こんにちは!スタッフのChieです。
今日は、弊社常務平井雅の「分かりやすい資料講座」に参加してきました!
その模様をレポートします ♪
沖縄県自治研修所で行った本日の講座は、県庁職員のみなさんが対象。
朝の9時から夕方の17時まで、実に7時間にもわたる講義を行いました。
「話す」と「聞く」のウォーミングアップ
講座の趣旨を簡単に説明し終えるやいなや、まず平井が問いかけます。
「さあさあ、今日の講座でみなさん何を持ち帰りたいですか〜!?」
ざわざわし始める受講生のみなさん。…さらに、平井は続けます。
「今日持ち帰りたいものを、ペアを作って発表し合ってみてください!ひとり1分以内で」
まさかいきなりこんなフリが来るとは思ってもいなかった受講生のみなさん。
少し戸惑いながらも、自分の言葉で、今日の講座に応募した目的を説明していました。
続いて、またまた平井からビックリ仰天の指示が!!!
「席を立って、動き回ってください!そして出逢った人とハイタッチしてください!」
最初は恥ずかしそうにしていた受講生のみなさんも、時間が経つにつれてノリノリに・・・。
またもや目の前にいる人と「持ち帰りたいもの」を発表し合っていました。
――ところで、なぜこんなことをするのか。
それは「話す」と「聞く」のウォーミングアップをするためだ、と平井は言います。
自分が「持ち帰りたいもの」を話すことで、講座への目的意識を整理し明確にすること。
他人が「持ち帰りたいもの」を聞くことで、自分との共通性や多様性に気づくこと。
そうすることでより自分の立ち居地が明確になり、講座にのぞむ姿勢も主体的になります。
どんなによい講座をしても、それが伝わらなければ意味がない。
平井の講座は、まず「伝えるための姿勢づくり」から始めるのです。
平井流「気づかせる講義」とは・・・
とにかく、講座中に平井は教室内を歩き回ります。
ことあるごとに、受講生のみなさんに考えてもらい、自身の言葉で語ってもらい、書いてもらいます。
そして、それを受講生同士で共有してもらいます。
そうやって、「気づき」のプロセスを大切にしているのです。
ひとつひとつまず体験してもらったあとに説明へと入るため、
平井の説明は「自分ごと」として頭にスッと入ってくるのです。
せっかくの機会、「お客さま」で終わってしまってはもったいない。
「自分ごと」として参加できるような場づくりを・・・
そんな想いが伝わったのか、講義が進むにつれて、どんどん受講生のみなさんが積極的に、そして表情がイキイキしていくのが手に取るように分かりました(*^^*)
ちょこっと受講者の声をご紹介
本日の講義アンケートからは・・・
■文章表現に目が奪われ、読み手の理解度、見易さを軽視していた。自己満足にならない資料づくりを心がけていきたいと思います。
■分かりやすい資料を作成するための「分かりやすさ」が、単に文書作成の技術的なことだけではないのだと驚かされました。作業の過程で考えを整理していく感じが新鮮でした。
■「考えをカタチにする」部分が私にはとっても欠けています。職場に帰って実践していきたいと思います。
■フォントについての知識があまりなく、行間については気にはなっていたが深く考えたこともなかった。これを機にネットなどでも調べて、技術を身につけていきたい。
ちなみにこんなかわいいアンケートも・・・
7時間に及ぶ講義だったにも関わらず、
■時間が足りなかった。
■大変おもしろい内容なので、数回に分けた講義を検討してほしい。
などの声もいただきました。
いつも平井と仕事をしている私でさえも、今度はアシスタントとしてではなくゆっくり受講したい!と思っちゃうような講座でした(*^^*)笑
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、本当に有難うございました。