先日、当社代表 開が琉球大学に招かれ、お話をさせていただきました!
その様子をレポートしたいと思います(^^)
IIOS公開フォーラム(International Institute for Okinawa Studies)
【地域の〈宝〉を活かした観光とまちづくり/島おこし】
主催:琉球大学国際沖縄研究所
基調講演では広島大学大学院のフンク・カロリン准教授が沖縄以外の島(屋久島・直島・白石島・)のお話をしてくださいました。
個別報告会では
「那覇まちま〜い」の取り組みということで千住直広さま、
「エコツアーふくみみ」という石垣島のエコツアーショップ代表の大堀健司さまが続きました。
そして最後に、私たちのボスである開梨香が「小さい島の挑戦」という題でお話しさせていただきました。
島の活性化にはいろんな方法がありますが、
大切な要素として「島の経済を潤す」ことが挙げられます。
その中でも代表が意識しているのが、
島の人たちの心と暮らしが豊かになること。
そのために、外からいらしたお客様に買ってもらえる旅行という商品や
特産品という商品をつくるお手伝いをしているのです。
小さい島では、住んでいる人も観光客も少なく、
施設や設備が整っているわけではありません。
だから、私たちが「これを商品にして売ってみましょうよ!」っていうと、
島の方々はひるんだりします。
「つくる人がいないのにできるわけない・・・。」
「自分たちの商品が売れるわけない・・・」
「工場もないのにどこでつくるの・・・。」
やったことないことに挑戦するのは、誰だって尻込みしてしまいますよね。
誰かにやらされることだったら余計に気分が乗りません。
開代表いわく、弊社の仕事は
まず、島の人たちがやりたいことや、困っていることを聞くこと。
そして、それに挑戦したり、解決できるように、一緒に考えること。
島の人がひるんだときに、背中を押してあげること。
新商品を開発し、完成させ、販売までつなげるお手伝いをした一つの事例としては
「ぷち離島フェア」があります。
沖縄本島に住んでいても、なかなか行かない離島の島々。
そんな島々の特産品や芸能を那覇でご紹介・販売するのです!
モノレール県庁前駅で行われた離島フェアが大盛況だったのはもちろんのこと、
水納島の黒豆ジャムが大好評。「売れ残ったら全部買います!!」というお客さんまでいたほどでした。
そして北大東島の方たちが島のタイリンゲットウで作ったゴザがなんと、
オークションで1万8000円で落札されたんです。
島の人たちは大喜び!
自分たちが心をこめてつくったものが売れたときの気持ちは癖になるみたいです^^
「開さん・・・私、欲がでてきた」と言った水納島の女性のお話は興味深かったです。
「自分たちにもできるんだ!」「もうちょっと頑張れるんじゃないか!」
ひとつの成功体験がつぎの挑戦へとつながっていくんですね。
「島の人をいかに元気にするか、やる気にするか。」
「島の人たちが今よりもっと生き生きするためのお手伝いをする。」
それが代表が考える島おこしなんですね^^
私もカルティベイトスタッフの一員として、自分の仕事を見直す良いきっかけになりました!
講演にお声掛けいただきました、琉球大学国際沖縄研究所「新しい島嶼学の創造」プロジェクトのみなさま、
講演を聞いて下さいましたみなさま、ありがとうございました。