6月後半に今帰仁村の子どもたちが派遣される、
渡名喜村渡名喜島の第1回実踏調査に行ってきました〜!!
泊港から2時間15分の船旅を終えて、
渡名喜港に到着すると駐在さんがお出迎え。
中国語も話せちゃう笑顔が素敵な駐在さん、
いつもこうして島の方々やお客さんをお出迎えしているのだそうです(*^^*)
実施当日も、きっと子どもたちをあったか~い笑顔で迎えてくれることでしょう。
安心、安心・・・
さて、昔ながらの沖縄の風景がそのま〜んま残る、渡名喜島。
集落全体が重要伝統的建造物郡保存地区に指定されていることもあって、
どこもかしこもで映画や写真でしか今は無き沖縄の風景が続きます。
そんな集落の一角にある赤瓦の宿ふくぎ屋。
今回、予約した宿です。
持ち主がいなくなった古民家を改装して、貸し民家として活用しているのだそう。
実踏調査では、実施当日に子どもたちが実際に泊まる宿に泊ります。
古民家とはいえ、昔ながらの外観や間取りはそのままに改装してあるので安心です。
古民家と聞いて少し不安になったコンセントや水周りも、しっかり整備。
快適な古民家ライフを楽しむことができました。
ふくぎ屋を管理している、頼れるお兄さん高橋和淑(かずとし)さんです。
埼玉県から移住してきたという和淑さん。
まるで生まれながらの島人さながら、楽しそうに島の文化について話してくれます。
昨年派遣した子どもたちも迷ったという噂の、島の集落内は本っ当に迷いやすい・・・
このように集落内が住宅でぎ〜っしり詰まっていて、
ひとつひとつの道が狭く、どこでも似たような路地が並んでいるんです。
ただでさえ方向音痴の私め。何度この道に泣かされたことか。
えぇ、道行く島の方々に何度も何度も何っ度も道を尋ねましたとも・・・
「食堂ふくぎへは、どう行けばよろしいでしょうか?スイマセン」
「役場へは、どう行けばよろしいでしょうか?ゴメンナサイ」
そんなとき、島の方々から決まって返ってくる答えは・・・
「え〜っと・・・(しばし迷って)、あい!送ってくさ!乗って!!!」
道を教えるより、車で送っていったほうが早いからだそうです(笑)。
私の方向音痴にお付き合いいただいたひとり、比嘉勝人さん。
渡名喜村役場に勤めていて、今回の離島体験事業にも携わってくださっています。
実はこの勝人さん。渡名喜島では有名人!
何を隠そう、渡名喜島で20年ぶりに結婚式を挙げたのが彼なんです(*^^*)
式の模様は、あの「新婚さんいらっしゃ〜い!」でも放映されていましたね〜
そのときの新聞記事は島のあちらこちらに貼られています。
1年経ったいまでも渡名喜島の大切な大切な想い出なんですね(*^0^*)
話はそれましたが、さんざん島内を迷って実感しました、
迷いながら集落を歩き回るのも通な渡名喜の楽しみかたなんだなぁと・・・。
いろいろな発見があって、それがまた楽しいんです!
渡名喜島と久米島にしか生息していない、カワラナデシコ。
島のあちらこちらに咲いています。なんとも言えないイイ香りに癒される(*^^*)
渡名喜島の集落を走り回る、エコカーの置き場を見つけたり。
実は、このエコカーは、島の方々や観光客に大人気なレンタカー。
このカラフルな色合いがまた、渡名喜島の風景によく合うんだなぁ〜
そして極めつけは・・・
大音量で「唐船ドーイ」を鳴らすゴミ収集車!
う〜ん、沖縄本島に住んで長いこと経つけど・・・初めて見たっっ!
噂によると、音楽を鳴らすことで「ゴミ収集車が通るぞ!!」と、
渡名喜島の狭〜い道に路上駐車している車を移動させる目的もあるとか、ないとか・・・
渡名喜島では、
昔ながらの沖縄の伝統的な風景のなかに、いまも島の方々の暮らしが根付いています。
今帰仁にはない風景のなかで3日間を過ごした子どもたちの顔が、
どんな風に変わっていくのか楽しみですね~!!