伊江島の海水を使って 小5理科「もののとけ方」の実験をしました
地域の人々が先生になって
子どもたちに理科の楽しさをおしえてくれる深まりキャラバン。
今回は公衆衛生協会の岸信さんが伊江島に行って来ました^^
伊江島で塩作りをしている
「みーぐる工房」の古堅さんが、
伊江小学校で授業をしたそうです。
5年生の単元「ものの溶け方」に合わせて、
海水を使って水の中に溶けている塩を観察する実験です(*^^*)
まずは
濃縮海水をカセットコンロで熱して、塩を取り出します。
今回は2つの鍋を用意して、
①水分がなくなるまで熱する
②途中で熱するのをやめる
という比較実験をすることにしました。
濃縮海水を熱すると、
数分のうちに表面が白っぽくなってきます。
この白いものは、ミネラルなんだそう^^
一度水の中に溶けた食塩ですが、
溶けたものは無くなったのではなく、
見えなくなっただけなんだということを確認しました。
塩は、なるべく弱火で煮るほうが美味しくなるらしく、
古堅さんが子どもたちに
ちょうどいい火加減をアドバイスしていました^^
20分も経つと、ずいぶん水分が飛んで、
はっきりと塩が見えるようになります。
もう一方の鍋は、
水分が少し残った状態で火を止め、
鍋の中で温まっている海水をコーヒーフィルターで濾過します。
絞った時にでてきた水を舐めてみると
に、、にがいっっ。
この苦い物体は「にがり」。
にがりの苦さはカリウムとマグネシウムの味なんだそうです。
この苦みのおかげで忘れないかも~(笑)
身近なものの科学を
地域の人と一緒に子どもたちに教える
サイエンスキャラバン。
今回は伊江島からのレポートでした(*^^*)