カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

26 12月

全国初!小中学校で速習セミナーin粟国島

Posted in スタッフ成長日記, 粟国村キャリア教育支援事業, あさか on 26.12.12

粟国島の子どもたちを対象に、速習セミナーが開かれました(*^-^*)

これは、「粟国村キャリア教育支援事業」の一環ですが、
今回はお仕事についての講演会ではありません。
何歳になっても、どんな分野に進んでも、必ず必要だと言われるのが読書。
その読書を、楽しく効率的に速く読めるようになるために、
今回のセミナーが実施されたのでした。

講師は、すでに8000人もの受講生を出している 園 善博(その・よしひろ)先生。
今回のために、はるばる京都から沖縄まで来てくださいました!

園先生のセミナーに参加している人は様々だと思いますが、
多くがビジネスマン、お医者さん、弁護士さんの方々。
学校で子どもたちのための2時間セミナーというのは、
粟国小中学校が初めてだそうです♪

「よーい、スタート」
という先生の掛け声で一気に静まり返る子どもたち。
2分間 という制限時間があるため
男の子も女の子も、本にかじりつくように読んでいました。

「読むコツ」を少しずつ教えてもらいながら
何度か2分間読書を続けます。

さて、2時間の成果はと言うと・・・

拡大
↓ ↓

2分間で読んだ行数
67行⇒95行

拡大
↓ ↓

2分間で読んだ行数
32行⇒69行

え、たったこれだけで!?
というようなワザですが、
どんどん速く読めるようになっていく子どもたち。

でも中には、
最初と最後でほとんど速さの変わらなかった人たちもいます。
私もその内の一人。

私のような方がまずチェックして欲しいのは、
視力だそうです。
私もさっそく、読書用メガネを買いました?(^o^)/
小さい字でもすぐに焦点が合うので、集中しやすいかも〜♪

小中高校生のみなさんに喜んでもらえたのはもちろんのこと、
先生たちも一生懸命、授業を受けている姿が素敵でした(*^-^*)
今回、すべての子どもたちに園先生の著書が配られたんですが、
セミナー後、先生たち用に20冊の追加注文があったほど大盛況?(^o^)/

年末のお忙しい時に、
調整して下さった粟国小中学校の先生方、教育委員会の方々ありがとうございました!

粟国の子どもたちは、
年明けには、職業体験に行きまーす♪

05 11月

島を出ていく子どもたちのために

Posted in スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 05.11.12

先週、南大東島の小学生と一緒に長野県に行って来ました〜♪
カルティベイトのあさかです^^
最近、「会社でなにやってるの?」と聞かれることが多いので、
今回はこの南大東島のお仕事についてお話しますね(*^-^*)

1) なぜ南大東の子どもたちが対象なのか?

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は、南大東島の小学校5年生と中学校2年生が、数日間、島を離れて仕事体験をする事業です。
この事業のために予算を出してくださっている沖縄県商工労働部雇用政策課は、
「近頃若者に元気がない。若年層の失業率も全国と比べるとダントツで高い。何か良い解決策はないだろうか?」と考え、事業をつくり、企画・運営する団体を公募しました。
そこで手を上げたのが、南大東村役場 産業課の濱里さん(通称ハマちゃん)。

南大東島の子どもたちは皆、中学を卒業すると同時に島を出て沖縄本島や高校のあるその他の離島に行かなければなりません。
少しでも多くの子どもたちが仕事体験をして、将来の夢や目標を見つけられるように、この事業を取ることを決意しました。

※沖縄県内の有人離島39島のうち、高校がある島は、沖縄本島、宮古島、石垣島、久米島、伊良部島の5島のみ。

2) なぜ小学校5年生と中学校2年生?

この事業は3年間の継続事業なので、その間予算が出ることになります。
小学5年と中学2年を対象にすれば、3年間の内に今の小学校3年生から中学校2年生までの6学年が仕事体験できることになります。

3) 4月の新学期のスタートと同時に告知してくれないの?

中2の東京研修は9月、小5の長野研修は10月。でも私たちが学校側と日にちを決めたのは、その1ヶ月〜2ヶ月前でした。突然現れた宿泊研修に、保護者の方々にはご迷惑をお掛けしてしまいました。
なぜもっと早くからお知らせできなかったのか。
理由としては、まず事業自体が7月にスタートしたばかりだったということ。
そして、この事業が学校を統括している教育委員会ではなく産業課の事業だったため、
教育委員会や学校側にご説明する期間があり、納得していただいてからの日程決めでした。
学校はただでさえ行事が多いので、途中から4日間も日程を空けてもらうのに時間がかかったという背景がありました。
今年実施の保護者のみなさんには、お忙しい中ご協力して頂き、心より感謝申し上げます。
来年度からは、4月の時点で学校からお知らせさせていただく予定です。

4) なぜカルティベイトが企画しているの?

この事業に最初に目をつけて、県庁まで話を聞きに行った南大東村役場 産業課長のハマちゃんは、説明を聞きに行った足でそのままカルティベイトにいらっしゃいました。
「困ったときの開(ひらき)頼み」(・∀・)

開社長に頼めば、
生徒たちの学びのために一緒に頭を捻ってくれる。

そういう確信があるんだそうです。
ハマちゃん課長と開ははや十数年の付き合い。
県の事業は単年度、もしくは2〜3年で終わってしまうので、事業が終われば縁が切れてしまうこともあるそうなのですが、
ハマちゃん課長と開は今も何かあるごとに連絡を取り合い、こうやって仕事が生まれることもあるんですね♪

急きょ決まった企画だったので、いろんな壁がありましたが
結果的に、「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」に参加した子どもたちは、行く先々で私たち大人も羨ましいほど貴重な体験をさせてもらい、少しお兄さん、お姉さんになって島へ帰って行きました^^

南大東の小5が長野で感じたのは
東京で学んだ「黒子の楽しみ」

31 10月

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」小学5年生編

Posted in 未分類, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 31.10.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

10/23(火)〜10/27(土)、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の引率で小学5年生13名と一緒に長野県伊那市へ行って参りました。

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「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
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2日間で合計6社の企業が職場体験の受入をして下さったなかで、今回私は伊那ケーブルテレビジョンという番組製作会社への職場体験に引率しました。

そこでは、生徒たちが実際にスタジオに立ち、他グループの職場体験の様子を取材した感想をVTRにまとめていました。

しかも、なんとなんとそれが実際の番組としてその日の夕方のニュースで放送して頂けたんです!

 

取材現場では、みんな緊張しながらも積極的にインタビューを繰返し、感じたことを一生懸命言葉で伝えてくれました。
移動の車中でも、放送部長に取材のコツやアドバイスなどを求めて一生懸命メモしていました。

他グループの職場体験の様子を取材した後に、子供達がVTRにまとめた感想を共有します。

「薪ストーブのDLDさんは、人にありがとうと言われたときにやりがいを感じると言っていた。私も将来、人に感謝されるような仕事がしたい。」

「協力しあうことが大切だと思った。」

また、夜の振り返りの場では、

「自分ができないと思っていたことができた。」

「職場体験が楽しかった。なぜなら、自分が袋詰めしたミカンを買ってもらえたから。」

「みんなの感想を聞いて、同じことでも人それぞれ感じることが違うんだなぁ、と思った。」

など、1日だけでもたくさんのことを学んでいる様子が伝わりました。

その様子を見た先生方からも、

「分刻みに生徒が成長しているのがわかる」

というお言葉を頂きました。

こんなにも子供達が成長できる職場体験ってすごいですね。
そのような場に関われることができてとても幸せに思います(^^)

?「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は25年度も26年度も続きます。

子供達の成長を促しながら、働くことへの意識を高めていく。

このようなプログラムが、将来的に学校の教育課程に取り組まれ
良いサイクルがまわっていくよう、カルティベイトはこれからも頑張ります☆

26 10月

推奨制度の第一ステージへ!

Posted in 推奨制度沖縄モデル事業 on 26.10.12

「事業者推奨制度に関する講習会」を開催

8月28日(水)
恩納村にて、

日本エコツーリズム協会助成事業
「自主ルール・基準を導入した安心安全ツアーの共同プロモーションプロジェクト」の
講演会が行われました。

推奨制度で推奨されるための条件として
講演会への参加が義務付けられてましたので、
当日は、今回事業所推奨に申請いただいた13事業所の皆様にご参加いただきました。

東京から、日本旅行業協会法政委員長であり、
風の旅行社代表取締役の原さんにもお越しいただき、
体験型観光の関連法規についての講演会をしていただきました。

また、沖縄体験型観光推進協議会の理事でもある
がじゅまる自然学校(ホールアース自然学校沖縄校)事務局長の小林さんには、
ホールアースさんで使っているマニュアル等についてご説明いただきました。

9月上旬には、
推奨される事業所が決定されるとのことで、
「やっとここまできた!」という思いでいっぱいです。

JES(日本エコツーリズム協会)からの助成が決まり、
昨年の6月頃にスタートした本事業。

念願の推奨制度がスタート

もともとは、
カルティベイト代表の開がエコツーリズムの活動を長くやっている中で、
「沖縄の体験型観光の質を高めることと、安全対策の意識を向上させることで、
自然文化体験の沖縄ブランドを作りたい!」という思いから生まれたものでした。

開が、沖縄で開かれた日本エコツーリズム協会設立に携わったのが1998年。
15年もの間この思いをあたためてきただけでなく、
安全対策と質の向上に関しては
以前よりも強く必要性を感じているではないかと思います。

JESから全国公募が出された地域振興事業をきっかけに
沖縄体験型観光推進協議会とタッグを組み、
全国でも成功例がほとんどないと言われる
「推奨制度の策定」に乗り出しました。

しかし、協議会の皆様の合意を取り付けるまでに時間がかかりました。
3月までの予定だった事業を9月まで伸ばしてもらったほどです。
体験プログラムで生活をしている方々にとって、
自らに縛りをかけ、人材育成にお金と時間を使うことですから、
しかたがないのかもしれません。

開は本業の傍らで推奨制度のメリットづくりに走りながら、
協議会内の役員や中心メンバーとの話し合いを重ねること数ヶ月・・・

ついについに!
第一ステージである事業所推奨までたどり着くことができました!
本事業を通して初めての集合写真♪

今回申請いただいた事業所の推奨が決まったら、
9月12日から始まるJATA旅博でお知らせする予定です(^o^)/

事業所推奨のあとは、
引き続き、プログラム推奨、ガイド推奨と続いていきます。

P.S.
押したり引いたり、待ったり飛び込んだり、、、
本事業を通して、目的を達成するための道は一つじゃないことを学びました。
遠くにある目標を見据えて、目の前の問題には柔軟に対応することも。
来週の旅博もがんばってきま〜す(^^♪

08 10月

南大東の中学生14人が東京へ

Posted in 未分類, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 08.10.12

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」が東京で職場体験をしてきました!

南大東中学校2年生(14名)がふるさと南大東島から飛び出て、
東京で教育現場からIT企業まで幅広く見学し、最後には実際に働く体験まで行う贅沢な4日間になりました。

今回お世話になった企業は

  • 109シアター木場
  • 東京学芸大学
  • ニコニコ本社
  • ワタベウェディング
  • 乃村工藝社
  • イオンレイクタウン

 
そして、南大東出身で、現在は埼玉県でお食事屋さん「じゃがいも」を営む城田ご夫婦と、関東地域に住んでいる南大東・北大東出身のみなさんが集まる「大東会」のメンバーである浅沼さんにもお会いすることが出来ました。

↑「じゃがいも」で交流した際の写真です。
中央にいる男性が大東会の浅沼さん、右側にいらっしゃる女性が「じゃがいも」の城田喜美子さんです。
城田さんは大東島で生まれで、12歳頃まで住んでいたのだそうです。
お母さんから教わったという大東島の巻き寿司を作って待っていてくださいました。
この太巻き寿司、今では作れる人がほとんどいなくなってしまっているのだそう。
南大東の生徒たちも初めて見る子がほとんどだったほどです。
太巻きにさらにご飯が巻かれた極太巻き!外側は卵焼きでした^^

生徒たちはみんな、中学を卒業したら高校のある島へ出て行かなければなりません。
高校はだいたい沖縄本島へ出るのですが、大学や専門学校に入る頃には関東に行く子たちも少なくないはずです。
『上京した時には大東会に参加して、そこでふるさとの話ができたとしたら、子どもたちも心強いのではないだろうか』
そんな気持ちから、「じゃがいも」に訪れることが決まりました。

今回の訪問で、じゃがいものご夫妻も浅沼さんも大変喜んでくださり、昔話に花を咲かせたり、今の南大東の子どもたちを見て喜んでいらっしゃるのを見ることが出来ました。

後日、浅沼さんからは今回の生徒たちの訪問についてのお手紙が届きました。
びっしりと書かれたお手紙に、私たちスタッフもびっくり!
浅沼さんは今回の訪問についてこう語ってくださいました。
『めったに体験することの出来ないこのような楽しくすばらしい時間を皆様方と共有させて頂き、感激の極みです。「じゃがいも」の喜美子さんも一緒に(校歌を)口ずさんでいましたが、涙ウルウルで声にはなりませんでした。』

今回の訪問を通して、
訪問を受け入れてくださり、いろいろ準備までしていただいた上に、こんなにも喜んでいただけるものなのだと心から驚きました。
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は生徒たちの就労意識を高めることが目的ですが、やり方によっては受け入れ側にも大変喜んでいただけることを知り、周りに快く協力をいただきながら、周りを巻き込みながらイベントを組むことのすごさを実感しました。

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」パート2もご覧ください♪(準備中)

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28 9月

 まーーーーーた台風!!!!しかも週末!!!!

Posted in その他, カルティベイトな日々, しょう on 28.09.12

はいさーい!

カルティベイトスタッフのしょーでーす!!!

今週末!また台風が来ますね!!

90度角度を変えて沖縄へ一直線!!!

お陰でオスプレイ配備も今日は延期になりましたねー!

誰かが延期のために台風の進路を曲げたんじゃないかと思うほどのタイミングと角度です!

しかし今年の沖縄の観光産業は大変ですねー!!

毎週もしくは少なくとも2週間に1回のペースで台風ですからねー

しかも毎回週末!!

このまえAYDPO(アジアユース人材育成プログラム)で渡嘉敷島に行った時に聞いた
あるホテルの話だと、

一回台風が来ると1000万円の売上損失が出るそうです!!!

1ホテルでこの額、離島全体や沖縄全体的な合計を考えると恐ろしいですね!

「わーい台風だ−!学校休み−!」とか
「台風だから飲みに行こうぜ!」とか言っている場合じゃないです!!

そして渡嘉敷島のヒーロー「ひーじゃーでーびる」さんは、
船が欠航なので、那覇に来るために今日ヘリを飛ばすそうです!!
(なんかかっこいい!)

渡嘉敷島 ひーじゃーでーびる 座間味島 荒天 台風 補助金 ヘリコプター 一括交付金

しかしそのかっこよさの裏には金銭的な問題もあります。

チャーター料が座間味島だと片道63,000円らしいので
渡嘉敷も同じくらいでしょうか?

沖縄から台湾などへ1人が平気で行ける金額ですね!

座間味村は荒天時に村が半額負担する制度があるそうですが

渡嘉敷はまだまだ。

「来年は必ず!」とひーじゃーでーびる氏は語っていました

カルティベイトも何か応援できるよう頑張ります!

オスプレイや離島、いろいろ問題は山積みですが

みんなで協力して解決できる世の中になるといいですね

そのためにも、(ちょっと早いですが)来月も1ヶ月気合入れていきます!!!!

ー追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひーじゃーでーびるから動画の投稿がありました!
臨場感たっぷりの映像をどうぞ!!!

27 9月

相手の立場になるということ

Posted in カルティベイトな日々, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 27.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

先日、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の
下見&打合せをするため、長野県の伊那市と駒ヶ根市へ行って参りました!

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「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
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9/5から東京で実施した職場体験には中学2年生が参加し、今回は小学5年生の番です!
10/23に南大東から13名の児童が長野へ出発します!
(中学2年生の研修の様子1様子2

児童の体験受入を引き受けて下さったのは、

・株式会社産直市場グリーンファーム
 http://www.green-farm.asia/
・株式会社産直新聞社
 http://www.j-sanchoku.net/
・伊那ケーブルテレビジョン株式会社
 http://www.inacatv.co.jp/
・株式会社ディーエルディー(薪ストーブの会社)
 http://www.dld.co.jp/
・らーめん屋原点
・有限会社サンスイ生花店

以上5件の方々。
おかげさまで色々な職種を用意することができました。
地域のご協力あってのカルティベイト、感謝しております。

それにしても、なんとのどかな風景なんでしょう!

南の島から飛行機とバスを乗り継いで信州の地へ。
この風景は子供たちの目にどう映るのかな?
子供たちは何を見て喜ぶのかな?
島との違いって何だろう?

せっかく長野まで行くのだから、職場体験以外にもたくさんのことを感じてほしい!
というのが私のひそかな思いです...(*^-^*)

長野では、黄金に輝く稲穂、赤く色づくもみじ、そしてどこまでも続く山、山、山。
トンボの群衆や、柿やリンゴが木になっている様子も見られ、
沖縄では感じにくい秋(四季)を感じることができました。

バスの乗り継ぎがある新宿でも、
高層ビルや人の多さなど都会らしさを味合うことができると思います。

今回は自分なりに子どもの目線に立ってみることで上記の風景に気づくことができました。

子供たちが職場体験を通してより多くの学びや気づきを得られるよう、
実施本番でも子供の目線になることを意識してがんばります!

10 9月

業務実績を更新しました!

Posted in カルティベイトとは?, スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 10.09.12

こんにちはー!カルティベイトな日々の月曜担当あさかです!
先ほど、カルティベイトの公式HPの業務実績ページで
平成23年度の部分を更新しました。

日々の業務に追われていたのか、ここ3年間の実績がアップされてなかったので、私が勝手に少しずつ追加していっています。(*^−^)v

表から見ると「何をしているのかわかりにくい」と言われがちなカルティベイトの仕事。
できるだけ初めてサイトに訪れた方でも弊社の仕事内容をイメージしてもらいやすいよう、
サイトの更新はしっかりしていかないといけませんね!!

ちょっと話が脱線しますが、
実は私、先週ボロジノジュニアわくわく仕事し隊という事業で、
南大東島の中学2年生たちと乃村工藝社さんに職場見学に行きました。

社員さんへの質問タイムの時に、生徒達から「この仕事の楽しみはなんですか?」という質問が出ました。
そのときお答えいただいたことで印象に残ったのが

「黒子の楽しみ」という言葉。

黒子とは、黒装束に黒い頭巾をかぶって、役者のお世話や舞台装置を操作する役の人のこと。
乃村工藝社さんは何かを作り出しても表には名前が出てくるわけじゃないですし、
「うちがここの設計・施工してるんですよ!!」ってアピールすることもない。
でも、作った施設に遊びに来た人が「楽しかったね。来てよかったね。」と言っているのを聞くと、それまでの苦労が吹っ飛ぶほど嬉しいのだそうです。


これが乃村工藝社さんのビル。
右側の面の上から三行目の窓の並びにうっすら会社の名前が書いてあります。
どこまでも主張してない・・・!

カルティベイトにも何か共通するものがあると感じました^^
とくに弊社の開社長は黒子の楽しみを生きがいにしていると思います。

たとえば業務実績でも軽く説明した小規模離島航空路利用活性化事業の場合。
今事業の調査の結果、いくつかの島の航空路が割引の対象になり、以前に比べて住民の方々が本島に行き来しやすくなりました。

こういう変化が起こっても、それにカルティベイトが関与しているということが大々的に発表されることはありません。
この事業の話を聞いたとき、まさに陰の仕事だなぁと思いました。このようなプロジェクトで達成感を感じるのは、私にはまだ難しいような気がするのが正直なところです(^^;)
何年かたてば自分が手がけた仕事の成果や反応が見えてきて、そのときに「黒子の楽しみ」も感じられるようになるんでしょうか??
まだなぞです・・・。今はただただ自分の成長が楽しみですし、実際に成長した感じがすると嬉しいです^^

今日も自分の考えをつらつら書いてしまいました・・・。
読んでくださってありがとうございます。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊でお世話になった企業さんについては、また別の機会にお話しますね(^-^)

05 9月

人×人×タイミング=??

Posted in スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (H23-24年度)ちえ on 05.09.12

こんにちは〜、スタッフのChieです。
先日スタッフの朝香さんが、カルティベイトの仕事とは・・・、

「プロジェクトを成功させるためにその地域の現状を調べ、どんな人員が必要なのか、どんなテコ入れが必要なのかを調べ、実際に手を入れる

ことだ、と説明してくれました(*^^*)
それに続き今日は、“実際に手を入れる”手法をひとつご紹介します。

視点を変える場をつくる



きのう弊社でプロデュースを担当させていただいている、
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の那覇ワークショップに参加してきました。


ボロジノジュニアわくわく仕事し隊とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です!


これから3泊4日間の県外研修に旅立ち、
東京学芸大学、ニコニコ本社、ワタベウェディング、乃村工藝社を視察し、
わしたショップで職場体験をする南大東中学校2年生のみんな。
東京へ旅立つ前に那覇で1泊し、ワークショップをして頭づくりを行いました。



講師は、たのしい教育研究所の喜友名一先生(いっきゅう博士)!

先生が出した例は、東京タワーのてっぺんに光る赤い電球。

さて、この電球を点検し、交換する”仕事”があることを知っていますか?
どうやって、てっぺんに登っていくのでしょう?
怖くないのでしょうか?
トイレに行きたくなったらどうするのでしょうか?
どれくらいのお給料で、てっぺんに登っているのでしょうか?

先生が次々繰り出す質問にうんうんと唸って考えていくうち、
子どもたちは「東京タワーのてっぺんに光る赤い電球を変える仕事」に
やり甲斐を見出して働く人の存在に、気づきはじめます。

これまで何気なく見ていた風景。
これまで何気なくしていた買い物。
これまで何気なく乗っていた飛行機。

その全てにきっと“仕事”があり、そこに意味を見出して働く人の存在がいるのです。
先生はまとめます。

「皆さんが島から東京へ行き帰ってくるまでに、たくさんの”仕事”に出会うでしょう。
国際通りを歩くとき、電車に乗るとき、意識して少し周りを見回してみてください。
さぁ!星の数ほどある仕事の中から、あなたが見つける仕事は何でしょう?

「何気なく見る」から、「意識して見る」へー。
この問いかけ1つで、これからの“ものの見方”、つまり視点が変わるのです。
このあたりから、子どもたちの顔が変わり始めました。


人×人×タイミング=??

県外研修実施前に、喜友名先生と会わせて、視点を変える場をつくる。
こうして”手を入れる”ことが、今後のプロジェクトを大きく左右します。

<人×人×タイミング=??>の数式で最大限の効果を生み出し、
そこに望ましい”場”を生み出すこと。

この”場”をつくりだすノウハウこそが、
まさにカルティベイトの大切な商売道具であり、”手を入れる”手法のひとつです。
今カルティベイトの新人スタッフは、開や平井から、そのノウハウを学んでいます。

喜友名先生は、子どもたちへ、
「あなたの笑顔と、周りの人達の笑顔が広がるような仕事につけたら幸せですね」
とメッセージを託しました。

・・・そう考えると、沖縄離島体験交流促進事業に携わるなかで、
子どもたちの笑顔につられて笑顔になっている私も、相当な幸せ者かも(*^^*)!?
さぁ、もっともっと笑顔を広めるために頑張るぞー!

20 8月

「推奨制度」に関する勉強会(講師:小林寛子さん)を行いました!

Posted in カルティベイトな日々, 推奨制度沖縄モデル事業, (H23-24年度)ちえ on 20.08.12

こんにちは!スタッフのChieです(*^^*)

去る8月1日、体験型観光推進協議会の皆さんと、
日本エコツーリズム協会理事である小林寛子さんを招いての勉強会を行いました!
今回は、「オーストラリアのエコツーリズム推奨制度」についてお話を伺いました。

会議風景

推奨制度って何?

観光ガイドブックを開くとズラリと並ぶ、たくさんの体験メニュー。
カヌー体験、森林トレッキング体験、体験ダイビング。
今日も、多種多様な体験プログラム業者が商売をしています。
しかし業者によっては、体験メニューの質や環境保全に関する意識にバラつきがあるのも事実。
それにも関わらず、安心安全な旅を提供する業者を判断する基準が無いのです・・・
これは日本だけでなく、世界中で起こっている問題だそう。

そこで注目され始めたのが、「推奨制度」という考え方です。
法律を遵守しているか、環境保全に配慮しているか、地域社会と連携しているか・・・
安心安全な旅を提供するための様々なチェック項目をクリアした事業者だけが、 
「推奨」事業者を名乗り商売をすることができる制度。それが推奨制度なのです。
推奨制度は、各事業者の意識向上につながり、そしてガイドの養成や環境保全に対する共通認識を持ち取り組むことで、安全安心な体験の提供につながります。

すでにオーストラリアでは、
エコツーリズム協会が事務局となり推奨制度が導入されています。

推奨制度について活発な質問が。

今回は、オーストラリア・エコツーリズム協会会員、
日本エコツーリズム協会理事でもある小林寛子さんを招き、

・オーストラリアにおける推奨制度導入の歴史と現状
・推奨制度の課題(認知度の向上、メリットづくり)

などについて1時間お話いただいた後、2時間をかけて質疑応答・意見交換を行いました。

帰る人には喜びを・・・

質疑応答・意見交換会では、次々と質問が飛び出しました。

「普及率はどれくらいか」、「誘客に効果はあるのか」、
「評価基準はどう設定したのか」、「事務局体制は」、「予算は」・・・

とうに終了予定時間がきて、続きは懇親会会場でと相成ったのでした。

真剣にエコツーリズムについて話し合う

いまカルティベイトと体験型観光推進協議会は、
沖縄にこの推奨制度を導入しようというチャレンジに挑んでいます。
成功すれば、全国で始めての民間推奨制度導入
沖縄にいらした全てのお客様が笑顔で旅を楽しまれるよう、
そして沖縄の自然や文化を次世代につないでいくよう、
何度も集まり、勉強会や会議を重ねています。
今回の小林寛子さんを招いての勉強会も、その一環です。

「推奨制度って何(・・?)」状態だったスタッフChieも、
小林寛子さんのお話を通して、しっかり理解することができました。

いつか聞いた言葉、
「来る人には楽しみを。帰る人には喜びを」。
その「帰る人には・・・」の部分を大切にするのが推奨制度でもあるんですね(*^^*)

ちなみに勉強会翌日は、弊社代表の開と那覇のまちま〜いに行ったそう。

那覇のまちま〜い!

とっても素敵な女性だった小林寛子さん。
本当にありがとうございました(*^^*)

カルティベイトが企画・運営する「沖縄しま旅」もご覧くださいね☆