業務実績

平成21年度竹富町観光立町宣言推進計画策定事業

業務の目的

 本業務は、観光立町を目指す竹富町において、「観光立町宣言」を行うために、地域課題の解決につながるテーマである「通過型から滞在型観光へ」「発地型から着地型観光へ」を訴求しつつ、地域の特長や地域資源を活用した「量から質への転換」を実現し、地域活性化への波及を図る方策を明らかにすること、及びそのために必要な持続可能な観光の将来像、重点施策、推進体制、行動計画等の検討を行い、もって観光立町宣言の草案及びその根幹となる計画を策定することを目的とする。(特記仕様書第2条より)

業務の内容

 本業務は、町民の観光立町に対する理解の促進と合意形成、および積極的な参画を図るため、2年度にまたがって実施した。初年度は、観光立町への道のりの礎石となる役場内の認識共有と合意形成に重点を置き、2年目となる今年度は、以下の業務を実施した。

  • 各島公民館等でのゆんたく会
  • 役場、観光業界、各島代表による石垣での大ゆんたく会
  • 起草委員会の開催と「竹富町観光立町宣言」宣言文の答申
  • 竹富町観光立町宣言推進計画の策定

 各島でのゆんたく会では、竹富町の観光の実情を具体的な統計データ等を元に説明し、産業としての観光の姿を明確にして、社会全体としてどのように観光を捉えていくかの認識を共有した上で、島ごとの問題点や課題について議論を進めた。
 行政・観光産業・各島の代表が集った大ゆんたく会では、「町民が幸せに暮らしていくための"新たな観光(感幸)のあり方"とは?」をテーマに、中長期的な視点から竹富町の観光のあり方を議論した。

観光立町宣言文

 策定した観光立町宣言は、平成22年3月21日、竹富島コンドイビーチの海開きにて川満町長により宣言された。

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