豊見城市立座安小学校5年生。
6月1日?6月3日まで、西表島・久米島に分かれて、離島体験交流してきました。
その模様をお届けします。
西表島は、東部と西部に大きく分かれますが、別の島のように、まったく歴史や文化も異なります。
そこで、今回は、2クラス派遣となったので、5年1組(東部)、5年3組(西部)に分れ、離島体験を行いました。
空港で台風の影響で条件付きフライトという最初からドキドキのスタートでしたが、無事西表島へ着くことが出来ました。最初は、野生生物保護センターで、イリオモテヤマネコ【よん】の話や「やまねこ検定」で施設の中に隠されているヒントを探しながら答えていく活動が一番人気で、「イリオモテヤマネコの事がわかっておもしろい」と盛りあがっていました。今回の子供たちの宿泊所は、「竹富町立交流センター」での集団生活です。交流センターは体育館や芝生エリア、遊歩道などが完備された施設で、二日目の朝も鳥の鳴き声で目覚め子供たち、二日目スタート。
農業体験のプログラムでは、沖縄の特産品のパインを収穫です。収穫前にパインはどうやって実っているかを尋ねると、パインは木の上に実っている。土の中にあり掘る!など様々な答えが返ってきました。初めてのパイン収穫体験におおはしゃぎです。なんと、お土産に持って帰れるということで、チクチク刺す畑の中で一生懸命おいしそうなパインを探していました。午後は交流を兼ね大原小学校との合同カヌー体験。
今回、大原小学校の子供たちへは自分たちのお父さんやお母さんが働く職場を見るという学習をしてほしいと、東部交通さんの社会貢献活動として、カヌー体験を大原小学校の子供たちに体験機会のプレゼントをして頂きました。蟹などマングローブの生き物を観察したり、体を動かすプログラム交流に自然と仲良くなっていました。BBQや出し物(ダンス)などにも熱が入り楽しい会になりました。座安小の子供たちは、「今までお肉がきらいだったけど、このBBQで肉がすきになった」「夏休みのバーベキューが楽しみ」「準備から片づけまで大原小のお父さん、お母さんありがとうございます」と話していました。
3日目は、平和学習の為に忘勿石を見学し説明を受けました。マラリアの話を聞き集団疎開の話をして頂き、「戦争で亡くなった以外にマラリアで亡くなった人もいるということを初めてしりました」「忘勿石が見つかって本当によかったと思いました」など、子供たちそれぞれに何か感じたものがあったようです。残りの時間、子供たちは近くの浜で、おもいっきり、走り回り、西表の3日間を終えました。