カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

31 10月

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」小学5年生編

Posted in 未分類, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 31.10.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

10/23(火)〜10/27(土)、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の引率で小学5年生13名と一緒に長野県伊那市へ行って参りました。

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「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
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2日間で合計6社の企業が職場体験の受入をして下さったなかで、今回私は伊那ケーブルテレビジョンという番組製作会社への職場体験に引率しました。

そこでは、生徒たちが実際にスタジオに立ち、他グループの職場体験の様子を取材した感想をVTRにまとめていました。

しかも、なんとなんとそれが実際の番組としてその日の夕方のニュースで放送して頂けたんです!

 

取材現場では、みんな緊張しながらも積極的にインタビューを繰返し、感じたことを一生懸命言葉で伝えてくれました。
移動の車中でも、放送部長に取材のコツやアドバイスなどを求めて一生懸命メモしていました。

他グループの職場体験の様子を取材した後に、子供達がVTRにまとめた感想を共有します。

「薪ストーブのDLDさんは、人にありがとうと言われたときにやりがいを感じると言っていた。私も将来、人に感謝されるような仕事がしたい。」

「協力しあうことが大切だと思った。」

また、夜の振り返りの場では、

「自分ができないと思っていたことができた。」

「職場体験が楽しかった。なぜなら、自分が袋詰めしたミカンを買ってもらえたから。」

「みんなの感想を聞いて、同じことでも人それぞれ感じることが違うんだなぁ、と思った。」

など、1日だけでもたくさんのことを学んでいる様子が伝わりました。

その様子を見た先生方からも、

「分刻みに生徒が成長しているのがわかる」

というお言葉を頂きました。

こんなにも子供達が成長できる職場体験ってすごいですね。
そのような場に関われることができてとても幸せに思います(^^)

?「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は25年度も26年度も続きます。

子供達の成長を促しながら、働くことへの意識を高めていく。

このようなプログラムが、将来的に学校の教育課程に取り組まれ
良いサイクルがまわっていくよう、カルティベイトはこれからも頑張ります☆

27 9月

相手の立場になるということ

Posted in カルティベイトな日々, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 27.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

先日、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の
下見&打合せをするため、長野県の伊那市と駒ヶ根市へ行って参りました!

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「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
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9/5から東京で実施した職場体験には中学2年生が参加し、今回は小学5年生の番です!
10/23に南大東から13名の児童が長野へ出発します!
(中学2年生の研修の様子1様子2

児童の体験受入を引き受けて下さったのは、

・株式会社産直市場グリーンファーム
 http://www.green-farm.asia/
・株式会社産直新聞社
 http://www.j-sanchoku.net/
・伊那ケーブルテレビジョン株式会社
 http://www.inacatv.co.jp/
・株式会社ディーエルディー(薪ストーブの会社)
 http://www.dld.co.jp/
・らーめん屋原点
・有限会社サンスイ生花店

以上5件の方々。
おかげさまで色々な職種を用意することができました。
地域のご協力あってのカルティベイト、感謝しております。

それにしても、なんとのどかな風景なんでしょう!

南の島から飛行機とバスを乗り継いで信州の地へ。
この風景は子供たちの目にどう映るのかな?
子供たちは何を見て喜ぶのかな?
島との違いって何だろう?

せっかく長野まで行くのだから、職場体験以外にもたくさんのことを感じてほしい!
というのが私のひそかな思いです...(*^-^*)

長野では、黄金に輝く稲穂、赤く色づくもみじ、そしてどこまでも続く山、山、山。
トンボの群衆や、柿やリンゴが木になっている様子も見られ、
沖縄では感じにくい秋(四季)を感じることができました。

バスの乗り継ぎがある新宿でも、
高層ビルや人の多さなど都会らしさを味合うことができると思います。

今回は自分なりに子どもの目線に立ってみることで上記の風景に気づくことができました。

子供たちが職場体験を通してより多くの学びや気づきを得られるよう、
実施本番でも子供の目線になることを意識してがんばります!

13 9月

ツルさんのメッセージ

Posted in カルティベイトとは?, 若年者ジョブトレーニング, (AYDPO)あーさー on 13.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

今日は、若年者ジョブトレーニングについて、前回のブログでは紹介しきれなかった
研修中のツルさんのメッセージについて紹介させて頂きます!

若年者ジョブトレーニングのモチベーション研修では、参加生のグループディスカッション
を促すために各グループにテーブルファシリテーターを配置することがあります。
テーブルファシリテーターの役目は参加生の発言を促し、ディスカッションの内容が
テーマからそれないようにすることです。

ツルさんも、そのテーブルファシリテーターの1人として参加して下さった方の1人。

その場にいた中で最年長かつ人生経験が豊富なツルさんに、
今回は参加生に対して激励の言葉をいただくことになりました。

ツルさんは、約7分間のお話の中で、2つのメッセージを届けて下さいました。

「好きなことや得意なことは、はっきりしてなくてもいい」

私は途上国支援の仕事をしています。
日本にいる時は、こうやってファシリテーターのボランティアをしたり、
大学なんかでお話させてもらったりしています。私は今の仕事が大好きです。
でもね、最初から今の仕事を目指していたわけじゃないんですよ。
色々経験していく中で、ここにたどり着いたの。
(中略)
消去法で(進む道)を選んだことだって結構あった。
だからといって、残った選択肢をてきとうにこなしていたわけじゃない。
手にとったチャンス(仕事)は、毎回一生懸命に取り組んだ。
そうやって一生懸命やってたら、今の仕事に出会えたの。
だからね、やりたいことなんてはっきりわかってなくたっていいの。
一生懸命やっていれば、必ずチャンスはくる!
時には、探しても来ない時だってある。自分から取りに行くことだってある。
でもね、一生懸命やっていれば、必ずチャンスはくるの!
そして、それが目の前に現れた時には、積極的につかみとって、頑張ってみよう!

「I am fine as I am 〜休んだっていい〜」

誰だって疲れる時はあるし、休みたい時だってある。
それでいいじゃない!
私だってね、全く仕事をせずに休んだ期間が、人生に2回もあったのよ。
仕事をしすぎて、体を壊しちゃった時だってあった。
でもね、それでいいの!
(中略)
あるがままの自分を受け入れよう。今の自分を、受け入れよう。
「受け入れる」ということは、「諦める」とは違う。
休んでたって、探すことをやめなければ、大丈夫!

ツルさんの言葉にはとてもパワーがあって、私自身すごく励まされる内容でした。
参加生にとっても、心強く、安心させてくれるメッセージだったと思います!

人生経験が豊富なツルさん、数えきれないほどネタの引き出しを持っているはずなのに、
若年者ジョブトレーニングのモチベーション研修という場で、
そこの参加生にあったメッセージを2つだけ選び、
ご自身のエピソードも加えながら、
たった7分間という限られた時間で、
わかりやすくかつ心にに響くスピーチに仕上がっていました。

素晴らしい!

必要なものを、必要な分だけ、必要な形で出すことができる、
そんなツルさんがかっこよかったです!

ツルさんのように、その場にあったベストを作れる人になれるよう、私も頑張ります!

07 9月

働くことへの意識付け

Posted in カルティベイトとは?, 若年者ジョブトレーニング, (AYDPO)あーさー on 07.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

9月3日(月)からの2日間、
「若年者ジョブトレーニング」のモチベーション研修へ参加してきました。

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若者ジョブトレーニングとは
雇用の場の不足、技能・技術のミスマッチ、早期離職率の高さなどが要因とされる若年者の高失業率の改善を図ることを目的とした沖縄県の事業です。訓練期間 は1ヶ月間の事前研修と5ヶ月間の職場訓練で全6ヶ月とし、カルティベイトでは事前研修の最初の研修であるモチベーション研修を担当させて頂いています。       (事業に関する詳細はコチラ
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モチベーション研修とは、文字通り働く意欲をあげること。
ここでのカルティベイトの役割は、働くことへの意識付けをする場を作ることです。
何のために働くのか、仕事をするために自分には何が必要なのかを考えてもらい、
そこをはっきりさせておくことによって今後の研修・訓練、更には就職後につなげる
というのがねらいです。

具体的にどのようなことをしたかというと...

【1日目】

ロゲイニング
市内に設置されたチェックポイントをチームでまわり、
制限時間内にどれだけ多く得点がとれたかを競いました。

KPTT
ロゲイニング中のチームワークについて、
良かったこと、課題、改善方法、感謝したいこと、の4つを
「個人」と「チーム」両方の視点から考え、チームで振返りました。

【2日目】

マシュマロチャレンジ
パスタやテープなどの限られた材料を使って立てた塔の上に
マシュマロを起き、高さを競うゲームをチーム対抗で行いました。

ワールドカフェ
「あなたは何のために働きたいと思っていますか?」をテーマに、
グループメンバーを入れ替えながら話し合いました。

AI
10年後の自分の理想像を描きながら、
そのためにこれからすべきことを対話形式で考えました。

このように、

チームで作業をしては振り返る
誰かと「働くこと」について話合う

1人になって考える

という作業を2日間繰り返していく中で、
彼らの表情や参加意欲がみるみるうちに変化していくのがわかりました。
それは、各アクティビティ後の感想にも表れていました。
最も印象に残った2人の参加生の感想を紹介させて頂きます。

参加生A(10年後の自分を描き終わった時の感想)

「これ(将来を描くこと)って意味があるんだ!
具体的に何がしたいか、誰のためにどう貢献したいかをイメージできているから
みんな(やりたいことがわかっている人)はちゃんと話せるんだ!これって大事なんだ!」

参加生B(研修最後の感想)

「2日間の研修を通して、チームワークや意見を出し合うことの大切さを学びました。
私は人前での発表が苦手ですが、ジョブトレーニングを通して、
自分の思っていることをちゃんと伝えられる発表ができるようになりたいです!
そして、6ヶ月(訓練修了)時には、何事も前向きに取り組める自分になっていたいです!」

たった2日間でここまで成長した参加生を見て、感動しました!

なんとなく「仕事しなきゃ」と思って仕事をするのと、
働く目的をわかっていて仕事をするのでは、成長度と貢献度が変わってくると思います。

これから彼らが研修や訓練を進めていくうえで、
働くことへの意識付けがどれだけ大切かということを実感しました。

そして、その意識付けをする場を作るのが、
ここでのカルティベイトの役割なんだということを改めて気づくことができました。

さーて、6ヶ月後の彼らはいったいどこまで成長しているのでしょうか!

実は私どもカルティベイトは、若年者ジョブトレーニング事業において、
2ヶ月目と3ヶ月目に振返り(フォローアップ)研修、
そして最後にはプレゼン(訓練の成果発表)研修も担当させて頂いています!

研修に参加した際にはまた彼らの成長の様子を報告させて頂きます!

30 7月

県外・海外から仲間を迎える沖縄の高校生達

Posted in H24年度アジアユース人材育成プログラム, アジアユース人材育成プログラム, (AYDPO)あーさー on 30.07.12

2012年7月28日土曜日...

AYDPO県内参加者の高校生達が再びJICA沖縄に集結しました!

目的は...ウェルカムパフォーマンス作り!!!!!

3週間前の事前研修で与えられた課題、
「県外や海外参加者のためのウェルカムパフォーマンス」を完成させるべく、
夏休みや夏期講座の合間をぬって集合した彼らに与えられた時間は5時間!

「大人(スタッフ)は特に口出ししません。必要な物だけ準備するので、
皆さんで進めて下さいね」と伝えると、さっそく作業にとりかかりました。

まずは、前回の会議のおさらいから。

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ホワイトボードを上手に使って、
演目・時間・担当・順番を決めていました。

エイサーの大太鼓はどうするか、衣装はどうするかなど、
どこまで本格的にやるべきか悩みながら、
ああでもないこうでもないと議論を続けていました。
そして「今あるもので沖縄と歓迎を表現する」という答えに行きついた彼らは、
それぞれの持っている特技を活かし、

1空手
2琉心(沖縄風創作バレー)
3エイサー
4三線
5書道
6かちゃーしー

をパーフォーマンスすることに決めました。

さっそく演目ごとに分かれて練習し始めるのかと思いきや、
次にとりかかった作業は書道で書く四字熟語決め。

前途洋洋:プログラムや、その後に広がる将来に対する期待
切磋琢磨:プログラムを通してお互いに刺激し合い共に成長したい

という素晴らしい案が出る中、皆が納得して決まった言葉は、

「逢皆兄弟 = いちゃりばちょーでー」(当て字)

ichariba

ご存知のように、「一度会えば皆兄弟」という意味です。
人と人とのつながりを大切にする沖縄人の温かさを表すこの言葉を持って
県外や海外から来る参加者を迎え入れたいという彼らの心のあらわれでした。

今度はそれを英語で伝えるために、手分けして英文作成!
辞書をひきながら、実際に声に出しながら、県外・海外の参加者のこと
を思い浮かべながら、楽しそうに英語を考えていました。

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さすが優秀な高校生達!あっという間に英文を作ると、全員分をくっつけて
「逢皆兄弟」の説明文が完成!

ここで全体での作業を一旦終了し、今度は演目ごとに練習開始。

道着に着替えて形の練習をしたり、和になってエイサーを踊ったり、

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挙句の果てには舞台でのフォーメーションまで構成し始めたり、
彼らのクリエイティブな発想に驚かされるばかりでした。

ある程度形になったところで一度全体を通して見ると、
何か気づくことがあったのか、ねりなおしの作業と更なる練習にとりかかる高校生達。
演目と演目のつなぎについて意見を出し合い、もう一度全体を通してみると、
一回目よりはるかに良くなった出来栄えと構成に本当に驚かされました。
最後に、撮影した動画を念入りにチェックし、
本番に向けて意気込む彼らの顔はとても真剣で素敵でした!

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本番まで残り1週間!
当日も早めに集合してパフォーマンスの最終チェックをするようです。

彼らの歓迎の気持ちは必ずや県外海外参加者へと伝わり、
きっと素晴らしいプログラムの幕開けとなることでしょう!

こんな素晴らしい高校生達のために、私も事務局として
必死にサポートしていこうと改めて感じる1日でした。