2012年7月4日午後 待ちに待ったサバニ体験
学校交流のあとはサバニ体験です!
サバニ体験は、沖縄離島体験交流促進事業のプログラムの中でも一番人気があり
しかも一番満足度の高いプログラムの一つでもあります^^
世界屈指の透明度を誇る座間味島での海の体験に、
子供たちの気分も上がりっぱなし↑
いっぺんに全員が乗ることは出来ないので、
6つのグループに分かれて、前半チーム後半チームで体験を行いました。
私は後半のチームと一緒に乗ったんですが、
前半チームがやっている間、後半チームを大人しくさせるのが大変した(笑)
今回は、今年のサバニ帆槽レースで優勝した「ざまみ丸」の選手の方々もお手伝いしてくださりました!
座間味島では毎年「サバニ帆槽レース」と呼ばれるイベントがあります。
座間味島から出発して、那覇までの速さを競うのだそうです!
今年の優勝チームは約3時間半で那覇に到着。
時間にして、それがどれくらいすごいことなのかは私にはわかりませんが、
3時間半もサバニを漕ぎ続けるというところにびっくりです!!
「休み休み、交代で漕ぐよー」とはおっしゃっていましたが、
それでも大変な労力だと思いました。
サバニを漕ぐ「エーク」という道具も初めて手に持つ子供たち。
サバニで那覇まで行ったインストラクターさんのお話を熱心に聞いています。
でも、子供たちはまだ、それがどれほど大変なのかを知りません(*^皿^*)
ライフジャケットOK!
エークOK!
さっそく海にでる子供たち^^
沖の方を目指してグングン進んでいきます。
だけど、
ずっと動かしているとだんだん痛くなってくる腕。
暑い日差しでバテてくる気持ち。
『あーもー無理』
言葉にはでてきませんが、
動きが止まった子の背中からは、そんな感じがにじみ出ていました(・∀・)笑
だけど、大人たちが掛け声を出し始めると、
気持ちが乗ってくるのか、もっと大きな声を出し始めました!
最初は思うように進まなかったサバニですが、
掛け声をだしながらみんなで漕ぐと、
どんどんスピードが増すことに気づきます。
そのときのことを振り返って、こんな感想を書いている子がいました。
「サバニは、みんなの心が一つにならないと、スピードが出ないことがわかりました。このことを学校生活でもいかしたいです。」
思っていてもなかなか口では言えなかったり
みんなの前で発表できなかったりするけれど
先生やファシリテーターの思いがしっかり子供たちに伝わっているんだなぁと感じました。
『遊びの中に学びを!さてどうやって学ばせる?』
沖縄離島体験交流促進事業で行われるすべての体験プログラムが
そのモットーを軸に作られています^^