島の素材を使って子どもたちがサイエンスに触れ合えるように
素材発掘に今度は与那国島へ行ってきました!!!
今回は主に島素材調査ということで島内視察を主に行いました。
まずは陶芸家さんにお話を伺ってきました。
こちらの陶芸家さんは地域の学校に入り、陶芸教室をされているそうです。
さらにその中にサイエンス的な視点を入れて、粘土や油薬の種類によって仕上がりに違いがでるので、そのことについて説明ができるのではないかとお話させていただきました。
陶芸家さんからも「本来焼き物は科学的なもの」とおっしゃっていたので、面白い授業ができるのではと感じました!
その次は崎元酒造さんへ
崎元酒造さんでも生徒対象に工場見学の受け入れをされているそうです。
お酒の発酵の部分でも理科の授業に取り入れられるのでは?!
ということで、日程を調整しつつお話を進めていけたらと思っているところです。
また、与那国中学校で行われた伝統芸能発表会に行って、子どもたちの輝く姿を見てきました。
与那国中では、中学卒業後島を離れる子どもたちに、島のことを知ってもらいたいと、
踊り、方言、棒術、与那国織のグループに分かれそれぞれ活動を行っています。
またそこから、与那国織の過程にある”染め”の部分でも理科の授業につなげられるのでは?!とヒントをいただきました。
その他にも与那国には島の素材がたくさんありました!!
ヨナグニサン(アヤミハビル)という蛾もその一つです。
ヨナグニサンとは世界最大の蛾で、日本には八重山諸島にのみに生息しています。
絶滅危惧種に指定され、数を増やすための取り組みが行われています。
また、地域の小学生を対象に観察会などの体験学習も行われています。
こちらは、生物の単元の中で何かできないかなと思っています。
同じ生物の単元としては、与那国馬もあります!!
与那国馬は日本在来馬で、サラブレッドに比べるととても小柄な馬です。
地域の小学校では乗馬の活動があり、運動会のプログラムで乗馬が披露されるようです!!
馬についてもサイエンス的な視点(例えば人間と動物の体の仕組みの違い)で授業ができるのでは?!
今回与那国島を回って感じたのは、
島内の素材が多くあることです!!
そこにサイエンス的視点から授業を作っていくということで、
私たちもどのように理科の授業に島の素材を活かすことができるか、研究しなければ!!
今回ご協力くださった皆様、ありがとうございました(^^*)