沖縄観光の未来を考える会の会議をやりました。夕方7時半から深夜12時半まで。
沖縄観光の将来像を10年スパンで考え、どのような施策が必要かを検討する会議でした。
皆さんこれぐらいの時間になるとアドレナリンが出るみたいです(笑)。
さすがに疲れました。
今年になって初めての北大東訪問では、島の宿泊施設ハマユウ荘の経営改善のお手伝いをさせていただきました。
これは、地方の元気再生事業の一環として、北大東島で体験滞在型の観光を推進しようというプロジェクトです。その中で私たちが取り組んでいるのが、北大東を応援してくださるファンをもっと増やすこと、島に滞在するお客様にもっともっと楽しくゆったりと過ごしていただくことです。具体的には、旅の楽しみである「食」の向上、旅の拠点である宿泊施設のサービス向上を通して、お客様に喜んでいただける島づくりの端緒としようというわけです。
そこで今回は、宿泊・料飲施設としての経営改善、宿泊マネジメントとオペレーションの向上、憩いの場の雰囲気づくりのためのディスプレイ等の工夫についてのお手伝いをさせていただくことにしました。そして何より、スタッフの皆さんが楽しく働けるモチベーションアップ!の職場づくりに重点を置きました。
そんなコンセプトの元、今回お連れしたのは、3名のお助け隊専門家の面々です。
中小企業診断士の西里喜明さんには、会社の経営状況を分析していただき、全般的なアドバイスをお願いしました。
店舗のプロデュースを手がけるナチュラルファクトリーの山城智司さんには、食堂や客室などのディスプレイについて即戦力となるアドバイスをお願いしました。
その場でPOPづくりまでササッとやってしまう職人芸です。
ホテルのマネジメント&マーケティングのコンサルタント亜欧堂の堀口洋明さんには、宿泊業務の分析と改善策の提案をお願いしました。短い時間で宿泊台帳のエクセルフォーマットまで作っていただきました。
今回の滞在に先立ち、ハマユウ荘レストランの料理長と料理人さんには、那覇の人気店「琉球茶房あしびうなぁ」にて1週間ずつの研修に参加していただきました。研修より戻った料理人さん曰く「とっても楽しかったぁ!勉強になる研修だった。あんな経験はめったにできるものでない」とのこと。良次グループの皆さん、たいへんありがとうございました!
今回の滞在は、ハマユウ荘の皆さんには、あれやこれやの情報とアドバイス満載の怒濤の3日間だったと思います。
スタッフの皆さんのこんな笑顔に支えられて私たちはお仕事をさせていただいているのです。スタッフの皆さん、お助け隊の皆さん、お疲れ様でした!
2月4日、粟国島にて再度会議がありました。
今年の3月、粟国島にて「自然体験ガイド術講座」の開催と、自然観察、料理、もちきびかりんとう作り、エイサー体験などのプログラム開発を行います。今回はその準備で粟国島にお邪魔しました。
「自然体験ガイド術講座」はホールアース自然学校さんのご協力で開催します。体験プログラム開発は沖縄体験ニライカナイさんのご協力です。
これに先立ち、島の皆さんには昨年末、名護市勝山区の宮城良勝区長さん、伊江島観光協会の山城克巳会長、東村の山城定雄さん、読谷村のむら咲むらの皆さんのところに視察に行っていただきました。先進地の皆さんにはとてもたくさん刺激をいただきました。ありがとうございました。
これまで試行錯誤でいろいろと努力されてきた皆さんのお力添えで、粟国でもきっとステキな観光による島おこしが少しずつ少しずつ実現されることでしょう。
初心者でも気軽に楽しく学べる! 自然と文化と人の魅力を活かした島おこし
粟国の魅力を伝える⇒伝わる「自然体験ガイド術講座」
日時:2010年3月3日(水)?3月5日(金)
会場:離島総合センターおよび島内実地での研修
内容:わかりやすい伝え方、ガイドの組み立て方、場の和ませ方 etc.
【お問い合わせ】粟国村役場経済課(担当:新城)電話098ー988ー2258
ところで話は変わりますが、粟国のお土産といえば…
粟國の塩、もちきびかりんとう、もちきびがおすすめです。最近では港の近くにある「とび吉」というお店でマグロの佃煮やトビウオのみりん干しなんかも買えます。ぜひお試しを!
2月1日、弊社代表の開が、国土交通省で開催された「第5回交通基本法検討会」に呼ばれ、意見を述べさせていただきました。
辻元 清美 国土交通副大臣、三日月 大造 国土交通大臣政務官の列席の中、離島の交通事情や観光振興の課題等についての報告をしました。
国土交通省のHPによると、この会合の会合の趣旨は、
> 「コンクリートから人へ」の政策転換の中で、危機的な状況にある公共交通を
> 維持・再生し、人々の移動を確保するとともに、人口減少、少子・高齢化の進展、
> 地球温暖化対策等の諸課題にも対応するため、交通政策全般にかかわる課題、将
> 来の交通体系のあるべき姿、交通にかかる基本的な法制のあり方等について検討
> を行います。
とのこと。
せっかくのこの機会ですから沖縄の離島の実情と課題について実例を挙げながらアピールさせていただきました。
説明資料、議事要旨も、こちらの国交省のページにあります。
1月30日、沖縄県商工会青年部中部支部からご依頼をいただき、今年10月の九州大会の沖縄開催に向けてのプロジェクト会議のファシリテーターをやって来ました。
というか、成果の出る会議の進め方のセミナーを、実践的に実際の大会運営に向けたプロジェクト会議のファシリテーションというカタチで進めたといった方が適切です。
今回は、中部地区商工会青年部会員の皆さんが北谷町商工会に40名近く集まりました。まずは認識の共有を徹底的にやってからはじめようということで、質問、疑問をグループで10分間話し合い、それぞれA4用紙に張り出すことからはじめました。貼られた紙を分類し、役員の皆さんに回答できることはしてもらうことで、前提条件を共有しました。
往々にしてこの手の大人数の会議では、認識がずれたまま最後まで議論がかみ合わないことが多いものです。これにより、それ以降の議論がスムーズに進むはずです。
ひととおり共有した後は、それぞれのチームごとに大会が開催されたときにどのようなオプションメニューで九州からの参加者の皆さんをおもてなしするか考えていただきました。
会議は全部で4時間でしたが、これだけの時間でだいぶ話が進んだので、参加者の皆さんには満足していただけたと思います。
その後、懇親会(現場)、2次会(北谷)、3次会(宜野湾)と流れ、代行で家路についたのは2時か3時だったような気が…。翌日は朝から長女の学芸会だったので、這うように起き出して小学校までビデオ持って行きました(汗)。
青年部の皆さん、楽しかったよ。ありがとうございました。
竹富町観光立町宣言に向けたゆんたく会、最後の訪問地は小浜島。NHKドラマ「ちゅらさん」で一躍有名になった島です。
島に着いて宿に行くといきなり「あれ?平井さん、何してるの?」と声をかけられました。なんと、演出家の平田大一さんのご実家だったのです。で、平田さんは久しぶりにキビ刈り援農塾を「小浜島キビ刈り友の会」として復活させたとのこと。島に10日間滞在してひたすらキビ刈りをしているところに偶然出くわしたわけです。
今年のキビは豊作で、3メートルもの長さがありました。
私も、翌日に別の島の方のご厚意で少しだけ体験させてもらいました。あの作業をひたすら2ヶ月以上続けるのは並大抵ではないと思いました。
小浜島は大型のリゾート施設がある一方、民宿に泊まってノンビリ過ごせば、八重山ならではの島の雰囲気を満喫できるとても素晴らしい島でした。
特に、細崎の集落はおすすめですよ!
粟国から帰ってすぐに黒島にお邪魔しました。
カルティベイトでは、竹富町観光立町宣言の策定業務のお手伝いをさせていただいています。その一環として、昨年から竹富町の島々をまわって島民の皆さんと島の観光を考えるゆんたく会を開催してきました。これまで、鳩間島、波照間島、竹富島、西表島を回りました。
今年初めての訪問先は、黒島。畜産業が盛んで「牛まつり」が盛んですよね。観光産業が大きなウェイトを占める竹富町の中で、黒島は産業における観光の比率が比較的低い島です。訪れる観光客の皆さんは、「な?んにもない」ところが魅力だと口を揃えます。
そんな島だからこそ、旅行社としては島の生活をじゃましない旅行のスタイルを心がけたいですね。
今年最初の離島出張は、沖縄本島の西方約60kmにある粟国島。
粟国・島あしび推進事業(体験滞在交流促進事業)のお手伝いをさせていただいています。今回は、推進協議会の皆さんとの会議を行いました。
今回は、民宿宝玉さんに宿泊。壁には、昨年度弊社でお手伝いさせていただいた、「粟国の宝」のポスター(鳥類編と植物編)が。おかげさまで同時に作ったガイドブックも好評で、皆さんにかわいがっていただいています。(^.^)