こんにちは!
カルティベイトのアーサーです!
9月3日(月)からの2日間、
「若年者ジョブトレーニング」のモチベーション研修へ参加してきました。
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若者ジョブトレーニングとは
雇用の場の不足、技能・技術のミスマッチ、早期離職率の高さなどが要因とされる若年者の高失業率の改善を図ることを目的とした沖縄県の事業です。訓練期間 は1ヶ月間の事前研修と5ヶ月間の職場訓練で全6ヶ月とし、カルティベイトでは事前研修の最初の研修であるモチベーション研修を担当させて頂いています。 (事業に関する詳細はコチラ)
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モチベーション研修とは、文字通り働く意欲をあげること。
ここでのカルティベイトの役割は、働くことへの意識付けをする場を作ることです。
何のために働くのか、仕事をするために自分には何が必要なのかを考えてもらい、
そこをはっきりさせておくことによって今後の研修・訓練、更には就職後につなげる
というのがねらいです。
具体的にどのようなことをしたかというと...
【1日目】
ロゲイニング
市内に設置されたチェックポイントをチームでまわり、
制限時間内にどれだけ多く得点がとれたかを競いました。
KPTT
ロゲイニング中のチームワークについて、
良かったこと、課題、改善方法、感謝したいこと、の4つを
「個人」と「チーム」両方の視点から考え、チームで振返りました。
【2日目】
マシュマロチャレンジ
パスタやテープなどの限られた材料を使って立てた塔の上に
マシュマロを起き、高さを競うゲームをチーム対抗で行いました。
ワールドカフェ
「あなたは何のために働きたいと思っていますか?」をテーマに、
グループメンバーを入れ替えながら話し合いました。
AI
10年後の自分の理想像を描きながら、
そのためにこれからすべきことを対話形式で考えました。
このように、
チームで作業をしては振り返る
誰かと「働くこと」について話合う
1人になって考える
という作業を2日間繰り返していく中で、
彼らの表情や参加意欲がみるみるうちに変化していくのがわかりました。
それは、各アクティビティ後の感想にも表れていました。
最も印象に残った2人の参加生の感想を紹介させて頂きます。
参加生A(10年後の自分を描き終わった時の感想)
「これ(将来を描くこと)って意味があるんだ!
具体的に何がしたいか、誰のためにどう貢献したいかをイメージできているから
みんな(やりたいことがわかっている人)はちゃんと話せるんだ!これって大事なんだ!」
参加生B(研修最後の感想)
「2日間の研修を通して、チームワークや意見を出し合うことの大切さを学びました。
私は人前での発表が苦手ですが、ジョブトレーニングを通して、
自分の思っていることをちゃんと伝えられる発表ができるようになりたいです!
そして、6ヶ月(訓練修了)時には、何事も前向きに取り組める自分になっていたいです!」
たった2日間でここまで成長した参加生を見て、感動しました!
なんとなく「仕事しなきゃ」と思って仕事をするのと、
働く目的をわかっていて仕事をするのでは、成長度と貢献度が変わってくると思います。
これから彼らが研修や訓練を進めていくうえで、
働くことへの意識付けがどれだけ大切かということを実感しました。
そして、その意識付けをする場を作るのが、
ここでのカルティベイトの役割なんだということを改めて気づくことができました。
さーて、6ヶ月後の彼らはいったいどこまで成長しているのでしょうか!
実は私どもカルティベイトは、若年者ジョブトレーニング事業において、
2ヶ月目と3ヶ月目に振返り(フォローアップ)研修、
そして最後にはプレゼン(訓練の成果発表)研修も担当させて頂いています!
研修に参加した際にはまた彼らの成長の様子を報告させて頂きます!