カルティベイトでこれまで1年以上かけてお手伝いしてきた竹富町の観光立町宣言。3月21日の海開きにあわせて竹富島のコンドイビーチで川満栄長町長が宣言しました。竹富島の迫力ある伝統芸能も飛び出してなかなかの演出でした。
こちらは、琉球新報の記事。
こちらは、八重山毎日の記事。
こちらは、八重山日報の記事。
関係した皆さま、お疲れ様でした!
カルティベイトでこれまで1年以上かけてお手伝いしてきた竹富町の観光立町宣言。3月21日の海開きにあわせて竹富島のコンドイビーチで川満栄長町長が宣言しました。竹富島の迫力ある伝統芸能も飛び出してなかなかの演出でした。
こちらは、琉球新報の記事。
こちらは、八重山毎日の記事。
こちらは、八重山日報の記事。
関係した皆さま、お疲れ様でした!
カルティベイトでお手伝いさせていただいている、北大東の活性化事業。以前、ハマユウ荘の経営改善やレストランのパワーアップに取組中とお伝えしました。
その様子を琉球新報さんが取材して記事にしてくださいました。
ハマユウ荘のレストランの料理人さんお二人に、那覇の人気店、りょう次グループの「琉球茶房あしびうなぁ」にて1週間ずつ研修していただきましたが、その後、北大東に戻ってハマユウ荘の現場にて、北大東の食材を活かした30もの新メニュー開発や、岸壁の魚釣りとセットにした昼食メニュー、沖縄一早い日の出を見るツアーとセットにした朝がゆ、といった取り組みを行いました。
これまでの流れを整理すると…。
◎第1ステップ 信頼関係構築
カルティベイトとレストランハマユウスタッフとの信頼関係、指導する側と料理人との信頼関係づくりのための話し合いを開始。
◎第2ステップ 目と舌からの刺激
北大東島にはライバル店もなく、なかなか島外に出られないことから、オープンキッチンの店舗に客として出向き、厨房内の動きや食材の多様な活用法、接客術等、さまざまな角度から、見聞きし、味わってみる。
◎第3ステップ 繁盛店の厨房研修
見ること、聞くこと、味わうことだけでは、行動につながりにくいため、りょうじ次グループ13店舗中、首里城下で観光客にも地元客にも愛されている繁盛店「あしびうなぁ」厨房にて1週間ずつの研修。繁盛店の料理人の皆さんと時間や場を共有することで、料理や経営に対する姿勢や忙しい最中の厨房の動き、食材を有効活用する調理方法から、チームワークのあり方、料理長からスタッフまで一貫するお客様への接し方などを実感していただきました。繁盛店の舞台裏を実地に体験することでたいへんなモチベーションアップにつながりました。
◎第4ステップ 島の食材を活用した料理開発と指導
繁盛店研修によって受けた刺激に引き続き、今度はりょう次グループオーナーの金城良次氏と総料理長の城間孝氏を北大東島へ招聘し、レストランハマユウにて島の食材を活用した新メニューの開発と食材の効率的な活用法、おいしく見える盛付け方法などを指導していただきました。また、魚釣りと組み合わせた昼食メニューや朝日ツアーの時に出す朝がゆも開発。モニターツアー参加者の皆さんに大変喜ばれました。
◎第5ステップ 家庭料理の掘り起しコンテストの実施とメニュー化
島の3区長さんや村役場、北大東小中学校校長の協力のもと、八丈島や沖縄から持ち込まれ、北大東島の家庭で受け継がれてきた家庭料理を募集し、「わが家の味自慢コンテスト」を実施しました。応募されたメニューから、「これぞ北大東の味!」入賞者6名・8レシピを選定しました。入賞作品の一部は、ハマユウ荘のメニューに採用される予定です。入賞者には、協賛各社提供のカヌチャベイホテル&ヴィラズのペア宿泊券、ゆいレール1日無料乗車券、ブルーシールアイスクリームセットが贈られます。
◎第6ステップ レストランランチメニュー、夜メニューの再構築
島田料理長を那覇に招聘し、りょう次グループオフィスにて、金城オーナー、城間総料理長、カルティベイト・開とともに、料金設定を検討し新しいレストランのメニュー表を作成しました。当事業で開発したメニューやコンテスト入賞作などを、地産地消をテーマに食材ごとに定番化しました。
◎第7ステップ レストラン経営改善のためのコスト管理と食材調達指導
コスト管理と新鮮で安価な食材の調達のため、コスト計算と収益を上げるための考え方を伝授。また、那覇での食材調達先を検討・視察しました。
その時、その人に必要な、身の丈のサポートを提供しながら、一歩一歩前進することを応援しています。
* * *
というわけで、皆さんも是非、北大東島・ハマユウ荘で島ならではの食をご堪能あれ!!
前回「自然体験ガイド術講座」を実施した粟国島で、今度は文化体験のプログラム開発講座を実施しました。
今回お手伝いいただいたのは、恩納村で質の高い修学旅行体験学習プログラムを実施している「沖縄体験ニライカナイ」の山田有子さんと照屋将人さん。お二人とも修学旅行生を対象とした体験プログラムの指導員としての経験はピカイチで、全国の子供たちの間ではちょっとした有名人(だはず)。何しろ、年間何万人もの子供たちとふれあっているのだから。これまでの講演会や先進地視察、ガイド術講座などの流れを受けて、いよいよ具体的な商品の形を作っていく第一歩となりました。
3日間の滞在中のメニューは、料理体験・三線体験・エイサー体験・もちきびかりんとうづくり体験のプログラム開発。講座のポイントは、「料理教室ではなく、お客様に対してどのように楽しく安全に料理指導をするかの指導法講座」でした。三線、エイサー、かりんとうづくりもしかりで、効果的な指導法を島の皆さんに学んでいただくのが今回のミソです。
【1日目】
3月13日(土)
◎家庭料理体験
婦人会の皆さんと一緒に粟国島の家庭料理体験プログラムを開発しました。今回のメニューは、ゆしどうふ。粟國の塩で有名な粟国の海水を使ったとうふ作りです。その他、島ならではの野草を使った一品など、充実したメニューができました。その間、体験プログラムとするための注意事項や手順などなどの指導を行いました。
作ったメニューは、
相当おいしかったです! 特に、ゆし豆腐と酢の物は一品でした!!
さすが、ニライカナイの山田さんは臨機応変に色々と対応して、ひとつの講座を組み立ててくださいました。
【2日目】
3月14日(日)
◎三線体験・エイサー体験
2日目の午前中は、島の卒業式に参加させていただきました。中学を卒業すると島を出て行かざるを得ない子供たち。感動的な式でした。
その日の午後は照屋将人さんの活躍の日。実は、照屋さんはかつて粟國の塩の工場で9ヶ月間働いていたことがあるとか。今回の滞在でも懐かしいご対面がありました。
三線・エイサー体験のプログラム開発指導の対象は、青年会の皆さん。
三線の腕に覚えのある方もそうでない方も一緒に参加してくれました。三線経験者の方には、初心者の方を対象に実際に指導してもらいました。
続いては、エイサーの指導法。実は粟国の青年会では人数不足からパーランクーの担当がいない、ということが判明。急遽締太鼓をパーランクーの代わりにしてみました。
【3日目】
3月15日(月)
◎もちきびかりんとうづくり体験
3日目の午前中は、もちきびかりんとうづくりと里歩きの二手に分かれました。
もちきびかりんとうづくりは、生活研究会の皆さんと。2006年度「食アメニティ・コンテスト」(農林水産省など主催)で農林水産大臣賞を受賞した粟国のもちきびかりんとうだけあって、すでに毎日のように生産されており、島のご婦人の皆さんが頑張っていらっしゃいます。
子供たち等に指導するときの注意点などをお話ししてから作業開始。
みなさんの手際の良さには舌を巻いてしまいました。
みなさん楽しそうに作業されていました。作業終了後は、体験プログラム実施時の注意点などをお話ししました。
このあと、照屋さんの民謡芸も登場して、一同大盛り上がりしました。
◎里歩き体験
一方で、アギの集落では、集落内を散策しながら島の方とゆんたくするプログラムづくりを実施しました。講師は前回自然ガイド術講座を担当していただいたホールアース研究所の小林政文さん。再度島まで日帰りできていただきました。
集落を散策しながら興味深いものを見つけていきます。
集落をぐるりと歩いた後は、公民館にてワークショップ。みんなでその日のうちにプログラムを完成させてしまいました。さすが、島の皆さんと小林さん!です。
* * *
粟国は、なーんにもないけれど、「何かを見つけることができる」島です。是非一度めんそーれー!
3月3日?5日の3日間、粟国島で体験ガイドの講座を実施してきました。
※ ※ ※ ※
カルティベイトではこれまで、粟国島で次のようなプロジェクトを実施してきました。
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島の皆さんの気持ち、やる気に配慮しながら、その時、その場所、その人に必要なサポートを準備して提供するのが、カルティベイト流プロデュース。
その意味でこれまでは、他地域の事例を知り、島の宝を再発見するというプロセスのお手伝いをしてきました。アクアコーラル企画の屋比久壮実さんに編集をお願いした『発見!あぐに島 自然ガイドブック』は、おかげさまで「粟国にこんな宝があると思わなかった」「こんな本が欲しかった」と、島の皆さんからたいへんなご好評をいただいています。
そもそも今年度は、粟国・島あしび推進事業(体験滞在交流促進事業)の一環としてお手伝いをさせていただいています。これは、若年層の流出と高齢化に悩む離島の経済活性化の切り札として、島民と訪問者(観光客)の交流をとおした観光産業の振興を目指そうという事業です。
そこで、今年度ご用意したのが、エコツーリズム・自然体験活動分野で全国的に評価の高いホールアース研究所さんによる「自然体験ガイド講座」です。ホールアースの皆さんには粟国の実情をお話しし、自然体験のみならず、料理体験や芸能体験など、あらゆるプログラムに応用可能なガイド術講座をお願いしました。
講師として粟国まで来てくださったのは、田中啓介さんと小林政文さんのお二人。田中さんは去年まで沖縄でホールアースの活動を広めていた張本人。小林さんは年間2百本のガイドをこなす“現場人”です。
※ ※ ※ ※
【1日目】
3月3日(水)午後
楽しいアイスブレイクとともに開始した1日目。
さすが、粟国の皆さん、すぐに緊張も解けて和んだ雰囲気に。
そして、なぜ自然体験プログラムに取り組むのか、そしてエコツアーガイドの役割とは?について考える座学を実施しました。
【2日目】
3月4日(木)午前
実際に小林さんが集落内を歩いてみて仕込んできたネタを元に、モデルツアーを体験。その後、インタープリテーション、つまり“伝わる伝え方”とは?について座学を実施しました。
3月4日(木)午後
ここまでの講座内容を踏まえ、伝え方の実習を行い、さらに感動を伝えるストーリーの組み立て方について学びました。
【3日目】
3月5日(金)午前
最終日は、3チームに分かれ皆でモデルプログラムづくりの実習を行いました。各チームから代表者が成果を発表。近い将来、ステキな粟国島の体験プログラムが生まれそうです!
3月5日(金)午後
最終日の午後は、屋比久壮実さんと一緒に、ナビィの恋のロケ地となった通称ヘビ公園の海岸植物を観察するツアーを体験しました。
本島に粟国にはたくさんの宝があるのだと実感。これからこの宝をもっともっと活かしたいですね。
※ ※ ※ ※
島の皆さん、講師の皆さん、大変お疲れ様でした!
次回は3月13日?15日、今度は恩納村の沖縄体験ニライカナイの皆さんとお邪魔します!!
前回の北大東モニターツアー第1弾に引き続き、2月28日から3月2日までの2泊3日で、ツアー第2弾が実施されました。
今回のツアーでは、前回のツアーと違ってカボチャの収穫体験や、大東宮周辺の散策+指ハブ工芸体験が盛り込まれました。
大東宮周辺の散策とは、島の真ん中の低地帯にある神社を中心に沼地の間を様々な植物に関する説明を聞きながら歩く体験プログラムです。
中でも、島でピカイチのガイドさん、大城リエ子さんのガイドがとても光っていました。リエ子さんのガイドは見る度に上達しています。
散策の最後には、マーニ(クロツグ)と呼ばれる植物を切り出して、その後の指ハブづくり工芸体験に備えます。散策後はハマユウ荘に移動して工芸体験。
今回も、ツアーの目玉プログラム、岸壁の釣り体験と大東太鼓の交流会は大好評でした。
見てください、この釣果!
今回は空飛ぶ漁船を見学。
※ ※ ※ ※
以前にも書きましたが、カルティベイトでは北大東の宿泊施設ハマユウ荘のパワーアップのお手伝いもさせていただいています。
その一つがレストランのメニュー開発。「琉球茶房あしびうなぁ」での研修以来、ハマユウ荘のレストランの食事が美味しくなっているとは、もっぱらの評判のようです。
今回も、良次グループの金城良次大将と城間料理長に島に飛んでいただき、島の食材を活かしたメニュー開発に取り組んでいただきました。詳細は次回またお知らせするとして、完成したメニューのいくつかをご紹介します。
特に、島のジャガイモを使ったタコ焼きは逸品でしたよ!
皆さんも試してみたいでしょ?
来る2010年3月3日?5日、平成21年度 「粟国・島あしび推進事業」の一環として、粟国島でガイド術講座が開催されます。対象は粟国島の皆さんです。以下はチラシから引用です。
粟国村役場では現在、粟国島の魅力を活かした島の活性化に向けて、体験滞在交流型の観光「粟国・島あしび」を推進しています。
粟国島には豊かな自然や文化が残されていますが、その魅力をいざ人に伝えようとするとなかなか難しいものです。そこで今回、観光客の皆さんにわかりやすくメッセージを届けるガイド術を学ぶため、「自然体験ガイド術講座」を開催いたします。講師には、日本各地のエコツアーや自然体験学習分野で活躍されているホールアース研究所のお二人をお招きします。
今回の講座は、ガイド経験のない初心者でも無理なく楽しく遊びながら学べるような体験型の研修会ですので、どなたでもお気軽にご参加いただけます。自然体験に限らず、芸能・料理体験等文化分野や、教育分野などにも応用できる内容となっていますので、ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:
3月3日(水) 14:00?17:30
3月4日(木) 09:00?12:00・13:00?17:00
3月5日(金) 09:00?12:30・13:30?16:00
会場:
離島総合センターおよび島内実地での研修
内容:
わかりやすい伝え方、ガイドの組み立て方、場の和ませ方 etc.
料金:
無料 (事前登録が必要ですので下記までご連絡ください)
※粟国の魅力を活かして観光客を歓迎したいと思う方ならどなたでもご参加いただけます。
【申し込み・お問い合わせ】
粟国村役場経済課(担当:新城)電話098ー988ー2258
竹富町が観光立町宣言策定を予定していることは前にもお知らせしましたが、2月26日、宣言文の起草委員会を役場で開催しました。
宣言文の審議というのはとても難しいのですが、とりあえず、基本方向だけでも合意できたので良かったです。
実は、今回の起草委員会には、審議に先立って日本の観光マーケティングの第一人者、マカオ観光局日本代表で株式会社マイルポスト代表取締役の榊原史博さんにご講演をいただきました。弊社代表の開が榊原さんと様々なお仕事でご一緒させていただいているご縁から、今回特別に講演をお願いすることができました。観光地のブランディング、マカオを実例を交えたマーケティング戦略の具体例などについてお話しいただきましたが、いつもにましてとても実践的で参考になるお話しばかりでした。榊原さん、ありがとうございました!
2月20日?22日の2泊3日間、カルティベイトでお手伝いさせていただいている北大東村の体験型観光を推進するためのモニターツアーを実施しました。
2日目の朝は恒例の「沖縄で一番早い朝日ツアー」。午前6時過ぎに沖縄県最東端の碑のところに行きました。天気はまあまあでしたが、水平線の近くは雲がかかっています。ですが、日頃の行いの良い私たちは、しっかり雲の間から顔を出したご来光を拝むことができました。
その日の午前中は大東丸が入稿するということで、港に荷役を見学に行きました。
その後、タイリンゲットウの工芸体験。
そして、ジャガイモ収穫体験。北大東の新じゃがは、本島に美味しいんです。収穫後はその場でふかして食べました。
子供たちの素晴らしい演奏に、一同感激。
翌日は岸壁釣り体験。ムロアジがたくさん釣れました。
次回は、2月28日、3月18日出発です。詳しくは、こちらから。
ツアーの詳細レポートはこちらです。
2月15日、東京に日帰り出張に行きました。
竹富町の観光(感幸)立町宣言の策定に向けて、日本の観光マーケティングの第一人者のお一人、マカオ政府観光局日本代表の榊原史博さんにアドバイスをいただくためです。榊原さんは、その実践的なマーケティング手法でマカオへの日本人の誘客に素晴らしい成果を上げている方です。短い時間でしたが、たいへん有意義なコメントをたくさんいただきました。ありがとうございました!
今冬、初めての東京でした。つまり、とても久しぶりに息が白くなる体験をしました。東京は今日雪になりそうなんですってね。さっさと撤退してきて良かったです(笑)。