2012年6月29日
伊是名島での沖縄離島体験交流促進事業も最終日。
午前中は体育館に集まってこの3日間の振り返りをします。
ここが私たちの事業のミソ。
修学旅行では、旅行中に振り返りのワークを持つことは珍しいですよね。
(事前・事後学習の時間はあると思いますが。ほとんど思い出メイン。)
この事業では
・島で何を学んだのか
・島の人々から何を学んだか
・どんな気づきがあったのか
・新しい発見はなにか
・自分と友達との気づきは一緒だったか、それとも違ったのか
そういうことをシェアする時間を必ず設けています。
同行しているファシリテーターによって、
何を通して振り返りを行うのかはさまざま。
新聞づくりや絵日記づくりをして成果発表会を開くのが人気の手法です。
今回、私たちは新しい取り組みに挑戦。
民泊ごとのチームに分かれて、
自分たちの目当てである大テーマ「感謝」と
少テーマ「礼儀」「協力」「自立」を達成できたかどうかを話し合いました。
完成形はこんな感じ。
一人ずつ大きいサイズのポストイット(付箋紙)が配られて、
自分はどんな形で各項目を実践したかを書いて貼っていきます。
感謝:「おいしいご飯を作ってくれた民家のお母さんありがとう」
礼儀:「島の人に会った時にはあいさつをしました」
協力:「サバニ体験でみんなで力を合わせました」
自立:「朝は自分で起きました」
上記は実際に子供たちが書いていたものの例です。
そうやってひとりひとり、自分の3日間を振り返りました。
このポストイットを使ったワーク。
実は大人の会議でも使われるもの。実際にやってみると結構難しいんです。
子供たちだけではどうやって進めたらいいのかわからなくなってしまうので、
先生たちにサポートしていただきました。
私たちファシリテーターは
会社員や大学生・高校生たちのワークショップは慣れているのですが、
小学生を対象にこのワークをするのは初めて。
小学生が理解できるような言葉で説明するのにちょっと苦戦しました。
学校の先生の積極的なサポートのおかげで有意義な振り返りを行えたことに感謝します。
約30分という短い時間でしたが、
書き出しから発表まで、ひと通り行うことが出来ました。
子供たちもよく頑張りました!^^
1.民家さんとの顔合わせと民族館
2.スポーツ交流会
3.民泊の様子
4.稲刈り体験
5.サバニ体験
6.島の人々との交流会
7.振り返り
8.お別れ