3月6日(水)にロワジールホテルにて
「世界に通用する観光人材育成事業」3事業合同発表会が開かれました!
カルティベイトが
沖縄観光コンベンションビューローとともに事務局を努める
「観光人材基礎育成事業」と、
その他2つの人材育成事業で研修を実施した企業のうち
代表企業が研修の内容や成果を発表するための報告会でした。
研修を行った企業さんだけでなく、
一般の方々にも参加していただけるものだったので、
観光人材基礎育成事業の事業概要からご説明^^
そして、全28社のうち
・前田産業さん
・西表エコツーリズム協会さん
・沖縄県旅行・観光事業協同組合を代表し、沖縄ツーリストさん
・コーラル沖縄さん
以上4企業・団体が代表してプレゼンしてくださいました。
1)株式会社前田産業さん
- 21世紀ビジョンに策定されている、「世界水準のリゾート地へ」を目指し、自助努力では難しかったバリ島内18箇所のホテルを視察
- 新しい事へのチャレンジと、そのチャレンジのための基礎的な人材育成のためのサポートをしてくれる本事業に採択されたからできた。
- 今後は本事業を通して学んだことを活かし、大事な予算を使ったぶん、恩返しして行きたい。
2)NPO法人西表島エコツーリズム協会さん
- これまで当協会の会員である事業者さんは、なかなか島外・県外への視察に行くことがなかった。
- 各自が持っている夢は大きいのに、それをどう実現化していくべきかがわからずにフツフツしていたことが、研修を通して爆発。
- 本研修を通して「おもてなしの達人になろう」「みんながみんなのお客様だ」ということに気づき、大変革が起こった。
3)沖縄ツーリストさん
- 中華圏のお客様が増えているので、中国語研修を実施。
- 1年間に全人口の40%が海外旅行に行く台湾にて、視察研修を実施した。
- この研修に参加した16名のうち、14名は初の台湾旅行。そのうち6名は初めてパスポートを取得した。
- 研修2日目以降は各自で目的地まで越させ、外国人の気持ちを味あわせた。サインの見やすさや、どこで困るか等を実感させることができた。
4)NPO法人コーラル沖縄さん
- 地上でのガイドやインタープリテーターの育成は進んでいるのに、海の中を適切に説明できる人はほとんどいない。
- ダイビングショップは横の連携が弱く、サービスも自己流になりがち。かといって相談できるところもない。
- 本研修を通して、複数のショップのプロダイバーを集めて講習会を実施。
- 本講座の中級・上級コースをつくりながら、沖縄県内の1割のショップを巻き込むことができれば、沖縄ダイビング産業は変わると思う。
バラエティーに富んだ研修発表がなされるなかで、
全体の問題としてあがっていたのは
期間が短かったことと、
他事業とは違って本事業では1/4自社負担があったこと。
観光人材育成事業は、教育面にも使える一括交付金のおかげで出来た事業ですが、
どこまでを観光とするのか、半年間でどこまでの成果を出すか、というところで、
かなり厳しい審査が行われました。
前例がないため、県も、企業さんも、そして事務局もてんやわんやだったこの事業。
しかし、提出された報告書を見ると、目に見えた成果がたくさんあることがわかります。
もっと期間が長くて、全額助成だったら、
もっと多くの企業さんが申請してくれていたこと間違いなし。
それくらい、どこも引けをとらない素晴らしい研修になっていました。
たかが半年、されど半年。
とくに変化が見られたのは
研修の準備から報告書の作成までを行った企業側の担当者さんだったという声も
経営者の方からあがっていたり(*^^*)
すでに、
「来年度もこの事業続くんですか?」
「募集はいつごろですか?」
という問い合わせも入っております。
他企業の人材育成の様子を見て、私たちも学ぶことの多かったこの事業。
来年度の予定は未定ですが、
こんなに喜ばれる事業なら、ぜひ今後も続いて欲しいですね♪
P.S.
3月12日に開かれた
観光人材基礎育成事業
第四回委員会では、事務局スタッフが各企業さんの研修報告や
事業全体の報告をしてまいりました☆
私にとっては
社会人になって初めてのプレゼン(というほど、たいそうなものでもないですが・・・)
めっちゃ緊張しました(x_x)
ドキドキしている私の背中を見て
こんなメモが・・・
ビューロー側のスタッフからの応援メッセージでした^^
ありがとうございま〜〜〜す!!
委員の皆様からの総評では
本事業についてお褒めの言葉をたくさんいただきましたよ〜♪
年度末らしく、
まだ報告書の作業に追われている毎日ですが、
こういう嬉しいハプニングがちょこちょこ起こるので
「やめられないっ とまらない〜っ♪」(*´ω`*)テレ
3月後半も張り切っていきましょう☆