カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

13 9月

ツルさんのメッセージ

Posted in カルティベイトとは?, 若年者ジョブトレーニング, (AYDPO)あーさー on 13.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

今日は、若年者ジョブトレーニングについて、前回のブログでは紹介しきれなかった
研修中のツルさんのメッセージについて紹介させて頂きます!

若年者ジョブトレーニングのモチベーション研修では、参加生のグループディスカッション
を促すために各グループにテーブルファシリテーターを配置することがあります。
テーブルファシリテーターの役目は参加生の発言を促し、ディスカッションの内容が
テーマからそれないようにすることです。

ツルさんも、そのテーブルファシリテーターの1人として参加して下さった方の1人。

その場にいた中で最年長かつ人生経験が豊富なツルさんに、
今回は参加生に対して激励の言葉をいただくことになりました。

ツルさんは、約7分間のお話の中で、2つのメッセージを届けて下さいました。

「好きなことや得意なことは、はっきりしてなくてもいい」

私は途上国支援の仕事をしています。
日本にいる時は、こうやってファシリテーターのボランティアをしたり、
大学なんかでお話させてもらったりしています。私は今の仕事が大好きです。
でもね、最初から今の仕事を目指していたわけじゃないんですよ。
色々経験していく中で、ここにたどり着いたの。
(中略)
消去法で(進む道)を選んだことだって結構あった。
だからといって、残った選択肢をてきとうにこなしていたわけじゃない。
手にとったチャンス(仕事)は、毎回一生懸命に取り組んだ。
そうやって一生懸命やってたら、今の仕事に出会えたの。
だからね、やりたいことなんてはっきりわかってなくたっていいの。
一生懸命やっていれば、必ずチャンスはくる!
時には、探しても来ない時だってある。自分から取りに行くことだってある。
でもね、一生懸命やっていれば、必ずチャンスはくるの!
そして、それが目の前に現れた時には、積極的につかみとって、頑張ってみよう!

「I am fine as I am 〜休んだっていい〜」

誰だって疲れる時はあるし、休みたい時だってある。
それでいいじゃない!
私だってね、全く仕事をせずに休んだ期間が、人生に2回もあったのよ。
仕事をしすぎて、体を壊しちゃった時だってあった。
でもね、それでいいの!
(中略)
あるがままの自分を受け入れよう。今の自分を、受け入れよう。
「受け入れる」ということは、「諦める」とは違う。
休んでたって、探すことをやめなければ、大丈夫!

ツルさんの言葉にはとてもパワーがあって、私自身すごく励まされる内容でした。
参加生にとっても、心強く、安心させてくれるメッセージだったと思います!

人生経験が豊富なツルさん、数えきれないほどネタの引き出しを持っているはずなのに、
若年者ジョブトレーニングのモチベーション研修という場で、
そこの参加生にあったメッセージを2つだけ選び、
ご自身のエピソードも加えながら、
たった7分間という限られた時間で、
わかりやすくかつ心にに響くスピーチに仕上がっていました。

素晴らしい!

必要なものを、必要な分だけ、必要な形で出すことができる、
そんなツルさんがかっこよかったです!

ツルさんのように、その場にあったベストを作れる人になれるよう、私も頑張ります!

07 9月

働くことへの意識付け

Posted in カルティベイトとは?, 若年者ジョブトレーニング, (AYDPO)あーさー on 07.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

9月3日(月)からの2日間、
「若年者ジョブトレーニング」のモチベーション研修へ参加してきました。

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若者ジョブトレーニングとは
雇用の場の不足、技能・技術のミスマッチ、早期離職率の高さなどが要因とされる若年者の高失業率の改善を図ることを目的とした沖縄県の事業です。訓練期間 は1ヶ月間の事前研修と5ヶ月間の職場訓練で全6ヶ月とし、カルティベイトでは事前研修の最初の研修であるモチベーション研修を担当させて頂いています。       (事業に関する詳細はコチラ
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モチベーション研修とは、文字通り働く意欲をあげること。
ここでのカルティベイトの役割は、働くことへの意識付けをする場を作ることです。
何のために働くのか、仕事をするために自分には何が必要なのかを考えてもらい、
そこをはっきりさせておくことによって今後の研修・訓練、更には就職後につなげる
というのがねらいです。

具体的にどのようなことをしたかというと...

【1日目】

ロゲイニング
市内に設置されたチェックポイントをチームでまわり、
制限時間内にどれだけ多く得点がとれたかを競いました。

KPTT
ロゲイニング中のチームワークについて、
良かったこと、課題、改善方法、感謝したいこと、の4つを
「個人」と「チーム」両方の視点から考え、チームで振返りました。

【2日目】

マシュマロチャレンジ
パスタやテープなどの限られた材料を使って立てた塔の上に
マシュマロを起き、高さを競うゲームをチーム対抗で行いました。

ワールドカフェ
「あなたは何のために働きたいと思っていますか?」をテーマに、
グループメンバーを入れ替えながら話し合いました。

AI
10年後の自分の理想像を描きながら、
そのためにこれからすべきことを対話形式で考えました。

このように、

チームで作業をしては振り返る
誰かと「働くこと」について話合う

1人になって考える

という作業を2日間繰り返していく中で、
彼らの表情や参加意欲がみるみるうちに変化していくのがわかりました。
それは、各アクティビティ後の感想にも表れていました。
最も印象に残った2人の参加生の感想を紹介させて頂きます。

参加生A(10年後の自分を描き終わった時の感想)

「これ(将来を描くこと)って意味があるんだ!
具体的に何がしたいか、誰のためにどう貢献したいかをイメージできているから
みんな(やりたいことがわかっている人)はちゃんと話せるんだ!これって大事なんだ!」

参加生B(研修最後の感想)

「2日間の研修を通して、チームワークや意見を出し合うことの大切さを学びました。
私は人前での発表が苦手ですが、ジョブトレーニングを通して、
自分の思っていることをちゃんと伝えられる発表ができるようになりたいです!
そして、6ヶ月(訓練修了)時には、何事も前向きに取り組める自分になっていたいです!」

たった2日間でここまで成長した参加生を見て、感動しました!

なんとなく「仕事しなきゃ」と思って仕事をするのと、
働く目的をわかっていて仕事をするのでは、成長度と貢献度が変わってくると思います。

これから彼らが研修や訓練を進めていくうえで、
働くことへの意識付けがどれだけ大切かということを実感しました。

そして、その意識付けをする場を作るのが、
ここでのカルティベイトの役割なんだということを改めて気づくことができました。

さーて、6ヶ月後の彼らはいったいどこまで成長しているのでしょうか!

実は私どもカルティベイトは、若年者ジョブトレーニング事業において、
2ヶ月目と3ヶ月目に振返り(フォローアップ)研修、
そして最後にはプレゼン(訓練の成果発表)研修も担当させて頂いています!

研修に参加した際にはまた彼らの成長の様子を報告させて頂きます!