今日は、那覇市内でひとり親のためのキャリア支援セミナーがあり、
開社長がお話しさせていただきました。
離婚率全国1位の沖縄県。
若くして子どもを持つ方もたくさんいらっしゃいます。
会場には、子育てをしながら、働きたいと思っている方々が集まっていました。
(20歳なのに2児のママだという方も!)
やりがいがある仕事をやるには、
自分の時間をできるだけ仕事に注ぎ込む必要がでてきますが、
子供がいるご家庭では、自分の好きには動けないですね。
シングルマザーやシングルファザーだと、さらに大変。
「やりたいこと」と「やらなければならないこと(お金を稼ぐ)」
どうやって、どちらも手にすることができるんだろう?
そのことについて、
開社長がこれまでの経験をスライドでお見せしながら
シングルマザー・シングルファザーのみなさんにお話しさせて頂きました。
その中から、ひとつの話題をピックアップしてみます。
離島振興のお手伝いをしていると、
何か新しいことに挑戦するときに、
やる人がいない、やる場所がない、という声がよくあがります。
大人が50名しかいないという島では、それは深刻です。
だけど、人口が400名の島でも、700名の島でも、1000人の島でも、
5000人の島でも、同じ声をききます。
けど、大人が50名の島でも、
やる気になった人が特産品を開発し、
離島フェアで即完売の商品にしてしまうこともできます。
要は、やる気しだい。
そんなこと、
本当は自分でもわかっているけど、
なかなか自分を変えられない。
もうちょっとお金に余裕があればやるけどな。
親がこう言ってくれたらいいのに。
子供がこうなってくれたらできるのに。
上司がもっとこうしてくれたら…e.t.c.
そんな風にどんなに思い煩っても、
人のことは変えられない。
変えられるのは自分だけ。
私はどんなふうになりたいんだろう?
どんな生活を送り、どんな仕事をしたいんだろう?
そうやって考えて、
「私はこうしたい!こんなふうになりたい!」
と求めることから始まる。
開社長は、そんなメッセージをお伝えしていました。
参加してくださったみなさんの真剣な表情。
私は後ろから見ている時間の方が長かったんですが、
終始、社長の話に頷いていらっしゃる方もいました。
シングルマザー・ファザーだと、
思うようにいかないことばっかりだと思うんですが、
みなさん今の状況をどうにかしたい、
自分らしくいきたいと思ってる方々ばっかりなんんだと感じました。
これは講演後に運営者の方から聞いたんですが、
途中で遅れてきた女性が、
「今日は来るかどうか迷ってたけど、来て良かった!」
と言ってくださったそうです。
お子さんがいる女性は就職が難しく、
片親だと余計に、思うような仕事につけないかもしれません。
同じシングルマザー経験者である開社長の話が、
参加者の皆さんが自分らしく生きるためのヒントになったらなと思います。
沖縄県庁が、ひとり親の方々のサポートをしてます。
詳しくはこちら
http://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/koyo/koyotaisaku/h26/h26hitorioyabosyuu.html