カルティベイトな日々

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29 7月

【離島体験】座安小学校、久米島へ行く

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 離島体験交流 on 29.07.11

豊見城市立座安小学校5年生。
6月1日?6月3日まで、久米島・西表島に分かれて、離島体験交流してきました。
その模様をお届けします。

先週末の台風の影響が心配されたものの、曇り空ではありあましたが、予定通り、座安小学校で今事業派遣実施スタートです!!出発式会場では、在学生が「いってらっしゃい」横断幕を準備している中、テレビ取材クルーや新聞記者が集まっての、開式となりました。

みんなワクワクそわそわ、教室で少し荷物の準備したあと、空港へ向いました。シートベルトをしめて、準備はOKと思ったら、那覇から久米島までの短い飛行時間に、児童はびっくり。また、「座安小学校の児童の皆さま、久米島でステキな思い出を?」と機内アナウンスがながれると、わーという歓声と拍手があがりました。さらに、飛行機をおりると、JTAの方々が作成して頂いた「歓迎の横断幕」を発見し、島での最初の思い出写真をとりながら、空港を出る前から島での歓迎ムードを感じていました。荷物をとり、出口に進むと、今度は久米島の方々が、大きな横断幕をもって、迎えてくれました。入村式では、観光協会副会長の宇江城さんからの挨拶などを終え、早速、最初の体験プログラム「ホームビジット」へ出発です。バスの中の子ども達は、どんな人が迎えにくるんだろうと緊張と不安の中、自分のグループの順番を待っていました。迎えの方をみると「俺のところやさしそうで良かった、ラッキー」とうれしそうに、ホームビジット先に向っていきました。子供達をホームビジットに送って、1時間後、ファシリ&添乗員&担任で、ホームビジット先を訪問。どの家庭でも、すでにビックリするほど馴染んでおりました。今回はあいにくの天気だったのですが、お菓子を作ったり、三味線を習ったり、家の中でかくれんぼしたり、在庫整理をしたりと各家庭それぞれで交流し、一緒に夕飯の準備をし、ご飯をたべたら、あっという間に時間となってしまったようです。ホームビジット迎えでは、どのグループの子どもも、とてもテンションが高く素晴らしい笑顔で帰ってきて、担任の先生もビックリしていました。「そのまま泊まりたい!」と話す子や別れ際に泣く子もいました。

2日目は午前中のプログラムは、ホタル館でのネイチャーゲーム。子ども達は、湿地や沢に入り、泥&水だらけになる子達も続出しながら、生き物や植物を探すことを楽しんでいました。この汚れた洋服、持って帰ったら、お母さん、びっくりするだろうなあと思うほど、洋服も上履きもまっくろです。振り返りの時間あたりから、雨が降ってきたので、早めに終了し、兼城港のターミナルで昼食。午後のプログラムにむけて、クーラーの効いたバスの中で休憩した後、午後は、学校での交流会です。

5年2組は、久米島小学校。5年4組は、美崎小学校。それぞれの学校ごとに、学校紹介&出し物を紹介して、ハーリー練習をする港へ。ハーリー交流では、1グループ目が出発した直後から、雨が降り始め、ドンドン雨足は強まりますが、さすがに途中で中止するわけにも行かず、みんなずぶ濡れになりながら、ハーリーの練習をしました。
美崎小学校は、ハーリー交流後、体育館で、混合チームを作りドッジボールのトーナメント戦をしました。朝からこんなに、動いているはずなのに、子供たちはわきあいあいと、真剣勝負していました。美崎小の子供が、「こんなにたくさんの人とドッジボールができて当てがいがある。たのしいし、うれしい。」と話していたのが印象的でした。久米島小学校でも、体育館の入口のひさしがある場所で、バーベーキューをし子供たちやPTA、学校の先生たちみんなで、和気あいあいと食事となりました。

最終日は、朝食を終え、1時間ほど、島内めぐり。満潮のため、畳石を見ることが出来ず、「おばけ坂」と「比屋定バンタ」を見て振り返りへ。おばけ坂は、子供たちが事前学習で、いちばん印象的な場所だったこともあり、
その超常現象?!に、大反響でした。比屋定バンタでは、霧のため水平線さえ確認できない状況でしたが、少し静かにし、3日間を振り返りました。お礼や絵日記を書いたあと、空港へ。教育委員長の比嘉さんから挨拶、そして、ホームビジット受け入れ家庭も見送りに来ていただき、寄せ書きプレゼントをしました。ホタル館の皆さんやホテルマリンテラスの宇江城さん受入家庭の皆さんは、搭乗口から見えなくなるまで、ずっと、手を振ってくれていました。

3日間雨続きでしたが、じっくりと島の人や友達と語り、どろんこまみれになって無我夢中で自然の中に入り、
島の小学生とハーリーやスポーツ交流、一緒に夕食したりと、『人と交流』がキーワードとなる3日間でした。