7月11日(金)
与那国町の久部良小学校で
沖縄サイエンスキャラバンの授業を行いました(^^)/
今回は、沖縄こどもの国さんから、
吉岡 由恵さんが講師となり
「与那国島の自然」について
お話してくれました♪
質問すると、
元気に手を挙げる子どもたち。
久部良小学校は全校生徒で25名でしたが、
元気度では、大規模校の子どもたちに負けていませんでした!
積極性でいうと、
これまで見てきた学校の中でピカイチだったように思います(*^▽^*)
活発な与那国の子どもたちと、
ジャングルゲームをしました。
ジャングルゲームは、
かくれんぼに似た遊びなんですが、
環境教育プログラムのひとつで、
ゲームを通して、自然の中で生きている動物の「適応」について学びます。
ゲームは、捕食チームと、被捕食(食べられる)チームに分かれて行います。
捕食者チームは、
立った場所からは動かずに、
目を凝らして、かくれている「獲物」をさがします。
獲物を探す様子は、
まさにハンター!
捕食者たちは立っている場所から動けないので、
じれったい様子(笑)
隠れる側は、
「自分から、捕食者たちのことが見える範囲で隠れる」というルール。
実は、案外近くに隠れています。
自分からは見えるけど、
相手からは見えないところに隠れる・・・
けっこうむずかしいです!
たとえ近くにいても、
捕食者たちに全然気づかれないほど、
うまく隠れている子たちもいましたよ!
隠れる方も真剣です。
えーーー!?(笑)
子どもたちの発想。
なんとも斬新。
カメラを向けたら、
捕食者に気づかれてしまうかもしれないので、
すぐにシャッターを切りたい気持ちをおさえて
そーーーーっと近づいて
撮影しました。
子どもたちもだんだん要領がわかってきて、
緑のTシャツを着ている子は茂みの中へ、
黒い服の子はコンクリートに交じって
捕食者に見つからないように、
ピクリとも動かず。
動物がどうやって身を隠しているのか、
自然と学んでいっていました(^^)
「自然の中に行くと、
動物たちは、みんなが見えているよりも、
本当はもっといるんだよ」
「次からは、どうやって動物や昆虫を探せばいいかわかるね!」
そんなことを学んで
あっというまに1時間30分の授業が終わりました(*^^*)
小1から小6までを対象にした授業をつくるのは
なかなか難しいそうなんですが、
久部良小の子たち25名は、
ジャングルゲームを通して、
遊んで楽しみながら
動物たちの適応能力を学ぶことができたようです!
今回初めて
沖縄こどもの国さんと一緒にお仕事させていただきましたが、
こどもの国さんは
沖縄サイエンスキャラバンのもう一つの柱である、
「草の根科学コミュニケーション推進プロジェクト」を担っています。
私たちが離島・遠隔地をまわっている間、
沖縄こどもの国さんは沖縄本島内の学童や保育園を対象に、
たのしい理科の授業をしています。
沖縄サイエンスキャラバン構築事業は
沖縄全域にわたって、
理科が大好きな子どもたちを育てていますよ?(*^▽^*)
次はあなたの町かも!