11月17日(月)~19日(水)の日程で
多良間島にバイリンガル教師がやって来ました!!
その目的はズバリ、多良間中学校の子ども達の英語への
取り組みをサポートするためです。
多良間島は2011年からALT不在の状況が続いており、
子ども達は普段ネイティブの英語に触れる機会がありませんでした。
そこで、弊社がKDDI・沖縄セルラーさんと共同で進めている
『沖縄離島 15の春 旅立ち応援プロジェクト』の一環として、
多良間島にバイリンガル教師を派遣することとなりました。
『沖縄離島 15の春 旅立ち応援プロジェクト』は、
中学卒業と同時に島を離れ、沖縄本島の高校に通う離島の中学生に、
自立した高校生活を送るために必要な考え方や
情報リテラシーを身に付けてもらうことを目標に、
多良間島、北大東島、南大東島の3島で進められているプロジェクトです。
多良間島では多良間中学校3年生の生徒が島の景色や様子を
生徒自ら撮影と紹介文の作成を行い、『SIMAP』という3島を紹介する
Webサイトの作成に取り組んでいます。
そして、この『SIMAP』を使って多良間島を全世界へ発信しようと、
英文の紹介文を作成するという取り組みを行っています!!
多良間中学校の英訳作業の取り組みをサポートする、というのが今回の派遣の
大きな目標のひとつです。
総合学習と学活の時間を使ってSIMAP翻訳作業は進められました。
バイリンガル教師や3年生担任の先生、英語担当の先生のサポートを受け、
生徒達は自分で作った紹介文を一生懸命に英語に翻訳していました。
最初は苦戦していた生徒達でしたが、バイリンガルの人ならではの
英訳についての考え方やコツを教えてもらいながら、
何人かの生徒は無事に英訳作業を完成させることができました!!
バイリンガル教師はSIMAP英訳サポート以外にも、通常の授業へも
特別講師として参加しました。
普段接することがない外国の方に、恥ずかしさと好奇心が入り混じりながらも
子ども達が積極的に話しかけている様子が見られました。
バイリンガル教師を特別講師として招いた授業では、英語でのコミュニケーションが
より促進されるよう様々なアクティビティが取り入れられました。
通常の授業とは違う非日常の時間を生徒達は大いに楽しんでいるようでした。
以下は先生方からのコメントです。
・普段はなかなか触れ合う機会がないネイティブの英語に触れたことをはじめ、
直接的な異文化コミュニケーションをもてる機会となり、大変良かった。
・SIMAPの英訳作業を通じて、ネイティブならではの訳し方を知ることができた。
学校の授業とは違うアプローチだったので、とても良かった。
・授業時間以外でも積極的にコミュニケーションをとろうとする様子が多々見られ、
生徒達の英語への興味や関心が高くなった。
・派遣講師の授業の進め 方など今後の授業で活かせる内容も多々あり参考になった。
今回のバイリンガル教師の派遣は、生徒達そして先生方にとっても
充実した時間となったようです。
バイリンガル教師の派遣は来年も予定しています!!
次回の派遣時には英語でのコミュニケーションをもっと取り入れた授業を
考えていらっしゃるようです。
子ども達にどんな変化が起こるのか、今から楽しみです!!
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2014年12月6日 島の宝発掘、観光の目玉に(日本経済新聞)
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2014年3月18日(火) ITで離島教育支援 多良間島など “15の春”応援P発足(宮古新報)
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