2012年7月28日土曜日...
AYDPO県内参加者の高校生達が再びJICA沖縄に集結しました!
目的は...ウェルカムパフォーマンス作り!!!!!
3週間前の事前研修で与えられた課題、
「県外や海外参加者のためのウェルカムパフォーマンス」を完成させるべく、
夏休みや夏期講座の合間をぬって集合した彼らに与えられた時間は5時間!
「大人(スタッフ)は特に口出ししません。必要な物だけ準備するので、
皆さんで進めて下さいね」と伝えると、さっそく作業にとりかかりました。
まずは、前回の会議のおさらいから。
?
ホワイトボードを上手に使って、
演目・時間・担当・順番を決めていました。
エイサーの大太鼓はどうするか、衣装はどうするかなど、
どこまで本格的にやるべきか悩みながら、
ああでもないこうでもないと議論を続けていました。
そして「今あるもので沖縄と歓迎を表現する」という答えに行きついた彼らは、
それぞれの持っている特技を活かし、
1空手
2琉心(沖縄風創作バレー)
3エイサー
4三線
5書道
6かちゃーしー
をパーフォーマンスすることに決めました。
さっそく演目ごとに分かれて練習し始めるのかと思いきや、
次にとりかかった作業は書道で書く四字熟語決め。
前途洋洋:プログラムや、その後に広がる将来に対する期待
切磋琢磨:プログラムを通してお互いに刺激し合い共に成長したい
という素晴らしい案が出る中、皆が納得して決まった言葉は、
「逢皆兄弟 = いちゃりばちょーでー」(当て字)
ご存知のように、「一度会えば皆兄弟」という意味です。
人と人とのつながりを大切にする沖縄人の温かさを表すこの言葉を持って
県外や海外から来る参加者を迎え入れたいという彼らの心のあらわれでした。
今度はそれを英語で伝えるために、手分けして英文作成!
辞書をひきながら、実際に声に出しながら、県外・海外の参加者のこと
を思い浮かべながら、楽しそうに英語を考えていました。
さすが優秀な高校生達!あっという間に英文を作ると、全員分をくっつけて
「逢皆兄弟」の説明文が完成!
ここで全体での作業を一旦終了し、今度は演目ごとに練習開始。
道着に着替えて形の練習をしたり、和になってエイサーを踊ったり、
挙句の果てには舞台でのフォーメーションまで構成し始めたり、
彼らのクリエイティブな発想に驚かされるばかりでした。
ある程度形になったところで一度全体を通して見ると、
何か気づくことがあったのか、ねりなおしの作業と更なる練習にとりかかる高校生達。
演目と演目のつなぎについて意見を出し合い、もう一度全体を通してみると、
一回目よりはるかに良くなった出来栄えと構成に本当に驚かされました。
最後に、撮影した動画を念入りにチェックし、
本番に向けて意気込む彼らの顔はとても真剣で素敵でした!
本番まで残り1週間!
当日も早めに集合してパフォーマンスの最終チェックをするようです。
彼らの歓迎の気持ちは必ずや県外海外参加者へと伝わり、
きっと素晴らしいプログラムの幕開けとなることでしょう!
こんな素晴らしい高校生達のために、私も事務局として
必死にサポートしていこうと改めて感じる1日でした。