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1/28八重山日報「科学の実験に釘付け」

竹富小中学校で出前授業


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 竹富町立竹富小中学校(前上里徹校長、児童生徒41人)で28日午後、「いっきゅうハカセのわくわくサイエンス」と題した科学の出前授業が行われた。「いっきゅうハカセ」こと、NPO法人たのしい教育研究所の喜友名一(きゆな・はじめ)代表が講師を務めた。喜友名さんは「間違ってもいい。予想を立てて、実験で確かめることが大切」と児童らに訴えた。児童らは授業で繰り広げられる実験に釘付けだった。小学生対象の授業では、空気抵抗について講義。「金槌(かなづち)と鳥の羽を同じ高さから同時に落とすと、どちらが先に着地するか」という質問に、児童らはさまざまな意見が出た。実際に現物で実験。金槌が先に着地することが分かると、児童は歓声を上げた。喜友名さんは、空気中に存在する原子と分子の抵抗によって、軽いものほど落下速度が下がることを説明した。
 喜友名さんは、月面で同様の実験をしたVTRを店、月面では同時に着地することを紹介。2年生の澤田稜大(りょうだい)君は「月では同時に落ちることが分かって面白かった。今日のことを家に帰ってお母さんに話したい」と笑顔で語った。同授業は、県による沖縄サイエンスキャラバン構築事業の離島・遠隔地等コミュニケーション推進プロジェクト。小学生対象の授業の後、中学絵師対象の授業も行われた。
(八重山日報2014年1月28日 豊内順子記者)


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