カルティベイトな日々

会社のスタッフブログです(*^^*)

06 4月

【南大東キャリア教育】子どもたちが輝く瞬間★

Posted in ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 06.04.15

3年間やらせていただいた、南大東村のキャリア教育支援事業「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」が、この3月で終わりました!

入社して初めての担当事業で、最初は見積書の作り方もわからず、どうやってプロジェクトを進めたらいいのかもわからず・・・という状況だったのですが、思い返すとあっという間の3年間でした。

久しぶりに初年度(平成24年度)の資料ファイルを開けてみたら、ぐちゃぐちゃでびっくりしました(笑)1年前の書類でも、自分で作ったくせに意味がわからないものがあったり(@_@。
それだけ成長させていただいたってことなんだなと思います。

のうえん ボロジノ

この事業では、子どもたちの可能性というものに深く気づかされました。職場体験やワークショップを通して、これまでの学校生活では見えてこなかった子どもたちの才能が表に出てきて、先生方がとってもびっくりします。生徒自身が自分の良さに気付いたことで、自信が芽生えた瞬間も見ることができました。笑顔が輝いていました(*^▽^*)

ワークショップや講演会で講師の方々をお連れすると、どの方も南大東の子どもたちの素直さに驚かれるんですね。それは、親御さんや島の方々に愛情たっぷりに育てられていることと、赴任する先生方のご指導が素晴らしいからだと思います。

そんな子どもたちなので、東京や京都で職場体験をするといろんなことを一気に吸収します。子どもたちの感想文を見ると、どんなことに気づいて、それを見て自分はどう思ったのか、これからどうしたいのか、ということがしっかり書かれています。

体験中は、生徒たちがボーっとしているように見えたこともあったので、「大丈夫かな。ちゃんと学んでくれるかな(汗)」とあたふたしたこともあったんですが、実はいろんなことを考えているんですね。私自身が反省しました。

こーぷ 中学校職場体験

15歳になったら親元を離れ、島を離れないといけない子どもたちなので、夢を持って、好きなことや得意なことをやって、やるべきことはしっかりやる。目の輝きはそのままに、いろんなことに挑戦していく子どもたちになってくれたらいいなと思います。

この事業が終わった分、子どもたちに会える機会も減ってしまうのが寂しいですが、facebookで繋がっている子たちもいるので、これからも応援したいと思います(・ω・ノ)ノ

21 7月

2014年7月21日(月) 東京で職場体験 南大東中 笑顔の大切さ学ぶ(琉球新報)

Posted in ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, メディア掲載, 地域型就業意識向上支援事業 on 21.07.14

バインダー3_page-0028

05 11月

島を出ていく子どもたちのために

Posted in スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 05.11.12

先週、南大東島の小学生と一緒に長野県に行って来ました〜♪
カルティベイトのあさかです^^
最近、「会社でなにやってるの?」と聞かれることが多いので、
今回はこの南大東島のお仕事についてお話しますね(*^-^*)

1) なぜ南大東の子どもたちが対象なのか?

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は、南大東島の小学校5年生と中学校2年生が、数日間、島を離れて仕事体験をする事業です。
この事業のために予算を出してくださっている沖縄県商工労働部雇用政策課は、
「近頃若者に元気がない。若年層の失業率も全国と比べるとダントツで高い。何か良い解決策はないだろうか?」と考え、事業をつくり、企画・運営する団体を公募しました。
そこで手を上げたのが、南大東村役場 産業課の濱里さん(通称ハマちゃん)。

南大東島の子どもたちは皆、中学を卒業すると同時に島を出て沖縄本島や高校のあるその他の離島に行かなければなりません。
少しでも多くの子どもたちが仕事体験をして、将来の夢や目標を見つけられるように、この事業を取ることを決意しました。

※沖縄県内の有人離島39島のうち、高校がある島は、沖縄本島、宮古島、石垣島、久米島、伊良部島の5島のみ。

2) なぜ小学校5年生と中学校2年生?

この事業は3年間の継続事業なので、その間予算が出ることになります。
小学5年と中学2年を対象にすれば、3年間の内に今の小学校3年生から中学校2年生までの6学年が仕事体験できることになります。

3) 4月の新学期のスタートと同時に告知してくれないの?

中2の東京研修は9月、小5の長野研修は10月。でも私たちが学校側と日にちを決めたのは、その1ヶ月〜2ヶ月前でした。突然現れた宿泊研修に、保護者の方々にはご迷惑をお掛けしてしまいました。
なぜもっと早くからお知らせできなかったのか。
理由としては、まず事業自体が7月にスタートしたばかりだったということ。
そして、この事業が学校を統括している教育委員会ではなく産業課の事業だったため、
教育委員会や学校側にご説明する期間があり、納得していただいてからの日程決めでした。
学校はただでさえ行事が多いので、途中から4日間も日程を空けてもらうのに時間がかかったという背景がありました。
今年実施の保護者のみなさんには、お忙しい中ご協力して頂き、心より感謝申し上げます。
来年度からは、4月の時点で学校からお知らせさせていただく予定です。

4) なぜカルティベイトが企画しているの?

この事業に最初に目をつけて、県庁まで話を聞きに行った南大東村役場 産業課長のハマちゃんは、説明を聞きに行った足でそのままカルティベイトにいらっしゃいました。
「困ったときの開(ひらき)頼み」(・∀・)

開社長に頼めば、
生徒たちの学びのために一緒に頭を捻ってくれる。

そういう確信があるんだそうです。
ハマちゃん課長と開ははや十数年の付き合い。
県の事業は単年度、もしくは2〜3年で終わってしまうので、事業が終われば縁が切れてしまうこともあるそうなのですが、
ハマちゃん課長と開は今も何かあるごとに連絡を取り合い、こうやって仕事が生まれることもあるんですね♪

急きょ決まった企画だったので、いろんな壁がありましたが
結果的に、「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」に参加した子どもたちは、行く先々で私たち大人も羨ましいほど貴重な体験をさせてもらい、少しお兄さん、お姉さんになって島へ帰って行きました^^

南大東の小5が長野で感じたのは
東京で学んだ「黒子の楽しみ」

31 10月

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」小学5年生編

Posted in 未分類, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 31.10.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

10/23(火)〜10/27(土)、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の引率で小学5年生13名と一緒に長野県伊那市へ行って参りました。

—————————————————————————————————————-
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
—————————————————————————————————————-

2日間で合計6社の企業が職場体験の受入をして下さったなかで、今回私は伊那ケーブルテレビジョンという番組製作会社への職場体験に引率しました。

そこでは、生徒たちが実際にスタジオに立ち、他グループの職場体験の様子を取材した感想をVTRにまとめていました。

しかも、なんとなんとそれが実際の番組としてその日の夕方のニュースで放送して頂けたんです!

 

取材現場では、みんな緊張しながらも積極的にインタビューを繰返し、感じたことを一生懸命言葉で伝えてくれました。
移動の車中でも、放送部長に取材のコツやアドバイスなどを求めて一生懸命メモしていました。

他グループの職場体験の様子を取材した後に、子供達がVTRにまとめた感想を共有します。

「薪ストーブのDLDさんは、人にありがとうと言われたときにやりがいを感じると言っていた。私も将来、人に感謝されるような仕事がしたい。」

「協力しあうことが大切だと思った。」

また、夜の振り返りの場では、

「自分ができないと思っていたことができた。」

「職場体験が楽しかった。なぜなら、自分が袋詰めしたミカンを買ってもらえたから。」

「みんなの感想を聞いて、同じことでも人それぞれ感じることが違うんだなぁ、と思った。」

など、1日だけでもたくさんのことを学んでいる様子が伝わりました。

その様子を見た先生方からも、

「分刻みに生徒が成長しているのがわかる」

というお言葉を頂きました。

こんなにも子供達が成長できる職場体験ってすごいですね。
そのような場に関われることができてとても幸せに思います(^^)

?「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は25年度も26年度も続きます。

子供達の成長を促しながら、働くことへの意識を高めていく。

このようなプログラムが、将来的に学校の教育課程に取り組まれ
良いサイクルがまわっていくよう、カルティベイトはこれからも頑張ります☆

08 10月

南大東の中学生14人が東京へ

Posted in 未分類, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 08.10.12

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」が東京で職場体験をしてきました!

南大東中学校2年生(14名)がふるさと南大東島から飛び出て、
東京で教育現場からIT企業まで幅広く見学し、最後には実際に働く体験まで行う贅沢な4日間になりました。

今回お世話になった企業は

  • 109シアター木場
  • 東京学芸大学
  • ニコニコ本社
  • ワタベウェディング
  • 乃村工藝社
  • イオンレイクタウン

 
そして、南大東出身で、現在は埼玉県でお食事屋さん「じゃがいも」を営む城田ご夫婦と、関東地域に住んでいる南大東・北大東出身のみなさんが集まる「大東会」のメンバーである浅沼さんにもお会いすることが出来ました。

↑「じゃがいも」で交流した際の写真です。
中央にいる男性が大東会の浅沼さん、右側にいらっしゃる女性が「じゃがいも」の城田喜美子さんです。
城田さんは大東島で生まれで、12歳頃まで住んでいたのだそうです。
お母さんから教わったという大東島の巻き寿司を作って待っていてくださいました。
この太巻き寿司、今では作れる人がほとんどいなくなってしまっているのだそう。
南大東の生徒たちも初めて見る子がほとんどだったほどです。
太巻きにさらにご飯が巻かれた極太巻き!外側は卵焼きでした^^

生徒たちはみんな、中学を卒業したら高校のある島へ出て行かなければなりません。
高校はだいたい沖縄本島へ出るのですが、大学や専門学校に入る頃には関東に行く子たちも少なくないはずです。
『上京した時には大東会に参加して、そこでふるさとの話ができたとしたら、子どもたちも心強いのではないだろうか』
そんな気持ちから、「じゃがいも」に訪れることが決まりました。

今回の訪問で、じゃがいものご夫妻も浅沼さんも大変喜んでくださり、昔話に花を咲かせたり、今の南大東の子どもたちを見て喜んでいらっしゃるのを見ることが出来ました。

後日、浅沼さんからは今回の生徒たちの訪問についてのお手紙が届きました。
びっしりと書かれたお手紙に、私たちスタッフもびっくり!
浅沼さんは今回の訪問についてこう語ってくださいました。
『めったに体験することの出来ないこのような楽しくすばらしい時間を皆様方と共有させて頂き、感激の極みです。「じゃがいも」の喜美子さんも一緒に(校歌を)口ずさんでいましたが、涙ウルウルで声にはなりませんでした。』

今回の訪問を通して、
訪問を受け入れてくださり、いろいろ準備までしていただいた上に、こんなにも喜んでいただけるものなのだと心から驚きました。
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」は生徒たちの就労意識を高めることが目的ですが、やり方によっては受け入れ側にも大変喜んでいただけることを知り、周りに快く協力をいただきながら、周りを巻き込みながらイベントを組むことのすごさを実感しました。

「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」パート2もご覧ください♪(準備中)

tags: ,

27 9月

相手の立場になるということ

Posted in カルティベイトな日々, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (AYDPO)あーさー on 27.09.12

こんにちは!

カルティベイトのアーサーです!

先日、弊社で担当させて頂いている「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の
下見&打合せをするため、長野県の伊那市と駒ヶ根市へ行って参りました!

—————————————————————————————————————-
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です。
—————————————————————————————————————-

9/5から東京で実施した職場体験には中学2年生が参加し、今回は小学5年生の番です!
10/23に南大東から13名の児童が長野へ出発します!
(中学2年生の研修の様子1様子2

児童の体験受入を引き受けて下さったのは、

・株式会社産直市場グリーンファーム
 http://www.green-farm.asia/
・株式会社産直新聞社
 http://www.j-sanchoku.net/
・伊那ケーブルテレビジョン株式会社
 http://www.inacatv.co.jp/
・株式会社ディーエルディー(薪ストーブの会社)
 http://www.dld.co.jp/
・らーめん屋原点
・有限会社サンスイ生花店

以上5件の方々。
おかげさまで色々な職種を用意することができました。
地域のご協力あってのカルティベイト、感謝しております。

それにしても、なんとのどかな風景なんでしょう!

南の島から飛行機とバスを乗り継いで信州の地へ。
この風景は子供たちの目にどう映るのかな?
子供たちは何を見て喜ぶのかな?
島との違いって何だろう?

せっかく長野まで行くのだから、職場体験以外にもたくさんのことを感じてほしい!
というのが私のひそかな思いです...(*^-^*)

長野では、黄金に輝く稲穂、赤く色づくもみじ、そしてどこまでも続く山、山、山。
トンボの群衆や、柿やリンゴが木になっている様子も見られ、
沖縄では感じにくい秋(四季)を感じることができました。

バスの乗り継ぎがある新宿でも、
高層ビルや人の多さなど都会らしさを味合うことができると思います。

今回は自分なりに子どもの目線に立ってみることで上記の風景に気づくことができました。

子供たちが職場体験を通してより多くの学びや気づきを得られるよう、
実施本番でも子供の目線になることを意識してがんばります!

10 9月

業務実績を更新しました!

Posted in カルティベイトとは?, スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, あさか on 10.09.12

こんにちはー!カルティベイトな日々の月曜担当あさかです!
先ほど、カルティベイトの公式HPの業務実績ページで
平成23年度の部分を更新しました。

日々の業務に追われていたのか、ここ3年間の実績がアップされてなかったので、私が勝手に少しずつ追加していっています。(*^−^)v

表から見ると「何をしているのかわかりにくい」と言われがちなカルティベイトの仕事。
できるだけ初めてサイトに訪れた方でも弊社の仕事内容をイメージしてもらいやすいよう、
サイトの更新はしっかりしていかないといけませんね!!

ちょっと話が脱線しますが、
実は私、先週ボロジノジュニアわくわく仕事し隊という事業で、
南大東島の中学2年生たちと乃村工藝社さんに職場見学に行きました。

社員さんへの質問タイムの時に、生徒達から「この仕事の楽しみはなんですか?」という質問が出ました。
そのときお答えいただいたことで印象に残ったのが

「黒子の楽しみ」という言葉。

黒子とは、黒装束に黒い頭巾をかぶって、役者のお世話や舞台装置を操作する役の人のこと。
乃村工藝社さんは何かを作り出しても表には名前が出てくるわけじゃないですし、
「うちがここの設計・施工してるんですよ!!」ってアピールすることもない。
でも、作った施設に遊びに来た人が「楽しかったね。来てよかったね。」と言っているのを聞くと、それまでの苦労が吹っ飛ぶほど嬉しいのだそうです。


これが乃村工藝社さんのビル。
右側の面の上から三行目の窓の並びにうっすら会社の名前が書いてあります。
どこまでも主張してない・・・!

カルティベイトにも何か共通するものがあると感じました^^
とくに弊社の開社長は黒子の楽しみを生きがいにしていると思います。

たとえば業務実績でも軽く説明した小規模離島航空路利用活性化事業の場合。
今事業の調査の結果、いくつかの島の航空路が割引の対象になり、以前に比べて住民の方々が本島に行き来しやすくなりました。

こういう変化が起こっても、それにカルティベイトが関与しているということが大々的に発表されることはありません。
この事業の話を聞いたとき、まさに陰の仕事だなぁと思いました。このようなプロジェクトで達成感を感じるのは、私にはまだ難しいような気がするのが正直なところです(^^;)
何年かたてば自分が手がけた仕事の成果や反応が見えてきて、そのときに「黒子の楽しみ」も感じられるようになるんでしょうか??
まだなぞです・・・。今はただただ自分の成長が楽しみですし、実際に成長した感じがすると嬉しいです^^

今日も自分の考えをつらつら書いてしまいました・・・。
読んでくださってありがとうございます。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊でお世話になった企業さんについては、また別の機会にお話しますね(^-^)

05 9月

人×人×タイミング=??

Posted in スタッフ成長日記, ボロジノジュニアわくわく仕事し隊, (H23-24年度)ちえ on 05.09.12

こんにちは〜、スタッフのChieです。
先日スタッフの朝香さんが、カルティベイトの仕事とは・・・、

「プロジェクトを成功させるためにその地域の現状を調べ、どんな人員が必要なのか、どんなテコ入れが必要なのかを調べ、実際に手を入れる

ことだ、と説明してくれました(*^^*)
それに続き今日は、“実際に手を入れる”手法をひとつご紹介します。

視点を変える場をつくる



きのう弊社でプロデュースを担当させていただいている、
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の那覇ワークショップに参加してきました。


ボロジノジュニアわくわく仕事し隊とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です!


これから3泊4日間の県外研修に旅立ち、
東京学芸大学、ニコニコ本社、ワタベウェディング、乃村工藝社を視察し、
わしたショップで職場体験をする南大東中学校2年生のみんな。
東京へ旅立つ前に那覇で1泊し、ワークショップをして頭づくりを行いました。



講師は、たのしい教育研究所の喜友名一先生(いっきゅう博士)!

先生が出した例は、東京タワーのてっぺんに光る赤い電球。

さて、この電球を点検し、交換する”仕事”があることを知っていますか?
どうやって、てっぺんに登っていくのでしょう?
怖くないのでしょうか?
トイレに行きたくなったらどうするのでしょうか?
どれくらいのお給料で、てっぺんに登っているのでしょうか?

先生が次々繰り出す質問にうんうんと唸って考えていくうち、
子どもたちは「東京タワーのてっぺんに光る赤い電球を変える仕事」に
やり甲斐を見出して働く人の存在に、気づきはじめます。

これまで何気なく見ていた風景。
これまで何気なくしていた買い物。
これまで何気なく乗っていた飛行機。

その全てにきっと“仕事”があり、そこに意味を見出して働く人の存在がいるのです。
先生はまとめます。

「皆さんが島から東京へ行き帰ってくるまでに、たくさんの”仕事”に出会うでしょう。
国際通りを歩くとき、電車に乗るとき、意識して少し周りを見回してみてください。
さぁ!星の数ほどある仕事の中から、あなたが見つける仕事は何でしょう?

「何気なく見る」から、「意識して見る」へー。
この問いかけ1つで、これからの“ものの見方”、つまり視点が変わるのです。
このあたりから、子どもたちの顔が変わり始めました。


人×人×タイミング=??

県外研修実施前に、喜友名先生と会わせて、視点を変える場をつくる。
こうして”手を入れる”ことが、今後のプロジェクトを大きく左右します。

<人×人×タイミング=??>の数式で最大限の効果を生み出し、
そこに望ましい”場”を生み出すこと。

この”場”をつくりだすノウハウこそが、
まさにカルティベイトの大切な商売道具であり、”手を入れる”手法のひとつです。
今カルティベイトの新人スタッフは、開や平井から、そのノウハウを学んでいます。

喜友名先生は、子どもたちへ、
「あなたの笑顔と、周りの人達の笑顔が広がるような仕事につけたら幸せですね」
とメッセージを託しました。

・・・そう考えると、沖縄離島体験交流促進事業に携わるなかで、
子どもたちの笑顔につられて笑顔になっている私も、相当な幸せ者かも(*^^*)!?
さぁ、もっともっと笑顔を広めるために頑張るぞー!