こんにちは〜、スタッフのChieです。
先日スタッフの朝香さんが、カルティベイトの仕事とは・・・、
「プロジェクトを成功させるためにその地域の現状を調べ、どんな人員が必要なのか、どんなテコ入れが必要なのかを調べ、実際に手を入れる」
ことだ、と説明してくれました(*^^*)
それに続き今日は、“実際に手を入れる”手法をひとつご紹介します。
視点を変える場をつくる
きのう弊社でプロデュースを担当させていただいている、
「ボロジノジュニアわくわく仕事し隊」の那覇ワークショップに参加してきました。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊とは
那覇の東方約400キロに位置する南大東島。
ボロジノジュニアわくわく仕事し隊は、そんな他市町村と広大な海で隔たれている南大東島の小学5年生、中学2年生が、島外企業の訪問や仕事体験、ワークショップを通じて研修の効果を高め、仕事をすることの喜びや楽しさ、企業家マインドを醸成することを目的として始まった事業です!
これから3泊4日間の県外研修に旅立ち、
東京学芸大学、ニコニコ本社、ワタベウェディング、乃村工藝社を視察し、
わしたショップで職場体験をする南大東中学校2年生のみんな。
東京へ旅立つ前に那覇で1泊し、ワークショップをして頭づくりを行いました。
講師は、たのしい教育研究所の喜友名一先生(いっきゅう博士)!
先生が出した例は、東京タワーのてっぺんに光る赤い電球。
さて、この電球を点検し、交換する”仕事”があることを知っていますか?
どうやって、てっぺんに登っていくのでしょう?
怖くないのでしょうか?
トイレに行きたくなったらどうするのでしょうか?
どれくらいのお給料で、てっぺんに登っているのでしょうか?
先生が次々繰り出す質問にうんうんと唸って考えていくうち、
子どもたちは「東京タワーのてっぺんに光る赤い電球を変える仕事」に
やり甲斐を見出して働く人の存在に、気づきはじめます。
これまで何気なく見ていた風景。
これまで何気なくしていた買い物。
これまで何気なく乗っていた飛行機。
その全てにきっと“仕事”があり、そこに意味を見出して働く人の存在がいるのです。
先生はまとめます。
「皆さんが島から東京へ行き帰ってくるまでに、たくさんの”仕事”に出会うでしょう。
国際通りを歩くとき、電車に乗るとき、意識して少し周りを見回してみてください。
さぁ!星の数ほどある仕事の中から、あなたが見つける仕事は何でしょう?」
「何気なく見る」から、「意識して見る」へー。
この問いかけ1つで、これからの“ものの見方”、つまり視点が変わるのです。
このあたりから、子どもたちの顔が変わり始めました。
人×人×タイミング=??
県外研修実施前に、喜友名先生と会わせて、視点を変える場をつくる。
こうして”手を入れる”ことが、今後のプロジェクトを大きく左右します。
<人×人×タイミング=??>の数式で最大限の効果を生み出し、
そこに望ましい”場”を生み出すこと。
この”場”をつくりだすノウハウこそが、
まさにカルティベイトの大切な商売道具であり、”手を入れる”手法のひとつです。
今カルティベイトの新人スタッフは、開や平井から、そのノウハウを学んでいます。
喜友名先生は、子どもたちへ、
「あなたの笑顔と、周りの人達の笑顔が広がるような仕事につけたら幸せですね」
とメッセージを託しました。
・・・そう考えると、沖縄離島体験交流促進事業に携わるなかで、
子どもたちの笑顔につられて笑顔になっている私も、相当な幸せ者かも(*^^*)!?
さぁ、もっともっと笑顔を広めるために頑張るぞー!