去る7月3日は渡嘉敷島の阿波連小学校へ行って参りました。
昨年度行われた出前講座にご好評を頂き、今年度も開催させて頂きました。
講師は、NPO法人たのしい教育研究所代表の喜友名一先生です。
そして、今回の出前講座のテーマは、阿波連小学校のリクエストにより、
「夏休みの自由研究につながるもの」でした。
【出前講座】
・自由研究のヒントになる題材紹介
・科学的に考える事をたのしもう
【指導力向上講座】
・楽しく授業するヒント
・たのしい授業を体験してみよう
・ものづくり
最初は出前講座です。
振り子や気球の実験が行われ、児童生徒のみなさんで結果を予想!
実験結果を見る真剣な眼差しや、予想発表や終了後の感想も積極的に手があがっていたので、
この授業にいかに興味をもって、楽しんでもらえているかが伝わってきました。
特に、種(ハムスターのえさとインコのえさ)の授業では、
「冷蔵庫に入れて育てたものと、常温で育てたものの違いが知りたい!」
「水をあげないものと、あげたもの、そしてあげる量の違いも実験してみたい!」
「自由研究でやりたい!」
などの感想が出ていました。
お次は指導力向上講座です。
ストローと綿棒を使った、「吹き矢で科学」でした。
これは、ストローで吹き矢を作り、ストローをつなげた長い方のストローと短い方のストローとでは、
どちらが綿棒を遠くまで飛ばせるか?
という実験でした。
先生方と県の担当の方に予想を立てて頂き、いざ実験!
とても盛り上がり、子供に戻ったように楽しんでくださっていました。
長い方のストローを使えば、息に押されている時間が長くなり、加速される時間も長くなる。
力は小さくても、長い時間力を加え続けることで、どんどん加速する事が出来る。
これは、継続することの大切さ「継続は力なり」を科学で教えることが出来る。
ということでした。
授業が終わってから先生方が
「ただ面白いのではなく、その先に学びがある授業を考えているのが凄い」
とおっしゃっていました。
関係者の皆様、ありがとうございました.