的なもの」とおっしゃっていたので、面白い授業ができるのではと感じました!

その次は崎元酒造さんへ

崎元酒造さんでも生徒対象に工場見学の受け入れをされているそうです。
お酒の発酵の部分でも理科の授業に取り入れられるのでは?!
ということで、日程を調整しつつお話を進めていけたらと思っているところです。

また、与那国中学校で行われた伝統芸能発表会に行って、子どもたちの輝く姿を見てきました。
与那国中では、中学卒業後島を離れる子どもたちに、島のことを知ってもらいたいと、
踊り、方言、棒術、与那国織のグループに分かれそれぞれ活動を行っています。
またそこから、与那国織の過程にある”染め”の部分でも理科の授業につなげられるのでは?!とヒントをいただきました。

その他にも与那国には島の素材がたくさんありました!!
ヨナグニサン(アヤミハビル)という蛾もその一つです。
ヨナグニサンとは世界最大の蛾で、日本には八重山諸島にのみに生息しています。
絶滅危惧種に指定され、数を増やすための取り組みが行われています。
また、地域の小学生を対象に観察会などの体験学習も行われています。
こちらは、生物の単元の中で何かできないかなと思っています。

同じ生物の単元としては、与那国馬もあります!!
与那国馬は日本在来馬で、サラブレッドに比べるととても小柄な馬です。
地域の小学校では乗馬の活動があり、運動会のプログラムで乗馬が披露されるようです!!
馬についてもサイエンス的な視点(例えば人間と動物の体の仕組みの違い)で授業ができるのでは?!

今回与那国島を回って感じたのは、
島内の素材が多くあることです!!
そこにサイエンス的視点から授業を作っていくということで、
私たちもどのように理科の授業に島の素材を活かすことができるか、研究しなければ!!

今回ご協力くださった皆様、ありがとうございました(^^*)

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26 10月

島素材発掘in石垣島

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 26.10.12

島の素材を使って子どもたちがサイエンスに触れ合えるように
素材発掘に石垣島へ行ってきました!!!

1日目
地元の情報雑誌”やいま”を出版している南山舎さんへ
「八重山応援団」として、八重山の人物や文化、イベント、お店など八重山の情報が満載♪
南山舎さんなら地元八重山の人々、お店の情報が得られるかも?!ということでお伺いし、情報収集してきました。
そしてわたくしごとですが、逆取材を受けることに!!
急なことで焦りましたが、これもいい思い出になりました(*^^*)

続いては石垣第二中学校へ
理科担当の先生にお話しを伺ってきました。

新指導要領で新しい単元が入ってきており、先生方もどのように授業を進めていけばよいか頭を悩ませているとのこと。
新たに入ってきた単元を中心に、各分野でお仕事されている方にどのような授業をお願いできるのか、
その後、先生方対象の研修会が持てるかどうか、ということについて意見を出し合ってきました。

1日目最後は地域活性化のために活動をしている方々にお会いしてきました。
お仕事の傍ら、まちづくり会議やファシリテーター養成講座に参加されているようで、
島の子どもたちにもっと島のことを知ってほしい!!
という想いを伺い、熱く語ってきました。

2日目
沖縄電力さんへ行ってまいりました。
今回お話を伺って初めて知ったのですが、
与那国と波照間にはそれぞれ発電所があるそうです!
その他の離島には海底ケーブルを利用して電力を送っているとのこと。
これは離島ならではですよね。
『このことを授業の中でお話いただけると面白いかも!!』と考えながらお話を聞いていました。
また、最近ではエネルギー問題が世界的問題にも発展しており、
そのことについて話を広げてもまた面白い授業が作れるのでは?!と思っているところです。

そして続いては石垣市、竹富町の校長会へ事業説明をしに行ってまいりました!
多くの校長先生方がいる中、緊張しながら深まりキャラバン事業の説明をしてまいりました。

その後は、まつをレディースクリニックさんへ
今回お会いした助産師さんはNPO法人を立ち上げ、活動の一環として中学校、高校で思春期教室等を開き
「生きるための性」や「自己決定の重要性」について講話をされているそうです。

すでに学校に出向いているということですが、
今回サイエンスという視点から新たに授業が作れるかどうかお話してきました。

2日目最後は、電化製品を扱っているライフページすながわさんへ
小学校、中学校それぞれで”電流”についての単元があるので、その中でご協力いただけないかお話を伺いました。
話を進めていく中で、仕事としていることをどのような形で授業に落とせるのか、
どのような内容だと子どもたちの興味を引くことができるのか…
様々な意見が飛び交っていました。

3日目
最終日の午前中は石垣の塩さんへ
石垣の塩さんでは「海水から塩を取り出そう!」ということで主に観光客の方を対象に『塩づくり体験』をされているそうです。
七輪を使って、木炭で熱を加え、撹拌すること1時間…少しですが塩を取り出すことができるそうです!
これを授業の中でやってみても面白いかも!!
また、同じ”塩”でも製法が違うと味も違うことを実感!!
製法が異なることで塩に入っているミネラルやナトリウムの濃度が違い、それが味に左右しているとのこと。

説明をお聞きしながら、塩の味比べや塩をつける前のお野菜の味とつけた後のお野菜の味比べなども面白いかも?!と想像を膨らませていました。

石垣島最後は海のもの山のものさんへ
島胡椒といわれるヒパーチや島唐辛子を使った香辛料、ハーブなどを扱っております。
シークヮーサーを使ってジャムに使う果物の色を鮮やかにすることや、
道端に生えている草花や実も食べられるものがたくさんあるなど興味深いお話を聞かせていただきました。

この3日間たくさんの方とお会いし、お話を伺った中で、
すでに地域のいくつかの学校とつながり、授業を実践されていることがわかりました。
しかし、今回はサイエンスということで、理科的視点から新たな形として授業を作っていければなと感じました。
今回ご協力くださった皆様、ありがとうございました(^^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

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24 10月

宮古島へ(partⅡ)

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 24.10.12

台風21号の影響で出発が危ぶまれましたが、再び10月18日、19日に宮古島のNPO、学校、関係機関へ「離島プロジェクト」の説明に行って来ました。

1日目

まず最初は宮古島環境協会の方と池間島のNPO法人いけま福祉センターさんへ。           今年は台風が多く、高校生の民泊受け入れの予定も延期となり、そのような対応で忙しい中での訪問となりました。池間島のみなさんは、総合学習や地域活動で、学校現場とこれまで様々な連携を行っています。「サイエンスキャラバン事業離島プロジェクト」とも一緒に地元の素材を生かした地元サイエンスやシマのサイエンスを作っていくことを話し合いました。まずは第一歩です。

ここでちょっとブレイク!!

NHKの朝の連ドラのオープニングで使われている浜です。 潮が満ちていて分かりにくいですが型に岩がくり抜かれています。

http://www1.nhk.or.jp/juntoai/

 

 

 

 

 

 

 

午後最初の訪問先は、宮古青年会議所です。事業の趣旨説明をし、ご協力をお願いしました。「宮古島エコフェスタ2012」の準備でお忙しい中、熱心に話を聞いていただき、とても関心を持たれたようです。これから宮古島市内の企業のみなさんと一緒にサイエンスプログラムを作っていけたらと思います。

次の訪問までに、時間があったので翌日に予定していた1月12日のイベント会場である「宮古島市中央公民館」を見学しました。メインの大ホールは800名収容することが出来るため、10くらいのコーナーに区切って出展できそうです。

本日最後の訪問先は、宮古教育事務所です。理科担当の指導主事の方とお会いしました。主旨説明のあと、私たちがこれまで作ってきた企業など民間の方々のノウハウやスキルを活かした理科授業プログラムについてもお話しさせていただきました。そこで、同様に宮古島でもこのようなプログラムを作っていきたいという私たちの考えを説明させていただきました。指導主事の方からは、授業プログラムに関して丁寧に作られていますねと言ってくださいました。そして宮古島市では生活につながる、実践につながる・学び学習意欲の向上をはかるためのキャリア教育を推進しようとしてるので、この事業と「離島プロジェクト」との連携ができるのではと嬉しいお話をいただきました。このような取り組みを確かなものとするためには、学校と地域を結ぶコーディネーターの役割がとても重要になる。しかし、そのような人材をどうやって確保するかが今後の課題という現状認識も共有していることを確認しました。でも、多彩な人材がそろっている宮古島だったらきっと大丈夫でしょう。

2日目

最初の訪問先は、福嶺中学校の校長先生に面会し、離島プロジェクトの趣旨説明を行いました。また、福嶺中学校では総合学習の時間で取り組んでいる「桃源郷(ユートピア)プロジェクト」があるそうです。「福嶺をもっとよく知ろうよ、足元を掘ろうよ」を合言葉に、先生方全員で作られているそうです。地域の言葉を学び、地域に貢献された人々について知り、地域の自然や産業・文化について学ぶ、とても充実した内容に本当に驚きました。校長先生からは「桃源郷(ユートピア)プロジェクト」をもっと充実させるために「離島プロジェクト」との連携を考えたいと嬉しいお言葉をいただきました。帰る際には理科の先生にもご挨拶ができました。次回訪問時は、先生方と具体的な取り組みについてお話ができればと思います。

次の訪問先は、宮古島市教育委員会生涯学習課です。
小学校で実施している「放課後子ども教室事業」の担当の方と、子ども教室コーディネーター6名が集まってくださいました。
子供教室は学年、利用時間も異なるため、みなさん、いろいろ工夫されていることに頭が下がりました。「離島プロジェクト」で作っていく科学プログラムも、放課後子ども教室のメニューで活用できるように考えたいと思います。子ども教室コーディネーターのみなさん、よろしくお願いします。

 

12時はとっくに過ぎていますがお昼抜きで市役所企画政策部へ。
企画調整課地域振興係の調整官の方に主旨説明を行いました。こちらの地域づくり担う「エリアコーディネーター」のお話をうかがいました。エリアコーディネーターのみなさんと連携して科学プログラムを作っていく可能性についてなどいろいろ助言をいただきました。地域づくりの立ち位置で、「離島プロジェクト」を見るといろいろ面白い気付きが生まれてきます。このプロジェクトで学校を通して地域のみなさんとの連携ができればと思いました。

 

今回最後の訪問先は、株式会社新生建設コンサルタントさんです。地質・地形の専門家です。                           宮古島は石灰岩から出来ている島です。この島の成り立ちを知り学ぶプログラムは、シマのサイエンスの重要なポイントです。そのためにも「離島プロジェクト」のプログラムに、この分野の専門の方が参加していただくことが必要になります。プロジェクト内容の説明を行い、いろいろ意見交換させていただきました。そして、このプロジェクトへのご協力を快諾していただきました。ありがとうございます。また、宮古島で見られる「大野越粘土層」は石灰岩からではなく大陸から風によって運ばれてきたものが堆積してできたことなど興味深いお話しでした。プログラムを考えるうえでの大切なヒントです。

 

いうことで、今回の業務は終了です。レンタカーのガソリンを満タンにして、16時過ぎ売店でお弁当(ちょっと侘しい)。しかし、実りある出張でした。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

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17 10月

宮古島へ

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 17.10.12

島の素材を使って子どもたちがサイエンスに触れ合えるように
素材発掘に宮古島へ行ってきました♪

1日目 宮古島到着ー!
さっそく宮古森林組合さんとの打ち合わせへ
イベント等で子どもたちを対象に植物についての説明や育林等の活動をされているそうで、
「島の環境について子どもたちに伝えたい!」という想いを伺うことができました。
また、高校生の職場体験で炭作りをされているそうで、
『それは授業で使えるのでは??』と早くも素材発見?!

続いては仲原(なかぱり)鍾乳洞の洞主である上里さんとの打ち合わせ。
上里さんとしては子どもたちに自分の地元のことを知ってもらい、
いずれ内地に出たときに、「宮古島はこういうところだ」と伝えるメッセンジャーになって欲しいとおっしゃっていました。


上里さん自身、鍾乳洞の保全やまちづくりや地域づくりに努めており、
面白いアイディアがいっぱいで、これを子どもたちにも伝えたい!!そう感じました。

1日目の最後は宮古実業高校へ
私は今回初めて知ったのですが・・・
循環型農業の確立をめざして宮古実業高校環境班のみなさんが『日本そば』作りをされていたそうです!
沖縄=沖縄そばですが、沖縄で『日本そば』ってとても新鮮。
今回は島内及び出前授業の情報収集ということでお話を伺ってきました。

 

2日目!!
午前中は一級建築士の伊志嶺さんを訪ね、お話を伺いました。
伊志嶺さんは『宮古に適した住まい』づくりをされており、島の環境を意識したエコハウスづくりなどもされています。
また、水の硬度調整をしたときに出てくるカルシウムなどの廃材を、壁材などへの再利用を考えているとのこと。
一同「スゴイ!!」の一言。

その次は、アロエを使って飲料水や化粧品作りをされている、コーラルベジタブル株式会社さんへ
さっそくアロエを切っていただきました!
アロエは切って、細かくするほどドロドロに・・・
これは授業で使える!!とアイディアがいろいろ飛び交っていました!

続いては来間島へNPO法人ウムヤス来間島の方々にお会いしてきました。
宮古島の地下層はどうなっているのか、実際に実験をみていただきました。

 

そして3日目、最終日!
宮古市内の小学校で放課後子ども教室のコーディネータさんにお会いして、
放課後子ども教室での活動の様子や島の子どもたちや学校の現状について伺ってきました。
その方は自身で農業もされていて、ドラゴンフルーツの赤と白では受粉の仕方が違うなど、
とても興味深いお話をお聞きすることができました。
これも授業で使えるかも!!

その後は宮古島探検へ!
ガーと言われる湧水のポイントへ

また、昔あった「アブ」という、雨が降るとそこから地下に水が入っていくという穴を探しにもいきましたが・・・
「これかな??」というものはありましたが、確認はできず・・・残念。

 

今回は3日間かけて宮古島の方々のお話を伺ってきました。
みなさん島の環境について関心がとても強いこと、
それを島の子どもたちに伝えたい!と想いがあることを実感してきました。

また、宮古島には教材になる素材がたくさんあることを確認。
それをいかに授業の中に入れ込むか、
これから話し合いを重ね、島の素材を活かした授業づくりに取り組んでいきたいと思います(*^^*)
今回ご協力くださった皆様、ありがとうございました(^^)

 

 

 

 

 

 

 

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10 10月

伊江島たっちゅー

Posted in 沖縄県公衆衛生協会, 未分類 on 10.10.12

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