カルティベイトでは、県内の各離島の着地型観光推進をお手伝いする一環として、離島ツアーの販売サイト構築の実験をはじめています。
その第一弾としてオープンしたのが、竹富町内の離島(西表島・小浜島)への格安ツアーを販売する「八重山・島旅ドットコム」。1泊のみのリゾートホテル+航空券+高速船がパックになった商品もあるので、地元の民宿に延泊も可能です。
沖縄旅行リピーターの皆さんにおすすめのサイトです!
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野菜が美味しくて有名な本部町・水納島。
人口は50名にも満たない小さな島ですが、この島で獲れる野菜が美味しいことは、知る人ぞ知るなんです。
カルティベイトなんでもお助け隊邃「では、以前この水納島の皆さんの黒豆パインジャムづくりの応援をさせていただいたことがあります。
今回、この水納島で農業を営まれているYさんからとれたてのコーンをいただきました。
早速わが家で「コーンスープ」を作りました。
コーンと牛乳と塩だけなのに、なんだこの甘みと旨みは?!!
家族みんなで、目を丸くしてしまいました。
Yさんのお宅は宿もやられています。
「今度絶対家族で行って“なぜ水納島の野菜は美味しいのか”を発見してこよーねー」と話しました。
2010年4月21日(水)15:00?18:00、那覇セントラルホテル「プルメリア」にて、沖縄観光の未来を考える会主催「沖縄観光の20年後を考えるワールドカフェin那覇」 を開催しました。
行政/観光業界関係者/マスコミ等60名の参加があり、カフェのマスター(ホスト)として、特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会沖縄サロンの協力を得ました。
ワールドカフェとは、不特定多数の様々な背景を持った人々が一つのテーマについて話し合うときに、短い時間でたくさんのコミュニケーションをとることがで きる手法です。「会議の本当の成果は本会議場ではなく休憩時間のようなカフェ的空間で得られる」という経験と発想に基づいています。
詳しくは、↓こちらのページをご参照ください。
昨日の夜、以前「成果の出る会議の進め方講座」を受けていただいた、とある商工会関係者の方から突然ご相談のお電話をいただきました。
内容をかいつまむと…
- アイスブレイクフラフープを使ったゲームで子どもチームと親チームで競い合い。子どもが勝つことが予想されるので、気持ちを盛り上げることとチームワークの楽しさを実感させたい。
- 話し合いアイスブレイクを受けて、このチームでどうやったら強くなれるかをみんなで考えてみる。ホワイトボードを使って板書しながら進めたい。
ということでした。
そこで、アドバイスして欲しいという内容のお電話でした。
とっさのことだったのどうしようかと思いましたが、いくつか状況について追加質問させていただき、以下のようなコメントをさし上げました。
というような会話をしてその日は電話を切りました。
* * *
そして翌日。どうなったかなーと気になっていたところ、また夜になってお電話をいただきました。
「どうでした!?」
「うまく行きました! とても楽しくいい雰囲気で進めることができましたっ!」
「すごい! どんな風に進めたのですか?」
「まずアイスブレイクは大成功。3回とも子どもチームが勝ち、みんな楽しそうでした。こどもたちは毎回タイムを伸ばしました。」
「その後の展開は?」
「『みんなは6年生だけど、あとどれぐらいバレーボールをできる時間が残っていると思う? それって長いと思う? 短いと思う?』という質問からはじめました。」
「おお、すごい。」
「それからアドバイスにあったような質問を組み合わせながら、みんなの意見を引き出し、ホワイトボードにどんどん書き出しました。そしたら、いろいろとどうやったらいいかが見えてきて、みんなで共有することができました。子どもたちの間にも親同士の間にも、何というか一体感が生まれました。」
「素晴らしい! プロのファシリテーター顔負けですね!!」
「最高に楽しかったです。あとは、これからどうするかです」
「ホワイトボードに書き出されたことを実行に移すための仕組みというかルールというか、何か決めごとを作られて毎日実践されるといいですよね。例えば、私は以前、大人のプロジェクトのケースですけど、『Good Job!カード』というのを参加者全員に書いてもらったことがあります。あるプロジェクトの中間ぐらいで、『これまでの仕事で○○さんに対して“Good Job!!”といいたい事柄をカードに書いてお互いプレゼントする』というものです。カードに書かなくても、毎回練習後にお互い誉めあうというのもいいですよね。」
「なるほど。またいろいろと考えてみます!」
* * *
いやあ、なんというか、感動的でした。こういうお電話をいただき、とても嬉しかったです。
この方が組んで一緒にファシリテーターをやったご友人は、介護関係の会社を経営している方だそうです。2人とも相当ファシリテーション的なセンスがある方だと察しました。
それにしても、こういうケースでも威力を発揮するなんてファシリテーションの底力ってすごいと改めて実感しました。
前回運営会議の様子をご紹介した、日本ファシリテーション協会沖縄サロンの例会を4月10日(土)に開催しました。
タイトルは、「みんなの意見を整理するコツ」?“構造化”を考える?。
ほーむぷらざ等での告知の成果もあって、当日は30名の参加者が集まりました。
何とそのうちの約半数が初めての参加とのこと。最近の傾向として面白いのは、社会福祉系のNPOや医療関係者の皆さんの参加が比較的多くなっていることです。
流れは以下の感じでした。
1.アイスブレイク
ワークはネイチャーゲーム系が得意な「こう」さんのアイスブレイクでスタート。密接なスキンシップがともなうゲームで、アンケート結果でもなかなか好評でした。
2.ワーク1
ファミマ限定「うれしいプリン480」を超ヒット商品にするための販促会議:ブレスト拡散フェーズ
全体を6チームに分け、実際のプリンの試食を交えながらどうやったら超ヒット商品にできるかの販促会議をやりました。まずは、ブレストで拡散。
色々な意見を出し合いました。
3.ミニレクチャー
メインファシリテーターである私の方から、「構造化とは?」「コツは?」「どんなツールがあるの?」といった点について簡単にレクチャーをしました。
4.ワーク2
ファミマ限定「うれしいプリン480」を超ヒット商品にするための販促会議:収束&施策決定フェーズ
どのような軸を設定してどのように整理するかで、うまく行ったチームとうまく行かなかったチームに分かれました。
5.各チーム発表
6.振り返り
いろいろな意見がありましたが、大ざっぱに要約すると、いかに議論の本質的な部分を見抜いて、それを浮き彫りにする軸を設定しきれるかがミソ、ということでしょうか。
久しぶりに沖縄サロンの皆さんと楽しくワークができました。
ありがとうございました!!
本当に久しぶりに、日本ファシリテーション協会沖縄サロンの運営委員「TeamFaciFaci」の運営会議に参加しました。
サロンの世話人でありながら、このところの多忙ですっかり運営にごぶさたしていましたが、4月10日の第15回例会でメインファシリテーターをつとめることになり、久々に皆さんにカルティベイトに集まっていただきました。
「構造化」を題材にする。
ということだけは決まっていたのですが、何をするかは手探り状態。
まずは、頼りになる全国のFAJ(日本ファシリテーション協会)のメンバーの構造化研究会の皆さん他に「HELP!」のメールを打ったところ、いろいろとこれまでの成果をシェアしてくださいました。ホント、FAJというのは素晴らしいメンバーの集まりだと思います。(ありがとうございました!)
で、そこで得られた知見をまずは「共有知」として集まったみんなでシェア。構造化ってなんぞや、を学びました。
そしていよいよ、じゃあ、沖縄サロンの例会ではどんなワークに仕立てようか、をみんなで知恵搾り。
いろいろやってみた結果、一つの題材に決定!
当日は、きっと楽しい例会になるはず!!皆さんも是非ご参加を。
くわしくはこちらで。
カルティベイトでこれまで1年以上かけてお手伝いしてきた竹富町の観光立町宣言。3月21日の海開きにあわせて竹富島のコンドイビーチで川満栄長町長が宣言しました。竹富島の迫力ある伝統芸能も飛び出してなかなかの演出でした。
こちらは、琉球新報の記事。
こちらは、八重山毎日の記事。
こちらは、八重山日報の記事。
関係した皆さま、お疲れ様でした!
カルティベイトでお手伝いさせていただいている、北大東の活性化事業。以前、ハマユウ荘の経営改善やレストランのパワーアップに取組中とお伝えしました。
その様子を琉球新報さんが取材して記事にしてくださいました。
ハマユウ荘のレストランの料理人さんお二人に、那覇の人気店、りょう次グループの「琉球茶房あしびうなぁ」にて1週間ずつ研修していただきましたが、その後、北大東に戻ってハマユウ荘の現場にて、北大東の食材を活かした30もの新メニュー開発や、岸壁の魚釣りとセットにした昼食メニュー、沖縄一早い日の出を見るツアーとセットにした朝がゆ、といった取り組みを行いました。
これまでの流れを整理すると…。
◎第1ステップ 信頼関係構築
カルティベイトとレストランハマユウスタッフとの信頼関係、指導する側と料理人との信頼関係づくりのための話し合いを開始。
◎第2ステップ 目と舌からの刺激
北大東島にはライバル店もなく、なかなか島外に出られないことから、オープンキッチンの店舗に客として出向き、厨房内の動きや食材の多様な活用法、接客術等、さまざまな角度から、見聞きし、味わってみる。
◎第3ステップ 繁盛店の厨房研修
見ること、聞くこと、味わうことだけでは、行動につながりにくいため、りょうじ次グループ13店舗中、首里城下で観光客にも地元客にも愛されている繁盛店「あしびうなぁ」厨房にて1週間ずつの研修。繁盛店の料理人の皆さんと時間や場を共有することで、料理や経営に対する姿勢や忙しい最中の厨房の動き、食材を有効活用する調理方法から、チームワークのあり方、料理長からスタッフまで一貫するお客様への接し方などを実感していただきました。繁盛店の舞台裏を実地に体験することでたいへんなモチベーションアップにつながりました。
◎第4ステップ 島の食材を活用した料理開発と指導
繁盛店研修によって受けた刺激に引き続き、今度はりょう次グループオーナーの金城良次氏と総料理長の城間孝氏を北大東島へ招聘し、レストランハマユウにて島の食材を活用した新メニューの開発と食材の効率的な活用法、おいしく見える盛付け方法などを指導していただきました。また、魚釣りと組み合わせた昼食メニューや朝日ツアーの時に出す朝がゆも開発。モニターツアー参加者の皆さんに大変喜ばれました。
◎第5ステップ 家庭料理の掘り起しコンテストの実施とメニュー化
島の3区長さんや村役場、北大東小中学校校長の協力のもと、八丈島や沖縄から持ち込まれ、北大東島の家庭で受け継がれてきた家庭料理を募集し、「わが家の味自慢コンテスト」を実施しました。応募されたメニューから、「これぞ北大東の味!」入賞者6名・8レシピを選定しました。入賞作品の一部は、ハマユウ荘のメニューに採用される予定です。入賞者には、協賛各社提供のカヌチャベイホテル&ヴィラズのペア宿泊券、ゆいレール1日無料乗車券、ブルーシールアイスクリームセットが贈られます。
◎第6ステップ レストランランチメニュー、夜メニューの再構築
島田料理長を那覇に招聘し、りょう次グループオフィスにて、金城オーナー、城間総料理長、カルティベイト・開とともに、料金設定を検討し新しいレストランのメニュー表を作成しました。当事業で開発したメニューやコンテスト入賞作などを、地産地消をテーマに食材ごとに定番化しました。
◎第7ステップ レストラン経営改善のためのコスト管理と食材調達指導
コスト管理と新鮮で安価な食材の調達のため、コスト計算と収益を上げるための考え方を伝授。また、那覇での食材調達先を検討・視察しました。
その時、その人に必要な、身の丈のサポートを提供しながら、一歩一歩前進することを応援しています。
* * *
というわけで、皆さんも是非、北大東島・ハマユウ荘で島ならではの食をご堪能あれ!!
前回「自然体験ガイド術講座」を実施した粟国島で、今度は文化体験のプログラム開発講座を実施しました。
今回お手伝いいただいたのは、恩納村で質の高い修学旅行体験学習プログラムを実施している「沖縄体験ニライカナイ」の山田有子さんと照屋将人さん。お二人とも修学旅行生を対象とした体験プログラムの指導員としての経験はピカイチで、全国の子供たちの間ではちょっとした有名人(だはず)。何しろ、年間何万人もの子供たちとふれあっているのだから。これまでの講演会や先進地視察、ガイド術講座などの流れを受けて、いよいよ具体的な商品の形を作っていく第一歩となりました。
3日間の滞在中のメニューは、料理体験・三線体験・エイサー体験・もちきびかりんとうづくり体験のプログラム開発。講座のポイントは、「料理教室ではなく、お客様に対してどのように楽しく安全に料理指導をするかの指導法講座」でした。三線、エイサー、かりんとうづくりもしかりで、効果的な指導法を島の皆さんに学んでいただくのが今回のミソです。
【1日目】
3月13日(土)
◎家庭料理体験
婦人会の皆さんと一緒に粟国島の家庭料理体験プログラムを開発しました。今回のメニューは、ゆしどうふ。粟國の塩で有名な粟国の海水を使ったとうふ作りです。その他、島ならではの野草を使った一品など、充実したメニューができました。その間、体験プログラムとするための注意事項や手順などなどの指導を行いました。
作ったメニューは、
相当おいしかったです! 特に、ゆし豆腐と酢の物は一品でした!!
さすが、ニライカナイの山田さんは臨機応変に色々と対応して、ひとつの講座を組み立ててくださいました。
【2日目】
3月14日(日)
◎三線体験・エイサー体験
2日目の午前中は、島の卒業式に参加させていただきました。中学を卒業すると島を出て行かざるを得ない子供たち。感動的な式でした。
その日の午後は照屋将人さんの活躍の日。実は、照屋さんはかつて粟國の塩の工場で9ヶ月間働いていたことがあるとか。今回の滞在でも懐かしいご対面がありました。
三線・エイサー体験のプログラム開発指導の対象は、青年会の皆さん。
三線の腕に覚えのある方もそうでない方も一緒に参加してくれました。三線経験者の方には、初心者の方を対象に実際に指導してもらいました。
続いては、エイサーの指導法。実は粟国の青年会では人数不足からパーランクーの担当がいない、ということが判明。急遽締太鼓をパーランクーの代わりにしてみました。
【3日目】
3月15日(月)
◎もちきびかりんとうづくり体験
3日目の午前中は、もちきびかりんとうづくりと里歩きの二手に分かれました。
もちきびかりんとうづくりは、生活研究会の皆さんと。2006年度「食アメニティ・コンテスト」(農林水産省など主催)で農林水産大臣賞を受賞した粟国のもちきびかりんとうだけあって、すでに毎日のように生産されており、島のご婦人の皆さんが頑張っていらっしゃいます。
子供たち等に指導するときの注意点などをお話ししてから作業開始。
みなさんの手際の良さには舌を巻いてしまいました。
みなさん楽しそうに作業されていました。作業終了後は、体験プログラム実施時の注意点などをお話ししました。
このあと、照屋さんの民謡芸も登場して、一同大盛り上がりしました。
◎里歩き体験
一方で、アギの集落では、集落内を散策しながら島の方とゆんたくするプログラムづくりを実施しました。講師は前回自然ガイド術講座を担当していただいたホールアース研究所の小林政文さん。再度島まで日帰りできていただきました。
集落を散策しながら興味深いものを見つけていきます。
集落をぐるりと歩いた後は、公民館にてワークショップ。みんなでその日のうちにプログラムを完成させてしまいました。さすが、島の皆さんと小林さん!です。
* * *
粟国は、なーんにもないけれど、「何かを見つけることができる」島です。是非一度めんそーれー!
毎度お馴染み、わかりやすい資料づくり講座。今回は3月10日、読谷村役場の職員の皆さんを対象に開催させていただきました。
講師の平井は1995年以来、読谷村字渡慶次の住民。参加者に知り合いの方も何人かいらして、ちょっといつもと違った緊張感がありました。
講座の中身はいつもと同じですが、今回は若手の皆さんが多めに参加されていると見て、少しオフィスソフトの裏技的な内容に重きを置きました。特に、フォントの工夫や、タブとインデントの使い方、行間の制御は、作業効率アップと見やすさアップの要だと思います。
例えば、「3分間クッキング」と称して講座の中で実演しているのが、以下のチラシづくり。いつも講座でお話ししているコツとワザを使い、その場でプレインなテキストをチラシの体裁に整えます。↓ぐらいのチラシなら10分もあれば完成。
ムダな時間をかけず、わかりやすい資料が作れれば、残業時間も減りますよね。
今回の講座中に思ったのですが、とっても簡単にワード、エクセル、パワーポイントの上達法を言えと言われれば、とにかく、CtrlやShiftを押しながらマウスをクリックしたりドラッグしたり、ホイールを回転させたりするのがコツかもしれませんね。今回のアンケートでもほとんどの方が「たいへん参考になった」と回答してくださいました。「また平井さんの講座を受けたい」という嬉しいご意見も。
読谷村役場のみなさん、どうもありがとうございました!